(※2/27訂正追記編集)
今回もスモーカー一択の話となっております。
同居人の喫煙にお悩みの方を例外に、ノースモーキングの方はスルーでお願いします。
(更に表現微妙な話も多数となりますがご容赦ください。)
賃貸における喫煙による部屋の汚れはスモーカーの間では結構大きな問題として語られてきました。昨今の嫌厭社会の風圧を苦々しい思いで過ごしている方も少なく無いでしょう。
電子タバコという選択肢が登場してから、(日本では法律上ニコチン入りのリキッドが購入できないため)「禁煙グッズ的なバリエーション」は拡大してきましたが、積極的に喫煙を継続しつつネガティブとされる問題を解決する切り札として、ご存知フィリップモリスの『iQOS』が登場しました。
東京におけるコンビニ品揃え動向みますと、「iQOSの時代くるか」な感じしますね〜
しかし、しかしですね。
iQOS最大の弱点はヒートスティックと呼ばれるタバコの銘柄を自由に選べないところです。無添加タバコでスローバーニングのアメスピ愛用者にとってはコスト的にも燃焼時間的にも微妙なところがあります(特にヘビースモーカーな方はコストが大変な事になるかも)。
なんとかならないものかと調べてみると、
外国の電子タバコメーカーを買収などしていたJTが、通販のみで実験販売をしていた『Ploom』が(リキッドでは無くポッドと呼ばれるタバコ葉に香料などをブレンドしたカートリッジを利用)、
新作登場により旧Ploom販売終了の記事をみつけました。
最初は「あーこれはJTの負け負けの流れなのか」などと思いつつ、『Ploom』のネット情報を調べると「出るわ出るわアノの話」(笑
■機構的にはiQOSもPloomも”ヴェポライザー”と呼ばれるドライハーブなどから水蒸気を出す旧来から存在する方式のようで(iQOSはそれを通常のタバコと同じ形状のスティックで実現したところが凄いんですが)、実際通販サイトで「ヴェポライザー」で検索すると『Ploom』と類似する海外商品が出てきます。『Ploom』自体JTが買収した海外メーカーの商品のようですから当たり前の話。
馴染みの無い商品ですが、JT『Ploom』の価格設定は凄く安いのだそうです。
iQOSは専用スティックしか利用できませんが、JTのPloomはホニャララ(メーカー指定外の方法であるため記載できません)なんだそうで(ググってお調べ下さい)、販売終了前にゲットしました。
(ここだけの話ですが「噂どおりだ」とだけレビューしておきましょう。)
話は賃貸住居の話に戻りまして「喫煙の汚れとニオイ」を考えると、
圧倒的にその原因は「燃やしているから」らしいのです。
壁紙の着色なども清掃関係者によると「基本的にはキッチングリル周りからの煙汚れと同様」なもので、燃やして煙出しているから汚れるのだとの事。
iQOSのフィリップモリスによると、ヴェポライザー的な加熱方式水蒸気の場合「ほとんど汚れやニオイはつかない」のだそうで(Ploomも全じ性能か断定はできませんが)、少なくとも汚れやニオイに関して火をつけるタバコとは比較にならないほど”少ない”のは事実のようです。
■iQOSもPloomも社会的には「禁煙ゾーンでは使用不可」ですが、
実効性においては全く違うものであり(副流煙などの問題も無いですし)、
嫌煙時代にスモーカーがタバコを諦めない切り札に間違いは無い。
特に『Ploom』は記載できないポイントの汎用性があり、電源の確保など持ち歩きには不便ですが「喫煙は圧倒的に自宅」な方にはiQOSより有力です。
(※Ploomは手荷物として機内持ち込みがNGという話もありますので、飛行機を利用する時には確認する方が安全でしょう。←一般的なヴェポライザーのようにバッテリーが分離できるタイプだと大丈夫と言う話もあります。)
嫌煙派の方からは、そんな事言っても健康被害がアレだろうというご批判もあると思いますが、
少なくともタールの問題は機能的に大幅に下がりますし、
ブログなどで様々な実験されている方の話によるとヴェポライザー方式はニコチンの強い葉は得意としていないという話もあり(だからJT純正のポッドには何らかのフレーバーが入っているのかしら)、iQOSのヒートスティックも「明らかにレギュラーのタバコより極端に短い」。
あくまでも推測ですが、ニコチン摂取量も減少する可能性あると思います。
iQOSにしてもPloomにしても二本持ちしない限り「機能的に次から次に火をつける喫煙も不可能」です(Ploomの喫煙スタイルも何気に「その都度充電」している人が多いでしょうし)。
(※2/27訂正、Ploom情報的に”あれがなにする”事例にニコチン強いタバコの定番もあり、電熱方式のニコチン強いタバコ不得手が必ずしも確定していりものではありません。ただこの事例も香料など添加物も多い種類であるためニコチン強いタバコの優位性を決定付けるものでは無いと思います。)
一般のヴェポライザーに至っては「本来の目的であるドライハーブ」を使用する事も可能なワケで(レモングラスやヨモギや紅茶などでもアリなんだそうで)、喫煙にまつわる様々の”なんとやら増税”に対しても有力な対抗策になり得るでしょう。
※ネットの推測には「電熱気化方式の効率が良過ぎて、タバコ販売に影響を与える可能性があるため旧型『Ploom』は販売停止になったのではないか」という話もありました。←だとすれば嫌煙派の方にとっても歓迎すべき線上の存在であるのは確かかと(財務省にはタバコ農家に対するハーブ栽培への転換補助金などを検討する責任もあると思う)。
●機能的には一般サラリーマンの方には「圧倒的にiQOSのが汎用性が高い」と思います。
iQOS利用者のコメントには「禁煙のハードルも下がる気がする」というものもありますから、同居人の喫煙にお悩みの方には「iQOSへの切り替え相談」がなかなかどうして合理的な和解案になるかもです。
巷の情報だと沖縄で実験販売している(アメスピの)レイノルズ社のCOREなる商品もあるそうで(先端熱源となるカーボンチップに着火しiQOS方式で蒸気が出るという代物)、
いやはや喫煙文化も時代の流れで変遷していくのですね。
この流れが拡大していけば壁紙の汚れに悩んできた大家さんにも朗報でしょう。
■さて肝心の『Ploom』ホニャララ実験の結果はいかに
まだまだベストバランス発見には至っておりませんが、それほど難しい事無く”いい線”みつけられそうです。
全く関係無いことなんですが、この『Ploom』。30年前ガンマニアだった私には通常の方にはない部分で高く評価されてます。タバコポッドど呼ばれているアルミのカートリッジが「32口径かな?」形状しておりまして、
ホニャララ作業も楽しくできています。
今現在の結論「アメスピと併用いけそう」といったところでしょうか。
しかし、まだまだ水蒸気にむせちゃうんですよ、これに慣れるのにはしばらくかかりそうですね。
(※2/27訂正、「二日で慣れました」(笑 )
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