これ「ちょっとだけベーシックインカム」みたいなものです。
補正予算:「低所得者に現金」案 消費喚起狙う
http://mainichi.jp/select/news/20151016k0000m020138000c.html
以前の(麻生政権時代の選挙対策や自治体の消費増税低所得給付措置など)”ナントカ給付金”と違いスケールが「3万〜5万」となっていますから、事実上の「所得分配目的の給付式還付」のそれと良く似た方策です(これを”ナントカ給付金”時のようにばら撒きとか批判しているのは経済政策音痴ですよ)。
安倍政権は経済界に「給料を上げろ、設備投資をやれ」とかなり強硬だったりしますが(労働組合より運動しているんじゃないですか?)、
次の作戦として「軽減税率と直接所得分配」が浮上しているのでしょう。
経済学的にも正しい判断であると思います。
仮にこの分配で税収増の投資効果が観測されればちょっとしたもんですよ。
どこかにベーシックインカム(米国の所得分配税還付方式)の意識もあるって事ですから。
(旧来の経済政策が通用しない事も周知されてきてますし、米国では普通に運用されている政策ですから驚くところじゃありません。)
同時に政権は経済界に設備投資の圧力をかけており、所得分配と合わせて考えれば合理的な政策誘導をやっている。
昨今、麻生大臣の発言も絶好調ですし(財源無いと法人税減税も簡単にはできネーよなどなど)、
いやいやなかなかどうして「仕事する政権」となってます。
正直もっと支持率上がってもいいと思いますよ。
昨今左翼系メディアの動きもかんばしくないですし、
ひょっとしたら報道の風向きも変わるかな?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメント欄は承認制です
(評論記事等はコメント欄を閉鎖する場合があります)
詳細はサイドバーコメントリンク説明参照
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━