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『耐震補強関連』の話

2016年06月18日

驚きました、某放送大学で知ったのですが、
みなさんご存知でしたか「PPバンドがローコストな耐震補強にも使える」って。
その”PPバンド”って何かと言うと、ダンボールの梱包時に巻かれている黄色いナイロンテープの事です。
とても強度が高く第三世界などカチッとした耐震建築のできない地域などでも「土壁の下地に網目状にPPバンドを仕込むと(編む必要は無いそうです)、本格耐震強度にはならなくてもダントツに安価なコストで飛躍的に強度が高まる」のだそうです。
RCで言えば鉄筋ラーメン構造に相当する使い方でしょうか(高架橋脚の補強工事も似たような”鉄筋巻き付けて上からコンクリ”でしたよね)。
弱点が「紫外線による劣化」なので、土壁など埋め込む事でクリアするとのこと。

日本の耐震建築に使用する部材ではありませんが、
これ何かに使えるアイデアかもですね。
ダンボールの収納ボックスに巻いて上から塗装するとか?
或いはカットして積層しエポキシ樹脂で固めればプラスチックより強度が高いかも?
見た目も何気にケブラーみたいなので、カーボン的なものを期待すると過ぎる気もしますが、そういえばカーボンコーンが流行した当時のスピーカー振動版も繊維が見えていましたっけ。

果たして何に使えるのかはアイデア次第かと思いますが、
何らかの事情で、何らかの部材に対し「軽量のまま強度を高める」必要性が生じた時に頭の片隅に置いて置いて損は無いようです(合成皮革の”ナントカ”を作る時の芯にも使えるのではなかろうか)。
通販なんかでも安価に購入できますから。
(最近はDIYでバッグなどを編んで作る部材として様々な色の”手芸用PPバンド”なんてのがあるのも発見しました。)

耐震性能と言えば、
先日の熊本地震の調査で「揺れやすい地盤では揺れが150%ほど強かった可能性」が報告されていました。このブログでも「建築性能だけでは耐震性を語れない」話を何度か書いてきてますが、やはりという感じです。
更に、耐震建築学上の話で「高層階の揺れは約3倍」という話もあります(詳しいDATAは様々みたいですが)。家屋避難が恐ろしく未だにキャンプ生活を続けている方が多数いる報道も目にします。
■極論「トレーラーハウス最強」って事にもなります。
この部分をどう考えればよいのか?
(retourのレポートで過去1回だけトレーラーハウス賃貸ってのがありますが、この時には設置場所の問題で結局「港の倉庫から動かせないとからしいです」という後日談でしたね。)


●なかなか詳しい性能評価報道を目にすることの無い建築があります。
「平屋建築」です。
耐震性が高いのは事実(木造家屋の耐震補強工事で二階部分の撤去という手法があるのは報道目にした事があります)。その性能ですが前述の高層階の揺れなどと比較して”内容”としてもっと詳細なものが欲しいのです。
今後少子高齢化の日本においては「土地が廉価な地方で小規模な平屋を」検討されている方少なく無いと思うのですよ。「こんな工夫をすると耐震性能がダントツで向上」みたいなノウハウがあれば(その建築基準で地震保険が大幅に安くなるとか)非常に有益だと思うんですけどね。
(上物重量が軽い分、安価に基礎と連結させない最新の免震構造も導入できるかも知れません。)


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posted by kagewari/iwahara at 21:35 | 住まいのキーワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする