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シングル住居6帖間を考える

2014年10月03日

なんといっても、どこにいっても、
基本6帖となってます。
しかし、このブログでも再々説明してきたように1帖の広さは”決まっておらず”、古築木造APの6帖は江戸間なので築浅マンションの6帖(団地サイズ計測)の7帖に匹敵します。
ある意味同じ6帖でも5帖ちょいぐらいの広さに人類は適応してきと考える事もできますが(笑
いえいえ、空室調査依頼時の「7帖以上希望」かなり多いですから「江戸間6帖のつもりが築浅マンションの団地サイズ6帖で暮らして、これほんとに6帖なの?」に由来する「だったら7帖で」のパターンがかなりそこに含まれているのは間違いないでしょう。

これも心理的なもので、
最初から4畳半ですよって言われてた場合心の準備もできるというか、脳内イメージの空間認知がそっちモードになりますので(何を置くのかも自動的に変わり)それはそれなりに問題無かったりするんですよね。特にオマケと言っちゃうとアレですが3DKや1L希望の時の2DKなどの玄関寄りの予備部屋はだいたいが半端なサイズだったりしますが、その部屋の広さが内見時に云々されるケースは皆無に近いのです。
話を昔の戸建てや古築アパート6帖に戻しますが、
当時もしっかり設計した6帖の場合更に箪笥置場(板張りで沈み込まない部分が床の間みたいに別造作となる)がありましたからもっと広かったのです。当時は布団を敷く生活ですから押し入れは布団置場だったのであり、衣類は箪笥と決まってましたから。
更に言えばこの時代、日本は和洋折衷の中で何気にフォーマル用に和服も持っているなど衣類のストックも多かったですし、寝具がまた高性能化する前でしたから押し入れには多数の種類の寝具が収納されていたものです。加えてなんといっても当時はTV全盛で奥行の深いブラウン管テレビが部屋のコーナーなどにドーンと置かれていたものです。それだけの広さの必要性があったという訳ですね。

現代社会では私服OKな職場もありますので、スーツは「なんかの時のためひとそろえでも可」な方も少なく無いでしょう。寝具も高性能になり押し入れを占有するほどの物量を必要としません。TVを必要としない人も増え、PCもノートが主体です。暮らしもベッドやマット床直置きなどとなり、昔と違って部屋のレイアウトのキモは「まず最初にベッドをここに置くから」に始まる事が多くなってます。
このまま場当たり的に部屋の広さ希望が7帖以上へと拡大していけば賃料が高くなるばかりです。
合理的な広さってどのくらい?かなりアバウトになってきてます。
いっその事ですね最初から「4畳半でもいんじゃないか?」のコンセプトで生活していれば、団地サイズの6帖も広すぎるぐらいだったのかも知れません。
しかし、家具関係などのユニバーサルなサイズ(規格的に45か60か90幅・ベッドもシングルサイズから)この枠から出る事はできませんから自由度に限界があるのも確か。
現代社会で一番大きな”生活規格”の変化は「TV必要な人が増えている」ところにあり、結局いっそのことこれは必要が無いってバッサリ整理してしまう事が可能か否かが「部屋を広く使うレイアウトのキモ」になっているのだと思います。

(※昭和の貧乏学生時代なんかですね、アイリスオーヤマも無く(笑、チープな設計のカラーボックスがばかにならない金額で、それでも意味不明に室内にはカラーボックスをどこやらそこやらに置いたものです。置けば置くほど狭くなるんですけどねww)

そしてやつぱり最強なのはDIYできる人でしょうね。
家具関係のサイズの制約を離れるためには、家具を自作するのが一番早いのであり、現在社会の収納は(なにせコンパクトなモノが増えたので)特に奥行浅目で天井付近まである壁面収納などがあると便利なのですが、自室のサイズに合わせるには自作しないとほぼ無理かなと。
いくつか市販のものを並べて、最後の端数部分だけ自作って事にすれば一番楽ですね。
こういう仕掛けがあるとですね、求める広さのコンセプトがもう変化しますので「えーと何帖あればちょうどいいのか」とかも変わってくると思います。
簡単にできる事じゃないですけれど、一昔一部に流行った「改装希望」なんて事よりよっぽど自作収納とかの設置のが生活にも室内デザインにも与える影響大だと思います(建築家って家具の設計もする人だって事を思い出してください)。
自作の壁面収納はネジ入れようが、後からペンキ塗ろうが自由なワケで(笑
たとえばなんですが、
自作家具作戦で考えた場合「事務所タイプで縦に長くて家具設置可能な有効壁面が長い部屋」のが面白さも倍増する事になるんですよ。
(勿論通常は場ベランダバルコニー面に対して横に広い部屋の方が開放感があり歓迎される)

どれぐらいの部屋の広さが必要か?
その前に考えるべきことがあるのじゃないかと思います。
「部屋の広さはこの程度あればよい」で探せるのであれば大幅に賃料が下がる事だってあるのですから。
■黄金の30代中堅シングルで「いつかは30平米9万円」を狙っている人はスケールが7帖以上どころか10帖以上のLDK的ストゥディオが候補となるので、全然別口の話になっちゃいますから(今度は間取りが重要になる)今回の話は関係ありません。


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posted by kagewari/iwahara at 09:01 | Comment(3) | TrackBack(0) | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのコメント
ご無沙汰です。某「カノッサの屈辱」終了以降(単純にこの頃TVが壊れた…)は自室にTV無し生活をしています。悔やむべきは、昭和の御代中にTVを捨てるべきだったことかと。人生における最大の汚点の一つですワンコ。
 ちなみに、困ったことは殆どナイです。さすれば、東京物語の原節子の部屋すら、荷物が多すぎて困るだろうなぁという考え方がオートマティカリーに導き出せますです。(冗談

以上です。
Posted by einen at 2014年10月05日 01:53
まったくどうでもよい話ですが、その頃まではTVの深夜番組を見ていて、ラジオを聞かなくなっていました。怪物番組であるところの「ラジオ深夜便」の放送開始当初(仮定時放送時代)をディテクトできなかったのが痛恨の一事でござりまする。最近は、平成一桁時代のハイブロウさが抜けてしまい、残念だなぁと(かなり違...
Posted by einen at 2014年10月05日 02:03
どうも御無沙汰しております。
いつの時代もサブカルの方が面白かったりしますからね(笑
現代社会のTV局ってこれからどうするんだろうと素朴に思いますが(1億相手に一律のコンテンツが成り立つと思う方が無茶苦茶ですからね)、現代ではTVは薄型となり「お邪魔になりませんから」という立ち位置で生き残っているような気もします。

TVモニターも昔のSONYのすっごい四角のなんて名前でしたかね~カッコいい奴があって、随分それが欲しかったのを覚えてます。
何かの因果で無駄に部屋が広い場合は、私なんか”逆説的に”当時のブラウン管モニターをオークションなどでゲットして意味も無く置いてみたいななんて思ったりもしますよ。
すっごく邪魔だと思いますが当時あれがカッコ良かったんですよね~
Posted by kagewari/iwahar at 2014年10月05日 20:53

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