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光熱費の相関図

2015年01月23日

ふと思ったのですが(何も私は自然エネルギー信者ではありませんけれど)、原発稼動せずで値上げされた電気料金って、石油価格の下落でなんで引き下げされないの?
てかメディアはここ突っ込みどころでしょ。
どうなってんでしょうねこの国の報道は。

それはともかく、
各電力会社は代替エネルギーの買取拒否などあからさまな嫌がらせにも出てきましたけれど結局電気料金を値上げすることは代替エネルギーの需要を増すばかりなので、ここのところを電力会社はちゃんとマーケティングしているのでしょうか?
実に簡単な図式で、北海道などのオール電化住宅の光熱費は度重なる電気料金値上げでえらいことになっていますがすべからく「ホーム用ソーラー発電」などの需要は俄然高まります。
皮肉も何も電力会社にもホーム用ソーラー設備販売の子会社を作れば実に話が早いと思います。
公共性だとか社会性に沿う結果であれば、ぶっちゃけどの事業者が儲かってもいいのでありまして、わかりやすいからいっその事電力会社が設備販売を始めてくれないでしょうか。
すると自然に「電気料金上げればホーム用ソーラーが売れ、電気料金下げればソーラー子会社が倒産する」というわかりやすい相関図になります。
日本経済を心配してやれ原発再稼動とトンチンカンな事を言ってる人もおりますが、原発再稼動すると電気料金が安いからどうしたって話はスケールとして「水道料金並」になってないと庶民にはなんの事やらさっぱりなのです(政策的補助金加えたらおおよそそういう技術になっとりゃせんでしょうに)。
さて、話は戻って電力買取拒否だって話になればソーラー設備販売メーカーは「ホーム用の売り時」です。実に単純な経済学で設備増設のコスト回収指標が(電気料金が上がれば上がるほど)短縮できますから「設置すればするほど割りにあう話ですよ」のセールストークがやりやすくなります。
最近では通販で「簡易ソーラー発電のキット」なども販売されるようになってきてますから『簡易型ソーラー発電機とホームバッテリーのセット』はどんどん廉価になると思います。
更に省電力化は日本の技術にとって得意であるのと同時に常に追求されるスペックでもありますから「電気代が水道料金同然のオール電化住宅」へのアプローチも加速するだろうと予測します。
ひいてはこのパッケージは携帯電話がそうであったように「そのまんま第三世界で販売可能」なので日本経済にとっても好材料です。
住宅建設における、暖房冷房効率を意識したエコ住宅も追及され続けるでしょうから、
なんでしょうね、電気料金は上げられる方が長い目で見れば日本にとって好循環なのでしょうか。
電力会社の首脳陣の方はこの辺考えてみるとわかりやすいと思うんですけれどね、、
仮に上記のパターンが加速すると消費電力が大幅に下がってしまうので、電力会社は原発の廃炉資金をまなかう企業規模を保持できなくなります。
勿論そうなればまたぞろ税金投入してって結論も見えてますけれど、正攻法を考えるなら廃炉を進めるなら今のうちなんです。新規増設なんてもってのほかで(それは夢の安全な核融合炉で電気料金が水道料金になるって話になってからやってくれと)、社会インフラを実験場にされてはかなわんのです。
原子力の技術研究が必要なら大学と実験炉だけ稼動すればいいだけの話で、国防から核兵器意識している方もいるかもですが、現代戦においていつどこで核兵器が有効性を発揮したのか是非教えていただきたい。国防系で言えば日本には原子力潜水艦も原子力空母も必要無いってミリオタの方ほど周知の事実ですし物事は実効性のあるスケールで考えましょうよ。

ホームソーラー発電に話を戻しますと、
ここは売電検討している事業者の方でも同じなんですが、技術的に最も重要なのは『バッテリー』です。放電しない劣化しないバッテリーさえ開発できれば鬼に金棒で(夜間発電できないとかの話もどうでもよくなりますから)、実はこの超伝導バッテリーの話は原発再稼動にとっても重要になると思います。大規模な逐電施設が可能にさえなれば容易に原発再稼動にGOが出るからです。
ぶっちゃけた話「1ヶ月フル稼働して1年分の蓄電」みたいな事が可能になれば、事故のリスクも大幅に縮減されますし、「1年フル稼働したら100年分」みたいな事も可能になるかも知れません。
国には高性能バッテリー・超伝導バッテリーの技術支援にどーんと予算を組んで欲しいものです。
(既に戦略的なものと位置づけられている筈ですが、そのスケールを倍加させていただきたい。)
そこさえクリアすれば、経済に与える好循環も莫大なものになるでしょう。
東京一人暮らしな方には「そんなオール電化住宅なんかの話は関係無い」と思うかもしれませんが、あなた大間違いをしてますよ。日中会社などに出勤する生活=太陽出ている日中は発電放題ですから「光熱費タダのアパート」も容易に可能になります。
日本の今後を占う上においてバッテリー技術はとても重要なんです(ちなみに通常動力の潜水艦も潜りっぱなしにできるので国防上もここ同じです)。


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posted by kagewari/iwahara at 22:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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