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難民問題はいったいどうなるのでしょうね

2015年09月21日

何やら日本の難民認定が厳しいなどの話も出ているようですが(確かにそこは事実)、そもそもシリアの難民が日本への移動を同意するとも思えませんので、これはドイツ問題でありEUの問題であると断言します。
発端となったシリア内戦には米国が大きく関わっていますから(ロシアが批判しているのはそこ)、米国はISIS問題からしてそうですが、中東の混乱について何らかの責任を取らなくてはならないでしょう。
理想論は横へ置いておくとして、現実的な対応として米国は「ウクライナ問題でロシアと合意の後、ロシア仲介でアサド政権と話をする」以外に方法が無いのではなかろうかと思います。
イランとも手打ちできたのですから、シリア相手にもできるでしょうに。
米国はアフガン・イラク・シリアと介入した問題に全て失敗しており(間接的にはウクライナにおいても判断ミスをしている)、国務省の誰か責任取ったんでしょうかね?
米国議会はなんだかんだ国内中心なので、国際問題で誰かの辞任を求めるとかそういうの積極的ではないのかしら、などと思ったりもしますが(それやってくれるとCIAの工作なども暴露されて随分面白いニュースになるでしょう)、欧州も当事者であり「難民引き受けが責任の取り方だ」みたいな話されてもずっこけてしまいます(シリアなんてぶっちゃけフランスの関係国なのだし→昔は”フランス委任統治領シリア”)。

日本としては「君達欧米列強諸君はどうすんのよ?」って問いただしたいのが本音です。
仮に「米国とアサド政権の手打ち」がNGなら、国連軍投入で(ISISは武装解除)内戦状態のシリアに緩衝地帯を設けてPKOにより停戦を保持するしか手がありません。
「どっちなの?どうするの?」
仮に国連軍ともなれば”歴史的関係度合い”から言って(問題こじらせたのは米国かもしれませんが)、EU中心の国連軍で事にあたるのが筋かと。
独軍もですね、やれウクライナ派兵もあるぞと(確証ありませんがウクライナクーデターの裏にドイツが関係しているのでは?)急遽レオパルド(戦車)を一気に100両現役復帰させると発表してますが(中古車両の輸出用ストックらしい)、ウクライナじゃなくて行くなら国連軍の中核としてシリアじゃないのかと。
どこから見ても欺瞞性が著しい難民受け入れの話をしている場合じゃないと思います。
(日本の外国人研修生問題同様にドイツでも外国人労働者は条件の悪い3K労働に重時しており、フランスの右翼政党から「奴隷の確保ですか」と皮肉を言われいたりします。)

シリア難民においても、外国まで脱出できるのは富裕層であって、貧困層は近隣諸国国境地帯のキャンプに逃げるのが精一杯です。
私はドイツの政治に見られる傾向は極めてキリスト教の影響多分にあると思っていますから(カソリックとプロテスタントで三十年戦争とかやってたお国柄なので)、勿論の事現在の難民はほとんどモスリムですから「大丈夫とはおおよそ思えない」のです。地域によってはかなり強烈に差別意識もあるでしょう(日本と違いドイツにはガチでネオナチもいますしね)。
面白い話としては、ドイツにおいて「差別的意図全く無く、難民はもう困ると反対運動しただけでネオナチのレッテル貼られる」なんて事もあるようですが、ここは日本における「ネトウヨのレッテル」と似たところもあるかもです。
それはともかく、全く先が見えません(結果として各国に渡って活動している本物のネオナチを妙な形で糾合するキッカケになりゃしないかと余計な心配もしてしまいますよ)。

勿論、シリア難民(事実上国外に出られたのは高所得の知的階層)が自ら日本行きを希望するのであれば、外務省も考えると思いますが英語も通じない日本行きを希望するとも思えず、
ISISがらみの人質事件で見当違いな批判をされましたけれど、日本は外国へ脱出できないトルコ国境付近の貧困層難民への人道援助を増額するって方策が地味ですが「もっとも建設的対応」だと考えます。
更に貢献求められるのであれば、同キャンプに仮設住宅などを敷設し生活環境の安定など進めるべきでしょう(昔から日本とトルコは関係がいいですからトルコ軍が警備やってくれると思います)。

昨今のEUのグズグズ感も半端無いですから、結局欧州でも米国頼みって事なのでしょうか。


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posted by kagewari/iwahara at 09:02 | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする