私は保守系リベラルを自称してますが(現実主義者的意味で)、
放射能の規制値をアバウトにしてしまうことや原発再稼働には反対です。
合理性が全く無いからです。
特に、石油って燃料が本当の化石燃料なのか?論議も込みで「100年200年規模で枯渇しない」事はほぼ確実でしょう(これだけ原油価格が下がって需要不足になっているのですから)。
公表されているのも怪しい発電コストの原発を運営維持する優位性はどこにもありません(学問的意味でも地味に大学で核融合の研究だけ続けていれば十分でしょう)。
イメージ的に戦前の大艦巨砲主義と重なることもあり(経産省・旧通産省が推さなければ民間も好き好んでやらなかったのじゃないかと思ってます)、原発はどうにも筋が悪い案件だと思っています。
さて、
原発の設置基準があーだこーだなどの論議がありますが、
昨今焦点になっているのは「自治体の避難計画が十分か」みたいなところでしょうか。
しかしその設置基準論議には、確か「ミサイル攻撃に耐えられるか」ってあったと思うのですよ。
だったら、
『何 故 に 核攻撃 を受けても大丈夫か?』を主張しないのでしょう。
(まさかと思いますが”左巻き”が関係してるとかじゃないですよね)
北朝鮮の核開発で、十分検討に値する根拠になるでしょうに。
確か、3.11の核物質の流出は核爆弾を遥かに上回るなんとか倍って随分語られていたじゃないですか(広島型原爆4000倍とか)。北朝鮮の核攻撃を考える場合、ジュネーブ協定も何もないでしょうし(そもそも戦略ミサイルのMADの概念からして国際法も何も超越する話ですし)、命中精度も怪しい。
■原発設置基準として「核攻撃の直撃を受けても大丈夫か?」これ必要でしょう。
そこはそれ、
この条件を満たすために弾道ミサイルを100%迎撃する事を担保する(SM-3ブロック2A+SM-6をマストとし)『イージスアショア』の早期設置と稼働を原発再稼働の設置基準とする場合(或は各原発にはTHAADを設置義務とするとか)、
別の意味で建設的論議となるので、大いに喜ばしいところです。
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