日本から野党というものが消えて久しい
私は保守リベラルを自認してますが、中学の頃から政治関係好きだった経緯から(自民党時代からの)小沢ファンとして過ごしてきた時期が長く(昨今の安倍政権支持の皆さんからは非難囂々と思いますがww)、随分批判されているのも承知で今でも聞かれれば小沢ファンであると公言してますが、
言うまでも無く現在の彼の政治生命は終わっています。
●また、自民支持者じゃありませんが「安倍政権は大いに支持」してます。
そもそも小沢氏には政策目標は”無く”目論んでいたのは「政権交代可能な二大政党の確立」のみ。
で、
現在の野党っぽい存在のみなさん(維新を例外に)「全部ダメダメでしょ」。
(そもそも小沢パージがあった経緯から民主残党みなさんは当時から全滅していただきたいと思ってます。)
かといって自民党永久政権は好ましくない。
現在、安倍政権支持で政治への関心が民主党政権時代からの若い人はわからないと思いますが、
仮に民主党への政権交代が無かったら「第二次安倍政権も無かった」のです、
ここを忘れてはいけません。
本来ある筈の無かった安倍政権の登場は、当時野党に下っていた自民党の強烈な危機感からうまれたもので、仮に政権交代が無く麻生→福田→なんとなく民主の一部と連立なんてウルトラCを使い自民党政権が延命していたら、文句無しに石原政権をへて現在石破政権みたいな事になっていた筈です。
もしそうなっていたら、
安保法制も通過せず、憲法改正論議なんてものも無かったでしょう。
デフレも絶賛継続中のまま消費税は増税され、日本経済も真っ暗闇のまま。
外交の継続性も無く、中国や韓国にズルズル譲歩したナントカ法制なんてのが論議になっていたかも知れない(間違っても日露平和条約の交渉なんて話があろう筈も無く)。
●「安倍政権でよかった」
ここは日本の歴史的なオカルト的ナントカではないのかとすら思えます。
問題はここからです、
■次の政権から「またぞろ自民永久政権的な緊張感の無さが露呈し」、良くも悪くも官僚主導の昭和の自民党が復活する事にもなり兼ねない。
<<<安倍政権の次が問題なんですよ。そ の 次 が、>>>
■理想を言わせてもらえれば、
現在の野党っぽい議員に一度全滅していただき、
議員の9割以上が自民党と言う状況から(もしこうなると首相選出において間接民主制すら担保できなくなるので)、
憲法改正などをひとつの区切りとして、
自発的に自民党が議会制民主主義のために二つに割れ、
「宏池会・旧経世会中核の左派+公明」「清和会・麻生派と二階派を中核とする中道右派(+維新)」
こんな感じに分裂していただいて、
「二大政党の成立」が好ましいのではないかと思います。
(それはあり得ないってご意見もあるでそうが、先日の総裁選における旧経世会青木氏の反乱はまだその可能性が存在する証しだと思うのですが、、てか、、そう思いたい。)
はたしてどうなることやらですが、
今年の参議院選挙は想像以上に重要だと思いますね。
願わくば、(マスコミの下馬評覆して)自民勝利で進行していただきたい。
「憲法改正論議に公明が遅延の動きを見せるようなら衆参ダブル」ではないかしら。
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