同時に域内避難措置が行われているため、報道各社が独自に放射線を測定する事もできないためどれだけの放射性物質が漏洩しているのかも政府・東京電力の記者会見以外の一次情報がありません。
それ以上に困ってしまうのは、各報道などでコメンテーターと称して呼ばれている専門家が口を開けば危険性がコントロールされているかのような発言を続けていて、原発に海水を入れて冷却というのは「事実上炉を捨てる覚悟の最後の手段」という実証例も無い最終手段であるにも関わらず(正直「祈るしかない」状況)ここを正確に報道していません。
反原発団体での記者会見になりますが、政治的部分は抜きにして原発設計者である専門家(後藤政志氏、東芝・元原子炉格納容器設計者)の技術的説明だけでも見る価値あります。
↓
http://www.ustream.tv/recorded/13270814
http://www.ustream.tv/recorded/13295610
(今日後藤政志氏は外国人記者クラブでも会見しています)
http://www.ustream.tv/recorded/13320454
今現在の状況は固唾を飲んで見守る、祈るしかない状況で、
思うに東京電力職員の方や自衛隊の特殊防護部隊が被曝の危険を顧みず現場にて命がけの作業にあたっている可能性も大きく、我々は彼らの作業にこのギリギリの国家的危機の命運を託すしかありません。
ほとんど報道されていませんが、特に3号炉は『ウランにプルトニウムを混合するMOX燃料』を使用してます。
東電:福島第一原発3号機でMOX燃料が再び露出−海水注入(3)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920009&sid=a9ycnUCqgF3Y
(これが飛んだら大変な事になります)
海外ではこの情報管制とも言える状況に強く苛立っているようで(CNNでは呼ばれた日本大使が相当やり込められたようです)、マスメディアの報道においては早期に禁句措置されたようですが(当初報道では使用されていた)「メルトダウン」の表現が使用され報道が行われており、
炉心溶融で漏出する物質―危険なのはヨウ素、ストロンチウム
http://jp.wsj.com/Japan/node_198389
一部情報では「IAEAから度々、日本政府は情報を公開せよと勧告が出されている」
http://twitter.com/uesugitakashi/status/47098088128659456
という話も出てきています。
(上杉氏のニコニコ動画番組におけるこの発言は裏が取れないので未確認情報ですが)
■そして現在(14日20時)2号炉で燃料が完全に露出
そして「22時に水位回復」、、
目が離せない状況が続いています。
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(3/16編集追記です)
昨今と言えば小沢報道関連で、
鳥越氏のTV朝日番組降板(番組改変という説もありますが)、
岩上氏のフジTV番組コメンテーター降板、
(岩上氏の場合ラジオ番組においてもニッポン放送瞬間降板の後最近文化放送レギュラーへ実質移籍のような形で続いていますが)
週間朝日の山口編集長更迭(販売部へ移動か)、
などなど(予想どおりというか)随分あからさまな話がありましたが、
前述部分の上杉氏のコメントを上杉氏の名誉のために補足しておきます。
どうやら裏取るも何も本当の話かと、
↓
はい。私は恐らくいくつかの番組を降ろされるでしょう。民放のみなさん、本当にさようなら。(^-^)/ RT @TJN23semiFree: いま原発の状況を伝え続けいてるテレビはNHkだけみたいですが、なぜですか?この期におよんで、東電が民法のスポンサーだからですか?
9:30 AM Mar 15th twiccaから
uesugitakashi
http://twitter.com/uesugitakashi/status/47454620326428672
↓
降板なう。 http://www.mag2.com/m/0001112241.html #kirakira QT @ame_inu 上杉隆氏 @uesugitakashi TBSキラキラ降板させられる。
2:51 AM Mar 15th webから ame_inu宛
uesugitakashi
http://twitter.com/uesugitakashi/status/47610969496633344
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受け取る側の話になるのですが。
>電力会社関連の報道に関しては新聞TVの報道に統制がかかるのは誰しもが知っている常識となっていますが
知人数人に話したら相手にされませんでした。
テレビの情報を全面的に信用してます。海外メディアやサイトでの話はでたらめだと思ってるようです。
また私のようにどの情報が正しいのか判断できない人も。。
どうなっちゃうんでしょうね。。
このままでは日本全体が放射能で覆われる。
天候次第では国内の水や食べ物はだめになるなんて話も聞きましたが。。
それが第二次世界大戦に突入した頃の『共同幻想の構造』です、
ベースは戦後も変わってません。
(政治思想によくある元左翼が手のひら返して米国従属型保守に転向するのと現象は似てます)
最悪のシナリオは回避の可能性はまだあります。(というか信じます)
しかし最悪のシナリオも判断基準として知っておくべでしょう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/353.html
書くべきか迷っているところですが、
心理的側面はkagewari精神分析のブログの方にレポート書く予定です。
>天候次第では国内の水や食べ物はだめになるなんて話も聞きましたが。。
私が聞いたのはにある広瀬隆氏の発言です。
情報元を貼り付けておくべきでしたね。
それと私の表現に誤りがあったら申し訳ありません。
実際には風向きや天候によっても変わってくるため、今の段階では放射能が全て流出した時にはどこにどういった影響が出るのか分からないとのことですね。
【インタビューズ (2011年03月17日)
福島原発事故
京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏電話インタビュー】
http://homepage2.nifty.com/Nishimaki/indextwtoday.htm
(動画)
http://www.videonews.com/interviews/001999/001761.php
http://www.videonews.com/asx/interviews/110317_koide_300.asx
(個人的には信用できると思って貼らせていただいたのですが)
ここからは心理学との話もかぶるのかもしれませんが。
今までは(仕事の休憩中は)原発や地震関連のニュースを皆が見ていて、私の周囲はこの話で持ちきりだったのですが、
昨日今日は他の人はバラエティー見て、話題も世間話ばかりで原発の話は全く出てきませんでした。
(私の思い過ごしかもしれませんが)原発の話は触れづらく、他の人は今の状態を遠い国での出来事のように感じてるのではないかと思えてなりません。
テレビの情報を信じ、海外メディアやネットの情報をデマだと思ってる人達です。
私は変人(ネット馬鹿、現実的な判断をきっちりできてない奴)扱いされてる感じでした。
もちろんマスコミの報道を疑ってる人も多いですが、少なくとも私の周囲ではネットを看てる人は社会適応できてない奴だと偏見を持ってる人もまだまだ多く、これではメディアの思う壷だなと感じたのが私の感想です。
(そういう私も自分で判断できなくてあたふたしてますが)
何事にも最悪のケースと無難に収まったケースから最良のケースまでシミュレーション可能なものはベースとして知っておくべきですが、
未来は誰にも予測できませんから「どうなるだろうか」と答えを求めるのは論理矛盾です。
(「どうなるだろうか」と心配するところまでで。事前のシミュがあれば「具体的に心配」となるのでそれに備えたいなら具体的に対応できるという事です。確度の高い情報であればシミュレーションの精度があがるのでその対応精度も高くなる。というところでしょうか、)
優先して考えるべきは「意図的偏向」の存在であるとか、構造論としての共同幻想であるとか(文字通り幻想ですから事実である必要はありません)、そこから波及する社会問題としての現状認知です。
第二次世界大戦当時も”事情知っている人”は100%戦争反対だったワケですが、所謂その事情通たる所以が事実として正しいのか否かに共同幻想は関係ありません。
(幻想の成立が重要なのであって幻想が事実か否かはたいした問題ではありません。勿論事実の方が説得力効果で成立が易しいだろうという推定は成立しますが、この部分はあくまでも副次的側面です。)
但し現代社会は当時と比べてはるかに社会の単独者化や情報取得のリテラシーは高いです。
(少なくとも東京における私の仕事関係事業者の方は概にレポートの事実関係はおおよそご存知です。外資の情報も東京の事業者なら普通に耳に入りますので、)
地方と都市との関係でいえば、都市計画や不動産開発など地方が惨憺たる状況になった現状は共同幻想と都市構造論のようなもので、地方の(民度と言えば間違いですが)情報取得のリテラシーが(心理的に言えば動機や意欲の点において)どうしても都市に比べて遅れていて(いわば詐欺的開発はそこにつけこむワケですが)、
この状況に大きな変化を見せたのが阿久根氏の竹原市長問題です。
(詳しくは書きませんが)
第二次世界大戦当時には考えられないほど、個人がひとりで地域の共同幻想の偏向的な部分に対して強く干渉し、場合によればそれを破壊(破壊)する事が可能であることを証明してしまいましたから、この共同幻想と都市構造論のような問題は今後大きく変化していくだろうという点は間違い無いでしょう。
原発関係に関しては精神分析の方のブログに書く予定です、コメントはこの辺までの話に止めておきます。