「欠陥億ション」の報道はどうだったのでしょうか
http://kagewari-retour.seesaa.net/article/388165540.html
続報が入ってきました。
三菱地所:南青山の高級物件を建て替えへ−費用は鹿島が負担
http://www.bloomberg.co.jp/bb/newsarchive/N2K1AZ6K50XS01.html
(一部引用)
3月17日(ブルームバーグ):三菱地所 が東京・南青山に建設中の高級マンションの工事に不具合が生じていた問題で、建て替えを決定したことが17日までに明らかになった。取り壊しと新たな建設費用は施工業者である鹿島建設 が負担する。
三菱地所の渡辺昌之広報担当によれば、15、16の両日に都内で契約者向けに説明会を開き、こうした方針を伝えた。説明会には両日で7割以上の契約者が出席した。建て替えには3−4年かかる見通しで、建て替え完了後には現契約者は希望すれば優先的に入居のための再契約ができるという。
(中略)
ブルームバーグ・ニュースが取材した複数のアナリスト は、建て替えに必要な費用について、今後の資材価格の変化などにもよるが、取り壊しも含めて約60億円から100億円に上ると予測している。
(2014/03/17bloomberg.co.jp)
凄い規模の話ですね。
なんだか最近大手企業が関係する報道に触れると(またトヨタが米国で賠償金支払うらしいですがこれもトンデモな金額ですがなんて事無い報道で)、金銭感覚わからなくなります。
■経済学的に言えば「それが先進国のファンダメンタル」って事なんですけどね。
本来は『ベーシックインカム』なんかも余裕って事はないかもしれませんが導入可能な資金力あるんですよね。
(現代経済学は随分とあっちの方によれてしまい、意味不明のミクロ的均衡論に傾斜した結果マクロ経済学視点がガタガタになっているようです。)
考えれば考えるほど、そこで一般庶民の世帯だけがバランスシートの下支え役をやらされているような気がしてなりません。
実際のところ先進国の金融経済学は「インチキ錬金術ばりの信用創造技術」を発案した関係で過剰な流動性があるのに回らないみたいな事になってるんですが、、、
この辺でここ数十年は随分と財務省が悪者扱いされてますが、経済学そのものがそれに答える指針を出せていない状態で(アベノミクスとして知られるインフレターゲットを出しただけでもかなりの前進でした)、学問的根拠の無い政策を財務省がリスク負ってみたいな事になるのは無理ってもんですしね。政治判断に期待する部分が大きくなってますが、政治家の皆さんに経済学者超えろっていうのも流石にね。
(経済学に関してはどこかで大きなブレイクスルー頑張ってもらわないと先進国ポシャリますよほんとに。)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━