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夏の断熱を考えてみる

2018年07月12日

●中段に方位の考察出てきますがここがポイントなんだと思います
 ↓
注:日本の夏至は6月中旬なので夏最も暑い頃には南中時の日照角度が浅くなり始めている
夏の暑さ(気温)で考えた場合、方位真南は実質”ちょっと西向き”に等しい

さて、
私が住居の方位に関して(庭付き戸建てを例外に)北東ベスト論者である理由でもありますが、夏の断熱を考える場合、少なくとも西側に採光窓があるなら対策したいところです。

南向き窓も決して劣るワケでは無く(意図的には北東と類似している)、
広く一般に南向きベスト論があるのは、日中もっとも温度が上昇する時間帯に南側は日照角度が最も大きくなりますから(極端に言えば真上からの日照)、南側窓は「室内への日照を制限できる」ところにメリットがあるのです。
 ↑↓
古くから西側窓ができれば避けたいとされているのは、その反対で(まだ外気温も下がっていない午後に)西日は緩い角度で室内全体に日照が入ってしまうためだと考えられます。

■日当たりとは、主として戸建てにおける窓の外の庭に対するもので(勿論戸建ての場合+縁側や縁側廊下の存在によって日照が直接室内には入らない工夫がされている)、室内いっぱいに紫外線を入れようって趣旨では”ありません”から、
ここは勘違い避けたいところです。

反対に冬は室温を上げるため、可能であれば午前中に限定的な日照が欲しいところです。
この場合も(夏には温度上昇の原因にもなりますが)、日照角から東向きの窓がベターとなることから、
●夏と冬の中間を取って北東ベストと考えてます。
ちなみに東向きでも南中時は”真横”(東は南の真横にあたるため)から日照があることになるので、趣旨としては南向き窓と効果に違いは無く、冬の室温を優先させるなら東向きや南向きがよりベターかなと思います。
 ↑
古くから「東南角部屋」が優れた方位と言われる所以でしょう。

但し、現代都市生活社会の場合「江戸時代などに比べ外気温度が上昇していますから」夏の温度上昇を考えると、、←なところから前段の北東ベストの結論に至っているところです。

■前述までの想定は、勿論の事ですが「周囲の見出し・見晴らしが取れている場合」の想定なので、商業地域のビル群などのように、隣接建造物の影で日照が制限される場合は想定外となります。
まずは、方位より「窓の外前方見出し」が重要なのはいうまでも無い部分です。
(逆説的には、方位が真南なら日照角度的に若干見出しが制限されていてもアリなのかも←角度が緩くなり室内に日照が入る時間帯は日照が制限されるためです。)

<話は戻って>
■実際は、ほとんどの住居が(風評を意識して)強引に南向きに建築されており
ベランダ外壁のひさしが浅いマンションの場合、夏の終盤に苦労する場合があります。
(注:日本の夏至は6月中旬なので夏最も暑い頃には南中時の日照角度が浅くなり始めている)
前述説明のとおりで、東南なら午後には日照角度が切れますが、8月9月の南中は(角度が浅くなり始めているため)結構日照が室内に入ってしまうためです。

ベランダへの水打ちも効果的ですが、
設計上(建蔽率にも余裕があり)うらやましいぐらい前方が開けている公営住宅などの場合、南側ベランダ側が「よしずやすだれを敷設した部屋で一杯」なんて景色が珍しくない理由です。
よしずやサンシェードなどで日差しを遮るのが効果的なのは事実ですが、
折角の見晴らしを損なう事にもなります。
 ↓
これという切り札はありませんが、、
●現行部材から考えると最も有効な対策は「断熱フィルム」かなと
ただし、同商品は必ずしも素人で完璧に貼れる保証が無いので(かくいう私は、子供の頃からプラモのデカール貼りが苦手でどうしても気泡が入ってしまうのです)、
”貼りモノ”やDIYに自信無い方は実商品も確認して業者に頼む方がいいかも知れません。

DIY自信ある方は、通販などで入手してチャレンジしてみてください。
(高性能な「断熱フィルム」は文字通り冬は室温低下を防ぎますから一石二鳥の”筈”です)

●前述しましたが、西側窓がある場合には「思い切って断熱性の高い発スチに美観を整えるためカラー不織布などを巻き、半分程度遮光を制限してしまう」のがベターでは無いかと思います。
(対策しても西側窓付近は室温上昇してきますけど、、)




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posted by kagewari/iwahara at 16:11 | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする