今年から東京一人ぐらしの学生さんなんかにおきましては電気コンロ一発のミニキッチンの部屋に入居となった方も多数と思います。と、そんなワケで前回の3点ユニットの使い方に繋げる感じで今回はミニキッチンでの暮らし方となります。
■まず、間取りの研究的な王道から始めますと
同じミニキッチンでも無理やり玄関からの通路に沿って配置されているものは、残念ですが設計思想的に間違っている側面あるので、通路に沿った配置の場合に関しては今回の話が適合しない場合ありますのでご注意ください。
基本的に、ミニキッチンの設計は昭和往年の投資向け1Rが大量生産された時のユニバーサルデザインであり、その配置は「3点ユニットの裏、居室側に向けて」となります(時にクローゼットがこの配置にもなる位置関係ですね)。つまり「時代に早すぎだストゥディオ1R」でもあったのです。
居室に正対する感じで配置されている事になりますから、シンク下のミニ冷蔵庫であっても「追加で小型冷蔵庫持ち込みも容易」ですし、キッチンワゴンなどの利用で(だいたい自炊する人は自然と炊飯器を置くため買う事になる)『キッチンのL字拡張』が容易です。
自分の暮らしに合わせて「HI一発増設か、奢ってオーブンレンジ使いになるか、最近廉価なオーブントースター使いになる、電子レンジを多用、炊飯器をご飯以外に使う達人になるだとか、ティファールの電気ポットを追加火力計算に加える」などなど導入されるキッチンワゴン上の”プラスワン”により使いこなしていくってのが正解です。
※電気コンロ一発対策の王道には『圧力釜使い』と言うのがある事も覚えておいて損無いでしょう。エコノミー派には保温鍋もアリでしょう。
(昭和だったら炊飯器の隣にはバッチン・トースターだったのでしょうね。)
勿論本筋はホテルの1Rがベースになっているのだから「ミニキッチン自体邪魔」なる漢もいらっしゃるでしょうから「増設すりゃいい」ってものでもありません(笑
重要なポイントは前述の「早すぎたストゥディオ設計」であるとこでしょうね。
これが”楽”なんですわ(笑
キッチンの使い勝手から言って「1K以上の間取りにおけるキッチンが寒い・暑い」ってのは持病みたいなもので、中にはこの環境的問題から料理作るのも嫌煙ぎみな方もいらっしゃるのではなかろうかと思ったりもします。この点「居室側に正対しているミニキッチンは安心」。えーインスタントラーメン作るのも、カップラーメン作るのも(料理とは言えませんが、、)実に楽々です。冷蔵庫も居室側にあるので、ビール飲むなりジュースを飲むなり「やろうと思えば部屋で立たなくても手が届く」ちゅう具合です。
■東京ビギナーで「ミニキッチンになっちゃた」とかですね弱気にならないでください。
又、贅沢している方から「ウチは二口ガスコンロのB・T別なのよ」なんて自慢されても臆する事などありませんよ(笑
「私のうちはワンルームストゥディオなのでキッチンは大きくないけど楽々よん」という事なんですからね。しかも住居設備の二口ガスコンロは持って歩けませんけれど、増設したオーブンレンジやちょっと豪奢なマイ・キッチンワゴンは次の引っ越しの時も持っていける資産です。
(駅前ターミナル営業店の口車に乗せられて無理して高い賃料の部屋に暮らすとかよりカッコいい事なんですから。)
更に更に「次の引っ越しは事務所系のストゥディオで7万台で25平米越え狙うのもアリだね」なんて『賃貸強者』のスキルを獲得するチャ〜ンスでもあるのですから。
(こっちのルートに入りますと障害貯金で100万からの差が出ると思います。)
と、そんなワケで「ミニキッチン」に不足感不満感ある方は、自分に合わせた工夫でバッチリ問題解決していきましょう。
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今年も東京ビギナーな方多数と思いますの part2
2014年04月24日
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