本当にリサイクルになっているの?ですとか、
(動作品を寄付ないし中古流通させるならこの法必要無いでしょうし)
このリサイクル法がそもそも通常処分を超えるエネルギーコストになっていやしないのか?などなど様々な論議があります。
ある意味、それだけ回収再利用のコストが大きいって意味で、
確かに気持ち的には粗大ゴミとして廃棄されるよりいかにも省資源でいいことだみたいな(いかにも先進国的)体面にはなりますが、実を伴っているんだろうかと思います。
再資源化の技術革新なりの確証的な何かが先にありうべしではなかろうかと…。
(某トンデモ系武田教授も前からペットボトルの資源化に否定的など様々な意見あるのはみなさんご存じだと思います。→「新規にペットボトルを製造する石油の量よりリサイクル工程で使用する石油の量の方が多くなる」って奴です。)
経済学的に消費税増税が「大丈夫かこれ」が叫ばれる昨今、
事実上購入額に上乗せされるリサイクル費用は諸費税のようにわかりやすく問題化されていませんが、確実に買い替え需要を抑え込む結果になります。
「住宅ローン減税やエコカー減税の逆をやっている」と考えればわかりやすいでしょう。
それこそ財務省から「この法律は消費の足を引っ張っているけれどどうなの(しかも実運用上全くエコになっていない)」提案があってもいいのじゃなかろうかと思うところです。
(財務省的には「価格にリサイクル税を付加する方式にしてはどうか」なんて話になるかもですが、むしろその方が政策的にもわかりやすい気がします。)
てか経産省がやるべきことでしょう。
消費者庁にしても、実エネルギーコストを計算しているのかしら?
なんと申しましょうか「若干オカルトなエコ活動」みたいな政策にチェック入れる政治家や官僚も少ないと思われなので(夏のエアコン28度設定運動もそうでしたが)、なんとなく定着しちゃっていますが、政策の趣旨が趣旨ですから、誰かが定期的に運用実績など検証すべき案件ではなかろうかと。
<参考:関連ブログ記事や報道など>
「永井俊哉ドットコム」リサイクルはどうあるべきか
https://www.nagaitoshiya.com/ja/2014/recycling/
ごみを丸ごとエタノールに変換 世界初の技術、積水化学など開発
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1712/06/news079.html
ごみを丸ごとエタノールに変換する生産技術の開発に、積水化学工業などが世界で初めて成功したと発表。「まさに“ごみ”を“都市油田”に替える技術」だとアピールしている。
“ごみ”を“エタノール”に変換する世界初※1の革新的生産技術を確立
https://www.sekisui.co.jp/news/2017/1314802_29186.html
<オマケ>
■小型の家電についていは
いつまで実施されるのかわかりませんが、小池知事の「オリンピックメダルをリサイクルで活動」が無料で引き取りやっています。
http://www.toshi-kouzan.jp/
(詳細は上記サイトにてご確認ください)
■業者の信頼性を確認したものではありませんが
(そこは”自己責任”でお願いします)
製造年月日的に6年以内のものであれば、寄付として(別途集荷料金有)回収可能なようです
興味ある方は以下まで
ワールドギフト 国際社会支援推進会
http://world--gift.com/worldgift-okng.html#right_contents05
(だいたい廉価なリサイクル業者の集荷料金と同じなので、上記記載の趣旨は”自己責任の範囲における選択肢”として検討の余地あるかなのニュアンンスです。)
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