以前から注目しているキーアイテムが「ホームバッテリー」です。
今ハイブリッドや電気自動車のバッテリーがどんぐらいの水準なのか(容量が何年もつのか)、なんとも未確定な部分もありますが、相当にノウハウ蓄積されているものに思います。
ホームバッテリーで心配なのは「空き巣盗難」ですが、サイズというか容量的に容易に外に出せない組み立て構成を発見できればその心配も無いでしょう(巨大な仏壇を容易に盗難できない法則)。
このホームバッテリーが「空家問題」にも効いてくるんです。
ダブルハウスですとかダブルルーム、過去の別荘と違い様々な事情から『拠点を複数構える』ことはあり得るのだとうと思うのです。
特に高齢化社会だからその可能性あるだろうと、
「夏に北海道・冬に関西以西」ピークの2ヶ月だけでも違ってくるでしょう。
果たして地方自治体のインフラ整備コストがどんな感じになるのか(どれぐらい拡大するのかも不明なので)わかりませんが、あり得る選択肢だと思います。
趣旨が「光熱費のかからない地域を移動」なのですから、移転先の生活企画もエコがテーマになるでしょう。
この場合、移転先にソーラー発電施設があり未利用時に数か月分の電力などを蓄積可能であれば、大変効率的です。
勿論メインの住宅のみの一般生活でも、この場合は勤労世帯が多くなりますから「自宅の日中は誰もいない」場合も想定され(動いているのは冷蔵庫ぐらいでしょう)、この時間にソーラーで蓄電できるメリットは大きい。
浮いた光熱費と交通費が等価ぐらいなるとベスト。
ソーラー発電がはなはだ高性能とは言えないことは承知してますが、
技術進歩で(効率は改善しなくても)製品コストさえ下がれば十分活用可能に思います。
大問題なのは蓄電性能なんです。
電気を溜めるのは容易な事では無く(自然放電もしちゃいますし)、ここが効率性に論議もあるソーラー発電有効利用の鍵であるのは間違い無い話です。
前述の話じゃありませんが、屋外設置のソーラー発電は流石に滅多に盗難はされていませんが保守管理上コストがかかり、減価償却の問題も多数と思います。
本格的に運用するなら「やはり屋内設置」だと考えます。
果たしてどのような方法でソーラー発電の屋内設置を実現するか。
(外形そのものが建材外装同様の強度のある部材であってもOKと思いますが、)
同時に、ユニット化・モジュール化し接続方式なども家電同様の製品化が進めば、オーディオのバラコンのように自己管理でグレードアップも可能になります。
のようにですね、
ソーラーの効率性に問題あるからこそ「バッテリー」が重要なんです。
(ソーラー発電の効率問題に関しては、発電するより屋根で温水化タンク設置するだけのほうが熱効率上じゃないかって話があるぐらいでして。これも日照をお湯の形で熱量を溜められるから比較対象になるのです。)
電力各社も政府も研究者の方も全員わかっている事なんですが、
これがなかなか、、
ハイブリッド自動車が延びて、ようやく将来性が見えてきたところで(流石大手メーカー)、後一押しなんとなならないでしょうか。
地方の空家問題が「ダブルハウス」などで延びてくれば(たとえば数か月分だけの賃料で年間貸しなどの賃貸も登場するかも知れない)、地元不動産業者の新しい管理業務になる可能性もあります。
案外有用な方法では無いかと思うんですよ。
(数年後には北海道まで新幹線も延びますし、本州にはリニアも開通しますから。)
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今後「高性能ホームバッテリー」がキーアイテムになるでしょう
2015年07月30日
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