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日本の政治状況

2011年09月26日

なんとなくそんな気がしていたのですが、
陸山会事件:小沢氏元秘書3人に有罪判決』となりました。
関連で暫くグダグダ報道も続くのでしょうが、言うならば『反小沢』という軸といいますか『小沢逆賊的くくり(明治維新時からの何ですね)』をまだまだこの国は引っ張りますよと、こういう方向性でしょう。
小沢氏周囲で、側近という意味では無くこの状況を見てきた議員は当選回数的にまだ若いとは言え後10年もすれば中堅となるでしょう。彼らには政界再編の力はありませんが元より小沢氏も安易に民主党を壊す腹は無いのですから(そういう事の無いように民主主義の形を作る事が小沢氏の政治目標だったのであり)、私はデモにも参加した小沢ファンですが実は「これも悪くない方向性か」と思いはじめてます。

話の内容が内容だけにこのブログではフジテレビデモには触れていませんが(心理学の方では何回かとりあげてます)、全ては『反小沢』から始まっているのじゃないかと思います。
・米国の圧力は公党の米軍沖縄基地への見解を潰す力がある
・首相候補筆頭の政治家をこの国は(あたかも第三世界のように)検察権力で失脚させることができる
・民主・自民に関わらずマスメディアは「要人の首を取るニュース」に半ば謀略機関のように関わっている
(この部分は原発安全デマにより更に確かなものになりましたが民主・自民に関わらないところがポイントで忘れてはいけないのは「中川昭一氏への謀略」でしょう)
・マスメディア不信がかなりの規模で一般的認知に拡大
(フジテレビデモのベースはここにあります)
・官僚の一部はこの国の公務員では無く米国の公務員ではなかろうかと思えるような「GHQ体制は平成でも生きている」ことがなんとなくひろまりつつある
・民主党内における”反小沢とは何か”って事の意味が党内で周知されつつある
・並行して実は自民の解体が急速に進んでいる
(人材難は民主と”遜色ない”レベルに落ちてます)
・選挙制度改革で中選挙区復活のような話は消えつつあり小選挙区比例併用が有力になりつつある
(小沢氏は面白くないかもですが世界的に冷戦後の政治状況には「二大政党であっても”二大政党のみ”には無理がある」状況がありここは併用程度の少数政党有利な選挙制度改革の方が”衆参ねじれ問題”を打開しやすい側面もあり案外日本にあっているかもしれない)
・無理に正面衝突しなくても米国がガタガタと凋落傾向にある
・反小沢=政治の停滞でしかない事になるため、結果論として「使えない政治家のダメ出し」が急速に進んた。
(逆パージみたいな不思議な現象が起きている:反小沢で突出して失脚乃至馬脚を現していない政治家はいないのじゃないか)
・小沢氏の安全保障政策の骨子のひとつ”国連主義”ですが、当初「そんなことは無理」的にこれを軽視する論壇も多かった中、先日の「アッバス議長のパレスチナ国連加盟申請」は事実上のイスラエル・米国の孤立を浮き彫りにして国連の様相は変わりつつあります。
(イスラエルにおいても国際世論からの孤立を相当深刻に受け止めているようです)


■肝心な事は「小沢を総理に」なる話は何も小沢氏の個人的幸福のためでは無く、彼の政治力に期待するからに他なりません。
ところが今の状況で仮に小沢氏が総理になってもその実行力がいかんなく発揮される状況でしょうか?考えるまでもなく否です。
(いきなりマスコミ・マスメディア解体なんてことになれば大騒ぎです)
しかし、一部の意見とは言え「マスメディア批判のデモが大規模で起きている」じゃないですか。
(おそらく小沢支持デモ的だけのくくりではあの規模にはならない)
反小沢的な「某国の出先機関じゃなかろうか」とおぼしき政治家が現役バリバリな状況で素直に小沢政権に協力するでしょうか。
しかし、結果反小沢政権は短命に終わるだけでなく政治的失脚に繋がっている。
同時に小沢氏は間接的にであっても震災対応・原発東京電力問題に影響力を保持しており限られているとは言え(菅政権を倒したワケですし)効率的に政治力を行使しています。
反小沢シフトで暴走した検察は郵便不正事件で大失態を犯しただけでなく陸山会事件でも批判が高まり(あんまり無茶な判決が続くと石川氏の録音が公開されるんじゃないですかこれ)、事実上の粛清人事が行われてます。
(いくら小沢政権であってもそれほど級の指揮権は使えないでしょう)
仮に小沢氏や秘書が無罪だとしても(判決は有罪であっても事実上起訴内容がグダグダな件は報道されているワケですし)一気に小沢氏の名誉回復は行われない(マスメディアの体制が体制ですから)。→つまり時間はかかるのであって、控訴審が続く方が(その内容が法廷で明らかになるですから)この状況は好ましい。
(石川議員には辛い結果かと思いますが)


■そして一大規模に発展した「反原発デモ」
(小沢氏が目指していた民主主義社会ってものはこういうことだった筈です)


自民党も小選挙区制度が効果をあげ派閥領袖は失脚し、党内は一からやりなおししないとどうにも収集がつかない瀬戸際です。現実民主党の政権運営が菅政権で反小沢化した経緯もあるため「反小沢だけでは民主党相手の選挙に楽勝とはいえない」。
(ひょっとするとここで自民党が一気に民主主義政党としてリストラ(再生)されるかもしれない:自民は子供手当に反対しているように理解されている方多いですが先日の参議院選挙時でも随分前向きに少子化対策としての給付などを検討しており昔の自民とは随分印象変わってきました)

小沢氏的な政治信条を受け継ぐ政治家はまだ若く=世間的には小沢氏は世代交代に反対しちるかのように見られていますが、果たしてそうでしょうか?
これだけ短命政権が続くというのであれば、世代交代を進めれば進めるほどダメ出しも急速に進んで、小沢世代に近づくということになります。
(重要な事は小沢グループ的人材が選挙で一気に消え去る事ですが小沢グループパージは輿石幹事長により起きない:来年9月の状況は読めませんが)


■考えれば考えるほど最近「小沢政権がずっと続いているのと同じだったのではないか」と思うのです。仮に小沢氏が検察権力により結果として政治生命を終わるのだとしても、今後始まると予想される激動の10年(米国と欧州・ドルとユーロの崩壊)小沢氏も随分深刻にこの状況にコメントしていますが、『その危機にこそ小沢人脈の政治家が求められる』のじゃないですか。
つまり「次の次の世代」です。
この間陸山会事件裁判は並行して続き(マスメディアの反小沢シフトも続くのでしょう)、同時に戦後日本において隠されてきた内面の暴露は今後も続く。
(同時にこの時小沢氏の名誉回復が確定するかもしれない)


来年には鈴木宗男氏が出所します。
ライブドア事件に前後して(始まりは野村監督パージなのですが)検察首脳が苦々しく語った話が漏れ伝わってきますが「昭和なら強制捜査逮捕となれば社会的にも葬る事ができたんだが、最近は判決が有罪になっても(下手したら更に知名度があがり)潰そうと狙った相手が堂々と復権する時代になってしまった(場合によると更に力をつけて)」、無理筋の捜査であれば結果が有罪であっても「社会は内容見ている」って事です。
仮にそのリテラシー的判断が一部階層であっても『現代社会は市民デモが万オーダーに乗る時代』です。ひとつ間違えば批判の矛先は自分の側に戻ってくる。
(復権と言えば佐藤優氏などがその代表例でしょう。福島の佐藤栄佐久元福島県知事もそうかもしれません。)
堀江氏も2年後ぐらいには出所です、
10年ひと昔じゃないですが2年なんてあっという間でしょう、
この間陸山会事件裁判は並行して続きます。
(石川ともひろ議員もこの裁判の中で佐藤優氏のように重要な人物として頭角を現してくるような気がしてなりません。政治家か評論家かは別として、)

そして、一回ぐらい自民党政権に戻るかもしれません。
これも逆に楽しみなのです、
「始めて双方政権与党を経験した二つの政党が野党与党で国会開く事になりますから」
どこかの新聞社は倒産するかもしれないし、TV局の偏向報道に関しては様々な角度からその追及は拡大していくでしょう。
スマホなどで通信回線がパンクしている状況はメディアが一気にインターネットに切り替わっている証明です。安価なアンドロイド・タブレットPCの伸びはこれを更に急加速させる。


■不動産の分野においても「昭和の経済成長モデル」だった”分譲住宅やマンション建設”の在り方が購入する世帯の側からも開発勧める民間業者の側からも疑問の声が上がるようになってきてます。
(しかも世界的に”不動産バブルが飛ぶ”のがもうね流行みたいな)
先日の東北震災における「現行耐震性だけでは想定外の津波には対抗できないこと」など、この10年で大きく状況は変化するでしょう。
(円高を背景に海外の不動産投資が各台する可能性もあるでしょう。てかそれが市場経済における需給バランスですから、破綻可能性のある国にとっも海外投資が無い事には経済の底を支えられない。)
中国の民主化とバブル崩壊だけでなく米国経済の崩壊を見る事になるかもしれません。
世界の危機と変革はこれからが本番です。


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ジャーナリスト江川氏のツイッターによると、
@amneris84
判決聞いてびっくりの連続でしたにゃ〜。これでは証拠なしでも裁判官の推測や価値観で、いくらでも有罪判決書けちゃいますね。検察官も本音では相当びっくりしているんじゃないでしょうか〜
http://twitter.com/#!/amneris84/status/118240961712238592
 ↑
裁判所の”配慮”が贔屓の引き倒しになるような気がしてなりません(笑


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posted by kagewari/iwahara at 18:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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