ブログ引越しにより2010年8月以前の過去記事引用リンクは旧ブログのHTML簡易表示となります。旧ブログページ上ではコメント等一部機能は使用できません。
<< May 2025 >>
SA MO TU WE TH FR SA
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
retour

retourRetour.png
本店blog『retour&Retour』

VCroomOrder

空室調査依頼フォーム
規定はこちら/予約制
他社”併用”NGです


■ gmail等迷惑メールフィルター搭載アカウントからの問い合わせについて
フィルター誤判定にご注意ください。

■空室調査は「予約制」です
スケジュール等確認が取れない場合ご依頼はキャンセルされます

retour_nb.jpg

LINK
RELIGARE・DADAcafe
エイムデザイン研究所
aoydesign
ペアシティシリーズのTNワークス
阿佐ヶ谷アクロスシティ
悪徳不動産屋の独り言
pieni kauppa北欧ブログ
Loule
Miyoko IHARA &Junya WATANUKI WEBSITE
Profile
kagewari/iwahara(59)
kgw89.jpg (こちらが本職です「心理学ブログ」)

NPO『HOW's』(活動停止)元心理部門コンサルタント(東京カウンセリング責任者)
有)retour東京』web部 『Kagewari精神分析相談事務所』運営責任者
retour&Retour』・『Kagewari精神分析沖縄分室』ブログライター
・未承認前提の”コメント欄の私的利用”はルール違反でありSPAMと見做し処置をします
(削除を前提とする投稿も同様です)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となっています

・コメント欄は承認制です
※一定期間を経過した記事のコメント機能は利用できません
 以下告知参照
 「コメント欄管理の告知」

(現在は概ねコメント欄閉鎖の方向で運営してます)
RDF Site Summary
RSS 2.0

世界経済の混乱が「ドル余り」に始まったのは確かだと思うよ

2019年08月07日

昨今流行りのMMT(Modern Monetary Theory)ですが、
ここにはちょ〜っと欠けているとこありまして、
確かにハードカレンシーを持つ国家は通貨の暴落気にせずにじゃんじゃんマネーサプライを増やす事で需要を想像することも可能ですが、金融機関にとって超低金利はけっこうヤバいワケです。
製造業の地盤沈下する中でも米国はドルを刷りまくって成長を続けるんですが、
経済構造的に不動産を例外に有力な投資先が無くなっちゃうため、そのドルは大量に海外の投機資金としてあれやこれやするようになります。

だからこそデフレ時代の日銀の政策はドナンセンスだったというのが”おおよそ昨今の理解”として定着しているのかなと。

FRBも「ドルはいつか回収するから(米国で投資先が回復すれば)」という見解から、
そろそろ利上げでと舵を切ろうとしますが、失敗しました。
(てか本来は貿易赤字で穴を埋めるバラマキ需要経済のケジメ取るべきという意見もあるかと思いますけれどww←これ放置すれば自動的に対中赤字は天井知らずになるのであって、、)

結局「ドルが大杉」なので、バランス取るため「円もバランスするまで増やそうか」のが無難な解決策なので、昨今はなんとなく”いい感じになってきた”と言えるんだろうと。
■本筋としては日本にはまだまだ『潜在的有効需要』が存在し(失われた時代もありますし=長い買い控えとも見て取れる)、
有効に円をデマンドサイドに流通させれば、実体経済を成長させることが可能です。

手法はなんでもいいですが(笑
「バラマキはバラマキでも米国との違いは何か」ちょっと触れてみようと思います。
現在日本の経済ファンダメンタルは「潜在的過剰生産力」をもっています。
アベノミクスでこれだけ通過の流通量を増やしてもインフレターゲットが達成されない=まだまだ流通量を増やせるって意味です。
MMTも判断基準にインフレ率を挙げますが、米国何かの場合は貿易赤字(為替指標)も基準のひとつにするべきかなと思ったり思わなかったりww

いずれにしても「日本円はまだ高過ぎる状態にあり且つインフレ率も低い」
デマンドサイドに円が足りないのです。
(需要不足が経済成長を足を引っ張っている)


<どうせ素人経済話なんだけど>
●私は民主党政権の時にも書きましたが、
必ずしも名目GDP成長率が最優先だと思わないんですね。
円高は国家としての(国家を個人に見立てた場合)所得増となるので(バリバリ海外資産や債権を獲得しておけばよい)、名目成長率の下落により関連する失業率の上昇があったとしても、この場合は「大規模な財政政策による福祉政策でカバー可能」なんです。
(インフレ率どころかデフレな上に、対外資産が増えるので=その分赤字国債を気軽にバシバシ増やせる)

現在日本のバランスシートに余裕あるのもデフレ時代に拡大した対外資産や債権増って見方もできなくもないのかな?
(この辺はDATA見て無いので適当なこと言ってますがww)

ま、そんなことはともかく、、
デフレ時代には「大規模な財政政策を打てなかったことが問題」だった
アベノミクスでは「デマンドサイドの円不足問題』が物足りない
 ↑
ざっとこんなところだろうと思います。

■いずれの場合も「政治主導を回復できるか」が鍵なんですね。
官僚を悪者にしてなんだかんだ言っても意味ないのです。
財務省にしても経産省や厚生労働省管轄の業務に及ぶ政策ドクトリンみたいなんを造る権限がまず無いのであって(財務省はその権限から財政の均衡を目的とするのが主たる業務になっちゃう)、

なんだかんだとアベノミクスが成果を挙げた最大の要因は「政治力」に他なりません
理想を言ってはアレですが、
先日記事にした「NHKから国民を守る党」的に、
仮に国政選挙において、祭壇の争点が「各政党の経済学的見解」となり、
新聞一面が「全員日経かよ」のように現代経済理論含む展開となってくれば、官僚だって動きやすい。「今季の日本はこの戦略でいきますよ」と民意が明解に示されるんですから。

<<<保守派のみなさんにもちょっと考えて欲しいんですよ>>>
「小さい政府:緊縮財政」に陥りがちなのは問題でしょう
「”小さい政府”の記号が意図する本質的意味は”自由化”」であってですね、、
それがいつの間にか”緊縮財政”で興奮するようになってしまい。
(いやいや力点が違うでしょと)
保守政策=福祉切り捨てでは”ありません”からね。
●福祉関係サービスを(民営化)自由化するから→利用者には所得分配しますので自由に選択してください
 ↑
この方式が本来の姿で、
 ↓
●「福祉サービスは公的機関が執行し利用料を無料にする」方向性の革新系と対抗するから意味があるんです。
(ここ革新系の方にも誤解しないで欲しいんですが、保守系なら既得権益を守る人じゃないの?と思っちゃうかもですが、その既得権益って後から作った社会主義的制度であって、保守系が重視する文化伝統では無いんですよ。本物の保守なら守るべき文化伝統に国家権力が介入するなってスタンスであるべきだから。)

本来報道機関こそがこの辺の論議をリードして欲しいんだが、、、
<ここでちょい前記事に被ってくるワケで…>





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメント欄は承認制です
(評論記事等はコメント欄を予め閉鎖する場合があります。また、一定期間を経過した記事のコメント欄は利用できません。)
詳細はサイドバーコメントリンク説明参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by kagewari/iwahara at 23:31 | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする