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「狭ければ狭いほど」とは言わないが(光熱費を考える)

2018年08月16日

光熱費の話です。
地方の立派な古民家(もう既にパッシブソーラーハウスみたいな)ならいざ知らず、
都会の暮らしを前提に考えた場合、
「光熱費の効率を考えれば(環境エコ的にも)床面積が狭いに越した事ありません」
しかし、
生活の質を考えれば多くの人が広い部屋を希望しているのも事実。

このブログでは『ミニマルコンパクト』推奨で、様々な記事を書いてきましたが、空間の使い分けで「両者の妥協点」を図れないか考えてみようという訳です。
過去記事で触れた事ありますが、
「西洋的なドーンと広いストゥディオが必ずしも受け入れられていると言えないところもある」な話です。
ここは日本の気候からそうなるのではなかろうかと思う訳です。
昨今は異常気象で欧米でも大変な事になっておりますが、報道でも明らかなように欧州あたりでは全室エアコンみたいな状況にありません。

梅雨のある日本と違い、欧州は乾燥しているという認識でした。
(この点から欧州は非木造でも外断熱導入が容易であるため、日本のように断熱はコンクリだけみたいな状況と違う側面もあります。)
しかし、今年の夏で皆さん体験されているように「エアコン無しの暮らしは命に係わる」状況ですから、日本の場合はいくら建築が西洋式だからと言って生活様式は日本式になります。
エアコンの使用頻度を前提に考えると、ドーンと広いストゥディオは必ずしも合理的とは言えない”部分”もあります。

■言えばあれです「DKや完全振り分けな部屋の一部を断熱空間とする」
勿論この方式は、空調諦め空間の温度が大変な事になるので床面積最大効率を落としてしまいます。
しかし、シングル生活者がキッチン使用するのは温度が下がる夜がメインですし、2K〜などで余った部屋がある場合もせいぜいが倉庫部屋か書斎なので、(自宅SOHOを例外に)休日以外の利用頻度は少ない。
 ↓
たとえばの話
1Rストゥディオ40平米の部屋と比較して(或は1Lと比較して)、2DK完全振り分けの方が光熱費4千円〜安いとした場合4000円賃料安いのと同じですから。運営コストとして検討項目になるだろうと思います。


ひとつの考え方ですが、
・1Rストゥデイオの選択は『ミニマルコンパクト』系の発想で希望平米数を抑える
・1DK〜の選択はドーンと広い部屋より数千円賃料高くても元が取れる可能性がある

賃貸物件の賃料4千円差ってけっこうデカイですから、、
部屋探しの時には、光熱費も含めて検討したいものです。
(※勿論説明するまでもありませんが、設備のエアコン機種が古い場合は消費電力の関係で賃料1000円前後に相当すると考えておくべきでしょう。)

●この話はスペックだけでも言えないことで
内見など含めた検討が必要です
部屋の温度個体差って「凄く大きい」ですから。
『夏の内見』過去事例ですが、
・細長で”日当たり杉”のルーフバルコニーの1R内見において、あまりの灼熱地獄で1分待たず退出となった事例
・2階以上希望だったが、偶然1,2階に空室のある内見で1階の部屋は明らかに”数度”室温が低かった事例
・前後に窓があるため”空冷が効く”部屋の事例
(玄関通路側の窓のプライバシーが気になる場合は腰高窓の下半分だけを断熱ボードやcafeカーテンなどで隠すという手法があります)
・デザイナーズなどによくある半地下っぽい1階で夏冬ともに温度変化の少ない部屋

夏の内見のがわかりやすいところですが(夏の引越しは大変ですから、、)、
冬の内見はその反対で(床温度の冷たさなど)”ある程度”検証できます。
仮に冬の内見で「あったかくてよかった」で決めた部屋が夏暑くても、冬の光熱費で夏分回収できますからね。
となると、
光熱費コストも込みで部屋探しをする場合11月とか1月ぐらいがちょうどいいのかも?ですね。
(※12月は年末であることと年末引越し忌避の慣習から新規空室募集を越年する場合のある月なので必ずしも部屋探しに適当な日程では無い。)



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posted by kagewari/iwahara at 20:36 | 部屋探しの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする