一般的な空気清浄機は「構造上設置上も妥協の産物」だと思うのです。
オーディオやってた人間ならなんの疑問も無く思う事なんですが、
大口径のフロアやブックシェルフは「(音の広がり)ビーム型」
小口径マルチのトールボーイは「(音の広がり)拡散型」
空気清浄機はスピーカの反対の動作となるので、拡散した空気を一点に吸気するのであれば、トールボーイの方が効率がいい。
(エアコンもトールボーイを横置きしたのと同じ原理で空気を拡散させている。扇風機はフルレンジ点音源型。)
しかし、トールボーイだと「大型のフィルターを設置できない」という構造上の難点にぶちあたる。
結果として「簡易式ならトールボーイ化が可能なのでしょう」とまとめた記憶があります。
(過去レポートでは「幾分かでも部屋の汚れを少なくする期待値によるタバコの煙吸引」だけに機能限定すればフィルターは透過率の高い軽微な方が効率もいいと考えた。)
実際のところ「本当はトールボーイがベスト」正解なのではなかろうかと思います。
花粉に機能限定した以下タイプは同じ狙いで設計されたものに思うんです。
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実際の高さはブックシェルフタイプとそう違わないと思いますが、
トールボーイってのはそういう意味では無く、縦横比的なものですから。
(勿論理想は高さ900mm以上ですが。→更に言えば柱一本そのものが空気清浄機となるような設計が最も効率高いと思う。)
フィルターの問題さえ解決すればフルスペックの空気清浄機でもトールボーイで設計可能だと思います(買い替えフィルターもメーカーの利益確保部分な気もするので微妙ですが)。
その対策考えてみたのですが、トールボーイならではの方法として「巻取り式」を提案します。
(ボトムにトイレットペーパー的に仕込んで自動更新されるみたいな。)
厚みのあるフィルターにはできませんが、次から次と新しくなれば一定の性能確保できると思うんですけどね、メーカーの方いかがでしょう。
●ちなみに過去実験レポートにあるとおりで、
「部屋の壁紙汚れが僅かでも軽減するなら」的な限定的な期待値であるならば、市販のBOXファン吸気側に乾かしたウエットティッシュを張るだけ(もう少し高性能狙うならレンジフード用フィルターで代用)、これで効果確認できます(ファンのパワーに応じてケースバイケースですけどね)。
※しつこいようですが、上記実験は正規の使用法ではありません。動作の保証も故障時の保証もできません。実験する場合”自己責任”となりますのでご注意ください。
●この辺の作戦と過去レポート既報の”電熱式タバコ”を併用すれば「東京ルール」などで想定している国交省賃貸住宅ガイドラインにおける「過度な喫煙による汚れ」という判定回避の可能性5分5分ぐらいの確率に高まると期待しています。
※流石に昨今喫煙者への風当たりは強いのでご理解いただけると思いますが、退出管理は「管理会社の主管事項」となるので原状回復無しの保証はできません。空気清浄機の使用は”その期待”までです。
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