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東京一人暮らしの拡大解釈

2016年08月04日

時に世の中には「事実婚」というのがあります。
現代社会においては法的に入籍の如何に関わらず事実婚が婚姻関係の実態として認められており、遺産相続でしたか、権利的にもほとんど代わりがない云々の報道目にしたことあると思います。
(※実際には各種控除や福祉関係などで不利益があるため、リベラル関係から云々の論議があるようですが、この点もは行政改革によりシンプルな制度とすることで解決していくでしょう。)

その反対はどうでしょう?
「事実関係も無いのに婚姻関係だけがある」←これじゃあ不法入国からみの偽装結婚みたいな話になりますものね(笑
 ↑
今回の話は、ここを掘り下げてみようと考えてみました。
●「事実離婚」の可能性です。
現在法的にこの事実離婚が認められているなどの判例みたいなの確たるものは無いだろうと思いますが、たとえば協議離婚の栽培などで、実態として円満に婚姻生活が継続していると「何の問題があるの」みたいなことにもなるそうで、「まず婚姻関係が破たんしている状態」が確認できていないと協議にもならないみたいなことらしい。

逆さに考えてみれば、次に別の人と結婚する場合の不都合などなければ、(相続関係のアレが無いのであれば)離婚する上でイチイチ籍を抜く必要も無いのであり(同時に「事実婚」にも法的根拠が成立しているのだから)、「何をするにも事実離婚でいいじゃん」という選択肢も出てくるように思います。実際に離婚となればいろんな方面で大変な体力が必要なんて話もありますし、そこまでゴリゴリ無理するのも非生産的です。

以前どこかの記事で「別居婚」みたいな可能性の話をしたことありますが(これも日本の場合単身赴任制度として実例多数ありますし)、
●プライバシーとして認知される利益は今後も拡大していくのだろうと思うのです。
非婚や晩婚の理由ともなっていますが、アバウトに考えれば「事実婚もあれば事実離婚もあれば別居婚もある」みたいに幅はあります。
『家制度』という言葉があったように、住居形態の実態に振り回されている一面もあるのでは無いかと思います。

何から何までセカンドハウスを万能と推薦するつもりはありませんが、
”ひとつの家””ひとつの部屋”なるものになんと申しましょうかそれが概念として重石になり過ぎている心理もあったのではなかろうかと思います。
日本は豊かさの繁栄として現在住居が供給過剰です(供給過剰関連の記事は後日retourブログでアップの予定です)。「安い部屋でミニマルコンパクトもあるっけな」みたいな選択肢を心理的にもっているだけでも大きいと思います。
旅行(別の部屋に宿泊する)が息抜きになるって事もあるじゃないですか。
掘り下げて言えば、結婚と分譲購入のプレッシャーも実態では無く”妙な概念”に振り回されている一面もあるのじゃないかと思います。

気楽にいきましょう、気楽に。
ぶっちゃけ部屋余ってますから(笑


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posted by kagewari/iwahara at 20:45 | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする