街のキャラとしてというか空気感的に東京じゃなけれりゃってものがあるのは事実
(てか土地がもたらすあの雰囲気の正体は何なんでしょうね)
前回地方の不動産についても書いてみましたが、
「下手すっと東京郊外物件の方が賃貸条件もこなれている」なんて状況があったり、
困ったことですが、なんだかんだと一度暮らしてしまうと東京の利便性には捨てがたい。
■事実東京においても郊外の木造アパート空室率に関しては事情じゃないって話もあります。
今後考えられる方向性として
・(働き方改革と)自宅SOHOの拡大
・そもそも高齢化社会=年金ベースの基礎所得がある
・すっかり定着した通信販売
・病院近いより恒常的ストレスの低下を考える方が賢明
↑
この辺から地方移住も模索され続けるのだと思うのですよ。
■昨今目にする事多くなった「ミニマルライフ」や、
このブログで提唱してきた『ミニマル・コンパクト』住宅などの論議も、上記の動きに対する東京なりのリアクションなのではないかと思う部分もある。
●住居に求める利便性も
きちんと稼働する宅配ボックスだとか、防犯性のあるオートロック(且つ同棟別室に対するセキュリティー設備も実は求められている)、光熱費に対する合理的設備(必要に応じてセントラルバッテリーを備えたオール電化とか)、共同住宅固有の防災性能(前述と被りますが予備電力他)、管理人常駐に相当する何らかの方策(ここは前述の同棟別室に対するセキュリティーにも関係する)、
派生的に拡大していると思うのです。
(で、この辺の管理上のニーズってのは東京賃貸市場に情報集約化されている。)
↑
地方の不動産が地価安の優位性で東京一極集中を突き崩すとはにわかに思えないのです。
かといって
人口減も始まる現代日本において、地方の過疎化を放置していい筈も無い。
(結果として効率の低下から都心部の税負担が増える可能性だってあります。)
本来、そういうことのためのインターネット社会だろうって話なんですが、
以前もここ触れましたが、回線上の格差は全く無くても(土地がそうさせるのか)都心部と地方の間に”利用上のIT格差”が存在するのは厳然とした事実であり、
<<そこを繋ぐ何らかの都市構造や階層>>←ここが求められるのだろうと、
↑
それってどんなものだろう?、、
少なくとも、地方自治体得意とする「IT企業の誘致」みたいな話では”100%無い”、
どうしたら都心部と地方の合理的関係に道筋つくんでしょうね、、。
私にも「なんともわからない」のです。
(都心部なら効きそうな『リバースモーゲージ』も地方だと難しいだろうし…)
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