実際内見した部屋では無いのですが、某調査時の話です。最近では珍しいタイプとなる「間借り風賃貸アパート」がありました。
ちなみに「戸建1階部分」であるとか「準戸建2階部分」というような募集は珍しく無く、普通の戸建賃貸より”一戸建てテイスト”が上位だったりするためお勧めなんですが(思うにここは戸建ての王道が平屋であるためでしょう)、間借り的なワンフロア占有というのは私も過去に記憶が無く、かなり珍しいタイプの部屋になります。
間取りはこちら、
見たままと言えばそれまでなんですが、30u越えで約8万某都心区の相当古築と思われる戸建て一階なのであります。(勝手口風に見える分はメーターボックスです。)
シェアハウスのようにも見えますが、玄関ホール部分が別途施錠できるようになっているとのことで、個室性は担保されており「共同玄関型アパート」として募集されていました。
流石にこのパターンとなりますと、深夜に帰宅や深夜のコンビニ買い出し多目な方は何かと気を使わざるを得ないかもですから誰にでもお勧めとは言えないのかもしれませんが、帰宅時間早い仕事の方で自宅でゆったり過ごすライフスタイルな方には好適でしょう。
木造建築自由度のなせる技で独立洗面にバス・トイレ別、居室外の廊下は縁側的とまでいきませんがそれらしい造作となっており(居室と廊下の間は障子)、若干隙間風も多そうですが夏には風通しのいい暮らしが期待できます。(素面では場所確認できませんが資料的には洗濯機置場も室内となってました。)
古築の8帖と言えば1.54u江戸間×8=12.32 団地サイズ1.29uで割ると9.6帖ですから「築浅マンションなんかで言えば約10帖でもいけるか」という広さです。
滅多に無いタイプの賃貸住宅になりますが、やはり木造は面白いですね。
(ちなみに居室は畳の方がベターな気がするんですが現代風にフローリングとなっておりました。)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『共同玄関の二世帯的戸建テイストな部屋』
2013年11月09日
この記事へのコメント
この記事へのトラックバック