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木造住居と言えば

2012年12月15日

高機能住宅を考える時に木造が断然有利であろところ前回お話しましたが、
木造住居と言えば一般的イメージは『一戸建て』でしょう。
しかしですね、それじゃ話が面白く無いとね、
木造建築のいいところのひとつとして地域の工務店さんなんかにも膨大な技術の蓄積あるって部分も見逃せません。
実際の見積もりにはそれほど差が無いとしても、現場では「木造なら楽なんだけどな」な側面実際にあります。逆に言えば「非木造は何するにしても大変」って事ですから仮に単価にそれほどの違いが無くても(所謂工務店側が泣くかたちで)、工事の成果として木造の方が期待値が上になりますから、オーナーの保守管理意識から見ればその評価は(表面的な数字に出ていなくても)歴然です。

高齢化社会で人口減が予定されている部分だけでなく、
心理的にも巨大集合住宅での暮らしと個別性の高い暮らしには差異がある可能性だって予見されます。DATAの取れるような話ではありませんが、プライバシーエリアと住居構造の相関は考えるまでもないことですし、経済性から高層化があるとしても高層化は底地の高い都心商業地近隣に限った経済性で土地価格との関係性が担保されない高層化は単なるバブル予備軍(構造的に資産リスクがある)でしかありません。

日本はねもっと木造住宅造らないといかんのです。
遮音性・耐震性・耐火性だって現代文明でどうにでもなる部分でしょう、
(耐火性なんて事で言えば高層ビル火災の方が何倍も危険なんですから。)
最大の強みは設備更新含めて「工事の自由度が高い」ところです、
初期に発電設備の導入無くても後付けも容易ですし、断熱材の入れ替えもやろうと思えば可能なのであって、リフォームで出来ない事が無いと言ってもいいでしょう。
(例の再建築不可物件を柱一本残して実質新築作戦など最たるもので、)

「新手の高機能コンクリート」がハイブリッド的に将来登場するかもしれませんが、そこまで頑張らなくても(そこは都心部高層を得意とする大手ゼネコンが担当すればいいのであり)、普通に木造住居を造る豊富な技能蓄積あるんですから実に勿体ない話です。

■『高級木造アパート』或いは『高級木造テラスハウス』
伸びて欲しい分野なんです。
特に後者の『高級木造テラスハウス』はですね、
以前レポートした阿佐ヶ谷住宅のそれのような、
阿佐ヶ谷住宅をめぐる風景(前編)http://kagewari-retour.seesaa.net/article/159286421.html
 ↑
こういった開発が期待されるところで、
現代的に言えば「ファミリーから高級シングルまで幅広の世帯に対応可能」であり、ここに分譲に代わる「売買可能な永住権的定期借家制度」が選択可能であればとてもマルチパーパスな社会資本になります。
(法的部分の整備がキモと言えばキモ)

以前某田園都市線界隈で「建築当初は外国人向けだったのかな」みたいな珍しいRC2階建のテラスハウスを内見で見た事があります。
(玄関前が駐車場になるタイプで庭付き段々に斜めって先に伸びている造り)
建築的にRCである必然性はどこにもなかったのですが、確かにその高級感は申し分無いもので当時依頼の希望タイプだった高級分譲マンションを上回る評価でした。
こういう建築は勿論木造でも可能ですが、
ぶっちゃけ「造るオーナーがいない」「工務店の設計雛形にない」などで実現していないだけで、高級木造アパートとして造ればかなり高い評価になるのではないかと思います。
(事実上2×4専業でやってる三井ホームあたりがシリーズ化してくれないでしょうかね、)


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posted by kagewari/iwahara at 01:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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