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オーディオルームの限界(VRの時代だしやっぱ無理だと思う)

2019年08月17日

某オークションサイトで(別カテゴリからの表示で)昔々継続購読していた「月刊ステレオ」を偶然目にしました。
数年前の号だと思いますがその表紙が「ヘッドフォン」だったのですね。
月刊ステレオと言えば(それはそれは広告主もオーディオメーカーさんでしょうから)、故長岡鉄はじめ名だたる評論家が高級オーディオなどを批評する雑誌でしたから、
こんな事いうと怒られるかもしれませんが
当時は「ヘッドフォンの出る幕などなかった」のです。

ところが数年前のその表紙を見てですね
「あーやっぱりな」と、
過去記事でヘッドフォン紹介した時に書きましたが、
現代ではVR関係オーディオのニーズも強く(下手したらサラウンドデコーダーなども邪魔)、広いリビングで高級ステレオを大音量で鳴らすという夢を持つ人が根本的に減少しているのだと思います。

バラコンに比べたら高級ヘッドフォンは安いもので、
廉価なプリメインアンプも買えない単価なのです。
それが音響だけで言えば、ウン百万のバラコンより”原音再生に強い”ときている。
何と言っても、最大のポイントは「大音量再生しても遮音の心配が全く無いこと」です。


ウン百万のオーディオを苦心惨憺中古など修理しつつ揃えることに成功しても、
オーディオルームの施工費用まで考えると、天文学的数字になってしまいます。
(単純にスタジオ仕様の遮音性だけの設計だと、音がデッド過ぎるだけでなく、メーカーがテストに使うような無響室は「無音状態で数時間もいるとストレスで発狂する」とまで言われる代物でして、、)加えて、反響含めて自然な音の伸びがある設計となれば、評論家でも見解が分かれるほどです。
 ↑
更にこの再生が本領発揮するソースは”極論クラシックだけ”です、
(ロックやポップスのようなプラグド音楽は音源そのものがアンプを通し、ライブにおいてもPA用SPを通して再生されるものなので、ライブ会場設営SPより高価なSPで再生して意味があるのかって論議がある。)

オーディオブームの先駆け的には映画用オーディオ的な意味合いもありました。
BOSEのキャノンウーハーが有名なになったのもこの頃です。
(映画音楽はミキシングで50ヘルツ中心に盛られた音響も多いので、低域再生がキモだった。)
昔のオーディオファン憧れのアルテックA7は元がシアター用PAスピーカーでした。


■だったのですけれど、
現状、クラシックを例外にほとんどの音源は「VRと高級ヘッドフォンに負ける」
(乃至それに勝てるほどの高給オーディオの使用はナンセンスである)
流石の「月刊ステレオ」もヘッドフォン特集とかする状況になっていたんだなぁと、少し寂しく思うのでした。
(これも失われた20年のひとつの姿なのかも知れません。)


ハイレゾ音源に関しても、一部では専用のCDフォーマット登場以前からPCにより視聴されており(或はそれ以上のサンプリングなどなど)、
オーディオファン的には、PCのノイズやヘッドフォン端子の出来はどうなのって話なるでしょうけれど、音にウルサイ人はUSB-DAC系のヘッドフォンアンプ独立で使うでしょうし、
ピュア・オーディオやってきたお歴々にとっては「ノイズの少ないノートPCを利用して容易にバッテリー駆動もできる」という点はバラコンを上回ります。
(そんな事気にして音楽聴くときだけバッテリーモードにするユーザーなんていないと思うけどさww←私もそんな面倒なことしませんて、、)

どうでしょうヘッドフォンなら1万で十分中堅機種です、
2万3万レベルでオーテクの高級機に手が届き、
5万6万となればコンデンサー型も選べるかな?
(5万6万って中堅プリメインアンプも買えない安さ)
●一般ユーザーは5千円〜1万円前後の機種で性能的に十分お釣りがくるでしょう

ここにも現代特有の「ミニマリズム」や「パーソナルスペースのナントカ」←こういった世界観の波というか「及んでいる」のでしょう。
(古いスピーカーから音を出すって行為は別の意味の道楽になったような気がします)




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posted by kagewari/iwahara at 01:00 | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする