こういう時には頼りになるのが共産党と、
東京都内各地の空中放射線量測定結果について
http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu5/2011/20110525195904.html
特に千葉県よりの東京都東端側には想像以上の高い数値が出ていると言わざるを得ません。
(公園の塵が吹き溜まるところであるとか剪定された樹木を束ねたものなど高い線量が想定されます。)
現在進行形の状況は東電寄りと思われる保守系首長(決めつけるのはいかんと思いますが)の自治体は計測やDATAの公表にも積極的では無いので、私達住民は自力で第三者が公開などしているDATAから現状を”読む”ことが防衛策となっているワケで、
返す返すも「メルトダウン濃厚なら事故直後マスクしてたかも」な人もかなりいらっしゃるのではないかとも思います。
(水道水のDATA出た時の巷の反応からすれば予測つきますよね)
政局の話は心理学のブログに書く予定なので深くは突っ込みませんが、今回の政治劇は昔のような”わかりやすい対立”ではありませんから、当初から『第二次・第三次』などその後の動きも織り込まれている話なので今現在わかっていることは「早晩菅政権は退陣する」という事です。
次期政権がどれぐらい情報公開と計測、そして”政府自らの安全デマ”への対策に動いてくれるのかは予断を許しませんが誰がやっても管政権ほどは酷く無いでしょう。
理由は簡単です。
次の政権は菅政権を批判するスタンスが必要になりますから(ねじれ国会における与野党協議を進めるにおいても名目上において不信任を出した自民党の批判に耐えうる内容が求められる)現在の問題を何らかの立ち位置で是正しないことには政権が成立し様がないからです。
仮に菅首相の思惑のように『後継者指名』的影響力を及ぼした”直菅内閣”であれば与野党協議の問題(ねじれ国会)は更に難航する事になります。
(前述で”名目上”と書いたのは自民にとっても国会で嘘をついたことになるのは立場がマズイので、国会において批判していた部分が名目是正される内閣であれば徹底抗戦する大義名分無くなるので、ここは重要になります。)
消去法で言えば「前原・仙石は無い」(勿論小沢も無い・又現在小沢グループには後継者となるような有力議員がいません:まだ若い)、有力なのは『樽床氏(本人は10年後と思っているかもしれませんが)』或いは中間派から誰かでしょうね(この場合は暫定軽量級)。
震災対策限定内閣的に亀井静香の可能性もあったのですが、先日与野党協議対策で菅首相の指示を引き受けてしまってから発言力が低下してしまい亀井暫定政権も無理でしょう。
原口氏は小沢グループの支持を期待しているのでしょうが、いやはやここはなんとも。
(優れた人物に思いますが鳩山氏と同じような評判も多く、、)
原発対策的には所属は仙石系でありながら小沢氏とも話せる仲である細野が(その能力なりに)かなり頑張っているので、
福島原発「若い世代にかわってワシらが働く」 シニア行動隊の訴えに政府が動いた
http://news.nicovideo.jp/watch/nw70820
↑
これはかなり踏み込んでますよ(彼なりに)。このグループには”あの京大小出助教”が参加していますから。
不満は残しつつも政権が代われば更に対応は加速するでしょう。
(小沢・原口両氏が指摘している『東電まかせでは無理』(政府直轄で対応)の方向行くでしょう)
話は戻って東京の放射性物質汚染レベルを考えるなかで、福島県における避難を当てはめて考えると「これだけ東京都内での地域格差があるのなら都内での避難も十分合理的である」という事です。
若い女性や小さいお子様いらっしゃる世帯の方は事故収束まで(1年〜10年ってところでしょうか)東京西側の数値の小さい区なり市なりの一時避難が有効という事です。
何も引っ越ししなければならないという事ではありません。
(この辺は武田教授も小出助教も指摘していますが)
週末行楽や遊びにいくところなど出歩く先を放射線レベル低い地域とすればよいのです。
(共産党が計測した高いレベルの地域でも自宅屋内などでは相当の低レベルとなっている事が推定されるので自宅内での被曝は過度に心配するレベルでは無いと思います。)
これはすぐにでもできることですから、若い女性や小さいお子様いらっしゃる世帯の方は共産党のDATAを参考に検討されてみる価値あると思いますよ。
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東京でも放射性物質の影響はかなりあるようです。
2011年06月04日
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