win8の評判がえらく悪いと言いますかww
私も評価版インストールしてどういうもんかはある程度わかっているつもりなので(実際次期メインマシンはwin8になります)、微妙にカオス状態の今後を考えてみます。
どうやら鍵となっっているのは『クラウド』で、MSがSKYドライブのサービスを始めて以来「頑張ればオフィースをマシンにインストールしなくてもいける」状態になってます。
勿論この辺の利用には高速通信回線が必須なんですが、
えーそこいら関連で現在過渡期と申しますか微妙なところあるんですよね。
前述の流れはそのものズバリ「タブレット端末がPCにとって代わる可能性」を示唆するものです。この場合microSDカードによるストレージ増設であるとか内蔵SSDの容量増を気にせず「ローカルに保存するのではなくクラウドに」なんて流れが既定路線な方向で進行中でありまして、
事実現在でもタブレットのリカバリーDATAはクラウドでみたいな奴だとか各社様々な試行錯誤中。
(win8でも各種設定をリンクし同期可能な機能があるようです)
■「クラウドあるからいいでしょ」的タブレット新鋭機種ではmicroSDカード差すところが無いって話になってます。
事の始まりは「ブラウザがあればOSはいらないのではないか」なところに思います。
元々ブラウザはメモリキャッシュは使いますが基本読んだ次から削除される格好で、ローカルには保存しないがいつでも回線速度さえあれば閲覧できる事になってますし、webメールの機能向上からメーラーって必要かって話ににもなりつつあり(フリーメールのメールボックがギガクラスに拡大したのはもうほとんどクラウドサービスみたいなもので)、現在各ブラウザはブックマークや設定情報をリンクで別のマシンにも即時導入可能な方向です。←昔はバックアップと言えば『設定ファイルとブックマーク』なんて時代がありましたよ。ホント時代が進むのは早いもので、
(同期に関しては勿論operaもそうですが中でもoperaメモは確かにすこぶる便利)
勿論ブラウザのケースは「ファイルがちっこいからネット環境の某所にそれが保存されていてもまったく不都合が無い」からであり(著作権の事もあるので事実上ダウンロードされた動画がクラウドで自動保存なんてサービスは無い)、ファイルが小さい=通信速度によるストレスを感じない、というワケですよ。
※ほとんど聞いただけで著作権違反を意味する「ファイル交換ソフト」の利用など、やはりここでも著作権がweb世界の環境全体の足を引っ張っているような気もするねすよね。
それはともかく、
ですから、モバイル通信の常時接続利用料金など考えると『容量の大きなファイルをクラウドに』というのは『現状の通信インフラと常時接続料金』から考えるとまだまだ現実的ではありません。
※容量の小さいローカルのファイルをフォルダ構成そのままクラウド上でミラーリングするのはアリかなと思います。
そんなこんなで試行錯誤中の最新タブレットとデスクトップPCとの環境上の乖離は甚だしくなっており、
■これを両方兼ね備えたOSなんてものを考えたところにwin8の苦悩があるのでしょう。win8の不評は「タブレット用のメトロとデスクトップを選択できない」ところにあり(タブレット専用のwin8はメトロしか使えないんでしたっけ)、所謂普通のPC使用時にタブレット用インターフェースの画面が出ちゃうのはね〜これ誰が考えても「うーんなんともならん」と、この辺の分岐は前述のとおりで、SSDが今や240Gとかでも普通みたいな大容量化してますが、本来高価だったSSDは前述の「タブレット文化」の恩恵と申しますか流用で「ローカルは小さくてもいい」方向で修練するのがわかりやすかったのです。ところが長年ノーマルPC使っている人的に言えばやれSSDの速度が云々、バックアップのメモリは当然USB3.0の高速な奴でなどなどそこに技術的なんとやらあるワケで、「全部クラウド」って事になればそこいら辺の速度はほとんど意味無くなっちゃうのであり(なので当初タブレットはおおよそ速いとは言えないmicroSDをストレージにしても違和感無かった)、技術屋さんもジレンマでしょうね。
一部の意見には、今後PC環境はユニバーサルな方向でシンクライアント化(難しい処理は全部クラウドで持ち歩いているのは地デジTVみたいな端末)みたいな話も出てきちゃってますが、これもどうなんだろうと思います。
■PHSの頃からのモバイラーだった私としては(当時なんて32Kだの128Kはえーとかの時代ですよ)『何時になったらリチュウムイオンを超えるバッテリーが実用化されんの』と声を大にして言いたいところなんですが(笑
現行タブレットは事実上ユーザー自身でバッテリー交換することができません(メーカー修理扱い)。これじゃ「3年で全機種自動的にディスコンですよ」と言い放っているようなもので、いかにも乱暴な話です(私なんかTinkPad X32まだ現役でっせ)。
確かに、急速に経済成長している第三世界においてはインフラ整備的にワイヤードはどほどに後は無線基地局使って一足飛びにモバイル通信環境への方が都合いいですからモバイル通信の速度はバンバン上昇するでしょう。
それでも、200Mやら1Gやらのファイルをサクサクとクラウドにアップロードなんかできっこないので、恐らくここの解決策は『動画なら一度自分のクラウドのキャッシュにダウンロードされたファイルをストリーミングで利用』『文書関係のデカイファイルもダウンロードせずにSKYドライブ内で編集保存』←のように最初っからローカルに保存しないって事になるのでしょう。
(サーバのレスポンスもバンバン向上するでしょうし)
■これって「何かを個人所有するという概念」の根本を変えてしまうのかもですね。
(ローカルが大容量なだけで”何か怪しい人だ”みたいな)
微妙ですね〜
電子書籍はいんですよ、動画ファイルも、それがローカルに保存されていなくてクラウドサービス上にズラッと並んでいるって様は「なんとも微妙」です。
(場合によっては随時ダウンロードしたり削除したりってものな〜)
何処がいいのか悪いのかもわからないのですが、なんかひっかかります。
(テンポラリにダウンロードするのは著作権違反では無いがそこから別のローカルフォルダに移動させると違法だってワケのわからない違和感とほとんど同じですね。)
単に私が歳だって事なのでしょうか。
どうにもしっくりいかないです、
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『PCとタブレット関連』その後
2013年02月12日
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