ブログ引越しにより2010年8月以前の過去記事引用リンクは旧ブログのHTML簡易表示となります。旧ブログページ上ではコメント等一部機能は使用できません。
<< December 2024 >>
SA MO TU WE TH FR SA
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新記事
retour

retourRetour.png
本店blog『retour&Retour』

VCroomOrder

空室調査依頼フォーム
規定はこちら/予約制
他社”併用”NGです


■ gmail等迷惑メールフィルター搭載アカウントからの問い合わせについて
フィルター誤判定にご注意ください。

■空室調査は「予約制」です
スケジュール等確認が取れない場合ご依頼はキャンセルされます

retour_nb.jpg

LINK
RELIGARE・DADAcafe
エイムデザイン研究所
aoydesign
ペアシティシリーズのTNワークス
阿佐ヶ谷アクロスシティ
悪徳不動産屋の独り言
pieni kauppa北欧ブログ
Loule
Miyoko IHARA &Junya WATANUKI WEBSITE
Profile
kagewari/iwahara(59)
kgw89.jpg (こちらが本職です「心理学ブログ」)

NPO『HOW's』(活動停止)元心理部門コンサルタント(東京カウンセリング責任者)
有)retour東京』web部 『Kagewari精神分析相談事務所』運営責任者
retour&Retour』・『Kagewari精神分析沖縄分室』ブログライター
・未承認前提の”コメント欄の私的利用”はルール違反でありSPAMと見做し処置をします
(削除を前提とする投稿も同様です)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となっています

・コメント欄は承認制です
※一定期間を経過した記事のコメント機能は利用できません
 以下告知参照
 「コメント欄管理の告知」

(現在は概ねコメント欄閉鎖の方向で運営してます)
RDF Site Summary
RSS 2.0

中国の内需拡大には限界があるような気がする

2019年04月12日

すわ破綻かと喧伝されながら意外と踏ん張る中国経済ですが、
(政策的には相当真剣に対策取り組んでおり、微妙な権力構造の変化があったようで、習主席の発言は後退し、以前は閑職扱いだった李克強首相の発言権が増しているという噂も。)
現在狙っている内需拡大政策がどこまで可能なのか、
実のところ私は懐疑的なのです、

なんだかんだ自由な国内消費を喚起するには、民主化と福祉政策の両輪が欠かせない。
●逆に言えば民主化があるから政府は福祉政策を重視するワケで、

現在進んでいる対策は「ダンピングでも何でも工場を稼働させろ」的なサプライサイドの政策が主となっているようで、肝心な国内需要の拡大政策は減税以外これといった目玉は無いように思います。
(その減税政策も企業向けの側面が大きい)

実感としてと言っては何ですが、
いつだったでしょうね、10年前後前ぐらいに、
中国の人口から考えて、
●経済成長が本物なら「生産可能な耕作面積が限られる珈琲の値段」が、いつか庶民の手の届かない金額になるのではないだろうか?←こんな風に思っていた時がありました。

それは何時だろう?
待てども待てどもその雰囲気を感じる事は無く、

やはりね、構造的に非民主的な独裁政権には政策的限界があるんですよ。
(基本的に発展途上国的な集中的投資政策しかできない。)

「民主化の必要性」←その背景は人権問題だけでは無いのです。
経済政策的にも(先進国へのテイクオフには)民主化は欠かせない。
勿論報道の自由も含めてね。
日本の報道機関に反中的記事を書くなと協定結ばせるみたいな事をしていちゃいかんのです。
(これじゃ政権批判できないメディアと同じですから=福祉の必要性などのアイデアが政権の批判として為政者の耳に入らない。)

■独裁政権でも高福祉は可能だろうか?
構造的に無理でしょう(笑
独裁政権は、自らの政権基盤への不安から「批判的知識人の自由な言論」を否定します。
(ぶっちゃけ弾圧したり収容所送りにしたりする)
自由な消費行動を行う中産階級の拡大を最も恐れるのは独裁者です。

これが民主制の場合は(サービス合戦だとしても)拡大する中産階級を有権者であり同時に政治活動の支援者として最も大事にしますから、
何と言っても高度成長期から先進国へのテイクオフ時には野党の活躍もあって(そこを与党も感じ取り)、福祉制度が普及拡大するのが道理ってものです。
独裁政権と民主制はこの意味で両極案です。

なんとも皮肉な話なんですが、
平気で民衆を弾圧する独裁政権の権力者ほど心理的に大きな不安を抱える。
(ビビッて日本や米国のような選挙に立候補する度胸はこれっぽっちもありません。)

マスコミから容赦なく叩かれる政治家のみなさんですが、
民主制の中で堂々と立候補して勝ち上がる根性ってのはたいしたもので、
本来これ凄いことです。




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメント欄は承認制です
(評論記事等はコメント欄を予め閉鎖する場合があります。また、一定期間を経過した記事のコメント欄は利用できません。)
詳細はサイドバーコメントリンク説明参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by kagewari/iwahara at 00:38 | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする