ちょっと前にも関連レポート書いたかなと思うので、その2となるでしょうか、
実験の結果『吸気サーキュレーター』がかなり効果的な事わかりましたからレポートいたします。
結局空冷「風通し」って話に尽きるのですが、
ご存じのとおり最近作のマンションは玄関通路方向に窓がありません。昭和往年の建築を例外に換気能力はお世辞にも上等とは言えないのが実情です(そもそもマンションの性能は気密性なので元から「風通し」は矛盾するんですが)。前後の窓を開けて一気に空気の入れ替えをする事は難しい部屋が大半だと思います。
かといってエアコン苦手な方や節電対策考えている方も少なく無い昨今、みなさんも試行錯誤されている事でしょう。
(※すっかり有名になっているのでエアコン室外機にひさしを付けると節電になるネタは省略します)
このテーマで数年前から「換気ダブルファン(吸排気)」を推薦してきたところですが、
商品として完成している「換気ダブルファン」はちょっとしたウィンドウファン(ウィンドウエアコン)並の価格がするためコストパフォーマンス的な問題がありました。
そこであれこれ実験と称して「窓の上下を何らかの”何”で仕切り上部に排気ファン下部に吸気ファン必要に応じて下部吸気ファンの外には打ち水」という方法が有効であるとわかってます。
(素人実験で「わかってます」なんて言い切っていいものかと思いますが、まいいでしょう(笑、)
更にこの方式は上下差のある掃き出し窓の方が効率性も高いと思います。
勿論当時実験で使用したUSBファン程度の出力ではたかが知れてますから、可能であれば市販のシングル窓用換気扇を上部に使用いただいて(できるだけ口径の大きなものを使ってください)、下部に設置器具の桟に空間を空け、別途下部に「出力の高いサーキュレーターで”吸気”」するのが好ましいと思います。
(私の場合はやっつけDIYでかなりいい加減な方式になってますが、真面目にやる場合はできるだけ市販のしっかりしたもので作成するべきでしょう。雨の日対策なども十分注意してください。)
加えて、室内に入れ込んだ冷気を「下から上へ循環」させれば完璧です。
面白おかしくやるならAmazonで入手できる超廉価なBOXファン(←これで検索すればみつかります)で十分効果的ですが、最近はサーキュレーターも3000円ぐらいで購入可能ですからしっかりやるならやはり市販のサーキュレーター利用するのがベターに思います。
■実験でわかった事ですが、
「とにかく換気扇(排気)だけでは空気の入れ替えは容易では無い」
同じ流量を同時に吸気するのとしないとでは段違いだって事です。
木造アパートなら部屋の前後の窓を開ける事が可能ですがこの場合も「常に換気方向に風が吹いているわけでもない」のでありまして、『吸排気ダブルファン』の設置は木造家屋の風通しも上回ると思います。広い部屋の場合中間点にも循環促進するサーキュレーターを置けばいいのであり「室内に風を吹かせる作戦」は工夫すれば更に促進させることも容易。
ある意味この手法は高級木造注文戸建て住宅などにも取り入れられており、この場合は壁の内側に空気の流れができるように大型のファンを取り付けて床下に特殊な石などを敷いて「冬暖かく夏涼しい温度管理」をするものです。何もねそんな高度に壁と外壁の内側に空気の流れを作らなくても「室内でしっかり風を回せばいんですww」、流石に冬に室内でファン回すのは制御難しところありますが、夏なら風強い分には困らないんですから「常にサーキュレーターは常備しておく」アリアリに思います。
と、言いつつ暑いのでこの原稿もルノアールで書いているワケでww
「暑い日には光熱費が勿体無いので図書館に行く」←これ節電の王道ですからね。
近所に図書館ある人はそれだけでかなり有利です。
ちなみに不動産的なネタとしては杉並区はやたらと図書館多いです(確か以前の区長の誰だったかが政策的に図書館増設したんだとか聞いた事あります)。
図書館分布に興味ある方は以下リンク参考にしてみてはいかがでしょうか。
図書館数・密度ランキング
http://tokyo-toshokan.net/00000590.htm
■東京シングルもですね『ミニマルコンパクト』であればエアコン頼みでも光熱費的心配それほどすることありませんが、ガンガン使えば馬鹿にならない金額になるのも確か。
いろいろチャレンジしてみるのも面白いものです。
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夏の節電対策その2でしょうか
2014年07月18日
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