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以外と大事かもしれない音の話

2014年08月28日

この話は隣室の音問題であるとか”関わっているようで関係が無い部分もある”のでご注意ください。
(隣室の音問題の過半にメンタル問題が関係しているためです)
物理的な音量なりTVの視聴や音楽鑑賞時に「音量が過剰に大きくならない方法」の技術的な話です。
どちらか言うと、”隣室への音”を気にしてTVの視聴や音楽鑑賞で過剰に遠慮してしまう人向けの話になります。そして高齢者の方向けの話でもありますね。
気にする人は状況に応じてヘッドフォンの利用している方もいらっしゃるかもですが、「音が聞き取り難い」「音楽が楽しめない」などのケースのかなりの部分が技術的問題であるとか機材選びの失敗だったりします。
オーディオファンの方ならご存知だと思うのですが、高域用のツイーターを高性能にすると低音も明瞭になるなど(倍音とかいうものが関係しているらしいです)通常では「逆なのじゃ?」な対策が効果的な場合もあるのです。
最も重要な事は「高音質のソースを使用する事」で(私は携帯MP3系の機材を使用していないのですが)、必要以上の圧縮などでソースの水準が下がってしまうとそれだけで聞き取り難いのでついボリュームを上げたくなります。
しかし、こういった場合ボリュームを上げても「ほとんど効果ありません」。
確かに機材のラウドネス関係を操作して所謂”ドンシャリ音”にするとなんとなく明瞭感が出るので、ヘッドフォンなどの過度な利用も関係している部分もあるのですが、音を大きくするとどうにかなると思っている方少なく無いと思います。これは間違いですのでご注意ください。
ラウドネスでもイコライザーでも本質的な音の変化は無く、例えばの話「画像不明調な写真の輝度を上げればはっきり見えるようになるワケでは無い」のと同じ事ですね。

結果、劣悪なソースと性能に問題のある機材を利用する人ほど「聞き取りやすくなる訳でも無いのに大音量になってしまう」傾向があるのです。
PC用スピーカーのジャンルなどでも廉価な商品も多数出ているのですが「デザイン優先で価格に音質が全く比例していないというか同じ価格でも性能差があり過ぎ」な傾向ありまして、購入失敗してしまうとボリュームあげてもどうにもならないのに大音量になってしまうなどの悪循環もあります。
視聴せずにスピーカー購入する場合は「同価格なら重いもの、音楽信号もヘッドフォン端子からではなくUSBからの方が音がいいです」加えて「スピーカーコーンを必要以上に大口径化しない事」ですね。特に廉価なフルレンジの場合(ツィーターが無いので)大口径になればなるほど広域の性能が落ちますので聞き取り難い現象も頻発します。
同時に小口径ユニットのものは低域ブーストしてもレスポンスする帯域が存在しませんので、この場合むしろPC設定で最低幾をカットオフする方が(ひずみが減って)ベターな場合もあります。

この辺の現象はミニコンポにも見られるもので、スピーカーユニット的に高性能ツィーターってかなり高価なんですよ。廉価なシステムコンポの場合そうそう高性能なものは搭載できません。昔なら無理せず小口径コーンでいいものを使う(こちらのがベースが廉価)って良心的設計もありましたけれど、実際どうでしょうとってつけたようなオマケツィーターで2way謳っているシステムコンポも多いと思います。BOSE宣伝する訳じゃありませんが、そんぐらいなら高性能小口径フルレンジ一発の方が期待できるんですよね。

■そしてここ重要なところですが
すっかり巷のTVは薄型になりました。もう薄型しか存在しません。
=「良質なスピーカーは絶対搭載不可能です」
容積的にもユニットサイズ的にも位置的にも「もうダメダメな内容」なんですよ。
リモコンで音質調整するにも馬鹿らしいぐらい「最初からもう無理」な内容になっていて、こいつが大音量になりがちの原因のひとつになってます。
(特に困っちゃうのが、モニター背面上向きとかにくっついている奴。これはどうにもならない。)
かといってたかがTVにやれAVアンプだ5.1chだ考える人はそう多くないでしょう(そもそも5.1サラウンドに一体どんな意味があるのかわからんのですが)。
そこで外付けスピーカーを諦めてドンドン音量上がっちゃている人いるかもです。
(リモコンで調整した広域ブースト最大だとか)
この場合はですね、ヘッドフォン端子からのアナログ接続でも構わないのでPC用のアンプ内蔵SPを検討してみてください(2千円だとか3千円程度でも十分です)。
よっぽどマシですから。
(画面のバッフル効果もいくらか期待できるので小口径でも案外大丈夫)

■ニアフィールドリスニングの誤解
音楽環境目的で(ミニコンポ以上の予算が使える場合)外への騒音を気にして「身近にコンパクトスピーカーを」と考える方も少なく無いでしょう。
可能であれば、きちっとした2wayのスピーカー使った方がいいです。
貧弱な収納用ボードの上にポツンと小型フルレンジで鳴らしてしまうと音は後ろにも回り込みますから、あんましニアフィールドの意味が無いっちゅうか、オーディオ専用でコンパクトなのに低域も十分に出るスピーカーはほとんどが低能率です。高域を抑え込むと同時に空振り込みで低域を出しており小音量のレスポンスが悪い場合が多く、本領発揮するのはある程度の音量からって機種が多いのです。
(冒頭のツイーターの話と矛盾してますが、こちらはある程度予算使えるケースの話なので。)
更にネットワークで高域落としているだとかになりますと、使用されるパーツ点数が増えます。そのパーツ全てを高性能なものにしていくととっても高価になりますので、よっぽどじゃないと音質劣化しているだけになります。
ほんとどのケースでスピーカーボックス大きな方が能率も高いですから、小音量のニアフィールドリスニング検討されている方は「そこそこの大きさの2wayにすべきでしょう」。
勿論程度の問題ありますのでニアフィールドで30cmウーファーとかついてるのは無理です(30cmはかなり大音量じゃないと慣らしすら進みません)。

■スピーカーユニット購入に興味ある方で妙にボリューム上がっちゃう傾向ある場合「ツィーターの交換」がお勧めですね(大口径ウーファーすっごく価格高いし)。能率とか結構アバウトでもコンデンサー一発で繋がっちゃったりします(笑
ヤフオクなんかで粘り強く探すと安価に入手できます。
取り外すのがめんどい場合には内臓ツィーターの配線切っちゃって、交換ツィーターをボックスの上に置いちゃえばいいのです。最近は携帯オーディオで視聴もヘッドフォンだけの方多いですからユニット交換とかとても限定的かな〜と思いますが、、、。

■RCマンションでとにかく音が響いて逆にうるさくて困っている場合、
この場合もポイントは高域かな〜と思います。能率の高いスピーカーでしっかり明瞭に音を出しておくのがベターですね(ぼやけてキャンキャンウルサイだけの高域がビシビシ反響するのが一番困る)、後はセッテイングです。音が良く響くRCマンションの場合はスピーカーをあまり壁に近づけないでください。スピーカーの後ろの空間は広めに取る方が幾分マシです。
細かい話になっちゃってますが、冒頭お断りのように最近は隣室の音問題も目立つ傾向ありますのでボリュームがやたらと大きくなり過ぎない配慮というか基礎知識は持っているのが吉です。


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posted by kagewari/iwahara at 17:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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