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収容型の高齢者専用福祉施設はそもそも心理学的に好ましくない

2019年03月08日

拘置所や措置入院による拘禁といったいどう違うのか?
「それは懲役刑ですか?」
心理学問わず、社会学的にも好ましくないでしょう。

●介護福祉施設の理想的運営がホテルだったのかもしれないのは理解できます
だったら最初から「介護サービス付き長期滞在型ホテル」で進めるべきで、
(専用の介護士がいなくても、デイサービスと往診主体の「在宅療養支援診療所」との提携があれば、実運用上も全く困らない。)

※某不動開発大手が「シニア向け緊急サービス提携分譲マンション」みたいなのを手掛け始めていますが流石の狙いだと思います。

<話しは戻って>
何故現状のようなことになってしまっているのか、考えてみると、
理想形をホテルでは無く、(病院にとってドル箱だった)寝たきり入院病棟を前提にしていないだろうか?
だとしたら大問題でしょう。
(そもそも医療関係の法改正まで、寝たきり症状は病院が作っているのじゃないかなんて批判も論議になっていましたからね。)

●入院が”本当に”必要な状況に対しては「再び法改正して長期入院を認めるべき」だし
(ここが法改正のキモだと思います、診断基準や行われる保険適応医療行為の内容に及ぶ検討が必要でしょう。)
●基本は「在宅療養支援診療所」を中核に「通院の必要が無い独立した自由な生活」を基軸とする
生活自立援助も様々な方法あり得るでしょうし
IT通信関係や建材メーカー含め、設備で介護を支援する方策だって山ほどある筈です
(このような介護インフラ投資はリースの形でその後も運用できるのでそのための国債発行しても何ら問題が無い。)
(在宅療養支援診療を核とすることで医療費も大幅に削減できる。)

人材難となっている介護士に関しても、派遣型をメインとすることで介護士サイドの負担軽減を検討できるかも知れません。勿論軽微で短時間な介護は規制緩和によって各地のタクシー業務員なども対応可能とする。

■■■精神科医療の国際的コンセンサスからしても■■■
「収容型の治療には効果が無く(むしろ逆効果の場合もある)」点は確定的事実である以上、
老人ホーム的な高齢者の収容が痴ほう症の原因となる”可能性”だって捨てきれないのです。
かといって、医療や福祉サービスの体制が固まる前に自立支援を先行させても、家族の負担を半ば織り込む形になり兼ねません。
(※コテコテ保守の人は、家族が介護することをむしろ好ましいと考えるかも知れませんが。そもそも高齢者の側がそれを望んでおらず精神的負担となる場合が少なくない事を忘れてはいけません。「昭和の介護とは世代も中身も全く違うものですから」)


特に高度医療に関して様々な論議もあるところで、
身体に負担もかかる医療行為となれば、高齢者にとって大きなリスクになるだけでなく、
がん診療においても5年延命がひとつの目標・目安となっていることからも(その治療により少なくとも成功時5年延命が担保されない医療行為は治療では無いのかもしれない)、
高齢者にとって、どんな治療がQOL的に好ましいのかガイドラインも必要でしょう。
(※昭和の時代には阿吽んの呼吸で80歳以上の患者に外科的手術を控える慣習があった←それが正しいという意味では無く、類する現代的なガイドラインが必要でしょうと。)

●少なくとも現行制度には様々な問題があることは論議の前提するべきだと思います。



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posted by kagewari/iwahara at 14:16 | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする