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賃貸住居の喫煙事情(空気清浄機の運用)

2012年05月25日

すっかりマイナーな存在になりつつある『愛煙家』ですが、
タバコを選べば喫煙本数や健康被害も減らせる方向性もありますし(銘柄で言えばナチュラルアメリカンスピリッツなどの無添加系)、一時世間を席巻した「喫煙か禁煙か」の二択を迫られる状況はタバコ増税効果もあって鎮静化してきているかなと思います。
個人の選択として大人が喫煙を選ぶ権利はそれなりに尊重されなければならないですし、同時に嫌煙の権利も尊重されるべきでしょう。
現実的には「分煙」がテーマとなります。
※健康被害の統計的認定に関しても意見は多数あることも幾らか周知されてきているかと思います。

又、昨今は賃貸住居の募集条件に「禁煙の方限定」増えてきておりますが、
これはある意味『東京ルール』的に常識的範囲の喫煙が自然損耗の範囲として認められているため審査的にNGと判断されている大家さんがいるためで(壁紙のタールによる汚れは調理による焦げ発生時のものと類似したものです)、汚れを落とし難いなどの事情によるものですが、本筋から言えば内装は6年前後で9割方減価償却しますので入居条件で禁煙とするのが合理的かと言えば微妙なところでもあります。
入居条件として「禁煙」はあたかも6年未満での契約を前提にするような話になってしまいますからね、この判断はなんともです。

と言いましても、誤解もあると思うのですが愛煙家としても部屋が汚れるとかPCモニターやメガネなどのタバコによる汚れは困った問題だと思っているワケなんです。室内がモクモク状態というのも気分のいいものではありませんし、特に銘柄の違うタバコの香りは同じ愛煙家でも不快に感じる例少なくありません。
■愛煙家だからこそ分煙に関心が高い部分あります。
(よく知ってますから)

十年前ぐらいでしたら「分煙と言えばマンションのベランダで」なる方法もありましたが、昨今はベランダでの喫煙は隣室などに煙が入るためむしろ厳禁であります。
アパートはベランダ・バルコニーが無いケースもありますし、戸数が左右だけでなく上下にも少ないので換気で排煙もそれほど神経質になること無いですが、一定規模のマンションとなれば上下左右に隣室がありますから、洗濯物に匂いが付くなどクレームとなる場合も少なくありません。
※マンションでのベランダ・バルコニーでの物干し自体禁止の傾向も進んでいますけど物干し論は今回のテーマから外れますから詳しくは書きません。


■最善策はやはり『空気清浄機』でしょう。
当初ですね、格安の扇風機などに手を加えて簡易の卓上吸煙機を作れないものかと実験してみたのですが「全然ダメ」でした(笑

考えてみれば実に簡単な原理でありまして、
扇風機は確かに下流側の風は強い志向性ありますが、吸気側にはほとんど志向性が無いのであります。(掃除機なんかあれほど吸気口を絞って効果を出しているワケでして)一定の範囲に渡って吸気側空気を吸いこむとなると半端な扇風機ではパワー不足なんですね。大型扇風機を使う場合も吸気側に志向性が無いと難しい。
※換気扇があれほど効果的なのは室内側と屋外との空気抵抗差を使っているところありますから換気扇ファンの力だけで排煙しているのではありません。

つまり卓上吸煙空気清浄機にはサーキュレータークラスのパワーがいるんですね。
そこで市販機種からあれこれと考えてみました。
調べてみますと『タバコの煙専用機』のような設定の商品があります。
(想像するにタバコの煙に特化の所以はフィルター透過率の差だと思います、)

●一段目がこちら「タバコ専用タイプ」
現在価格5,718円
ZOJIRUSHI 空気清浄機 PA-ZA06-BA ブラック
B001CSFKWC

(象印は6千円前後の卓上タイプが複数機種あるので勿論他の一般機種もアリに思います)

一段目の卓上吸煙機ではヤニ中心の煙そのものを吸煙するのが主な機能になりますので、嫌煙派の方には空気清浄器機としての性能は十分とは言えないようです。

●そこで二段目を配置します
現在価格20,066円
ダイキン(DAIKIN) パワフル空気清浄機「光クリエール」 ホワイト ACM75M-W
B005KVF6DA


上記紹介の型番では無いのですが、業務用機器などでお馴染みのダイキンは以前JTと共同開発でタバコ専用の空気清浄器を販売していた事があるんです。
(その機種は廃版らしい)
ですから後継の他機種にはそれなりのノウハウは反映されているのではないかと期待できますし、二段構えにする事で当時の高性能機種に近づくのではないかと思います。『デスク回りに限定する個人の喫煙コーナーを設置する』という考え方です。
(二段目は帖数など仕事量の多い機種を選びましょう)

勿論この方式で専用喫煙室並の分煙となる事はありませんが、「何もしない」のとでは比較にならないでしょう。


■小規模アパートなどで居室窓に換気扇を設置可能であれば(特に二階なら)空気清浄器より室内換気扇の方が効果的かと思います。
可能であれば吸・排気扇ダブルファン方式が段違いの性能なんですが機種が限られていて高価な事もありダブルファンは自作派の方にお勧めかもですね。
気密性の高いマンションの場合であれば(前述のように左右上下階も存在しますし)、やはり『空気清浄器二段式』が有効な策に思います。
レイアウトとしては卓上横などに一段目を配置、二段目は壁面などに配置し「3帖程度の喫煙コーナーを作る」のがお勧めですね。


<番外編>
実験まではしていませんが、
「一段目の卓上吸煙機」は手っ取り早く煙を集める事がその機能として重要ですし最も汚れやすい部分になりますから、ランニングコスト的なキモになります。
一段目の目的は集煙メインなので、更に透過率の高いフィルターを試してみるのもいいかもしれません。
(空気清浄機的には二段目が本命ですから)
換気扇用やレンジフード用のフィルターがドラッグストアなどで安価に販売されているのは皆さんご存知と思います。一段目にはこういうタイプのフィルターなどを頻繁に交換する方式を試してみるのもアリかもです。
※仕様外の利用法はメーカーサポート外になりますので「あくまでも自己責任で」

去年は無印の「静音サーキュレーター(無音潜水艦のスクリューみたいな形のプロペラ設計)」のように、仕事量が同じでも音が静かという技術も進んでます。
更に高価な機種の組み合わせとすればより大きな期待もできますが、『一段目の卓上機種』にはスペース的な限界がありますので、一段目は必ずしも高級機種では無い方がベターかもしれません。
安価な機種とすれば一段目をツインで使用する事も考えられますしね。


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posted by kagewari/iwahara at 16:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 住まいのキーパーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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