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ひとりぐらしビギナーの方への大都市リスクって(2)

2019年09月23日

それこそ”悪徳不動産屋”ですよ(笑
民間ですからそれを悪徳と言うのは違うかもしれませんが、
(需給バランスと業界知識の誤解からそうなってちゃったのです)
「営業判断」として接客時間を最短に成約を企図する彼らの判断はひとつの”ひとりぐらしビギナーのっリスク”を表しているのでしょう。

彼ら(TV広告なども積極的なターミナル営業店)が上司から厳しく指導される”何か条”はだいたい以下のようなものです
・女性客の方が賃料単価は高い(狙いは女性客)
・築浅オートロック、2階以上、フローリングはマスト
・広さよりスペック重視
・間違っても古築物件は見せない
 ↑
●重要なポイントは、NG判断の物件資料すら接客時に”見せない”ことです。
(偶然営業用Kファイルのマイソク資料にあったとしても”ボロボロですよ”と言って候補から落とさせる)

彼らは古築木造APなどの案内などしたら上司に叱責されます。
「(ある程度の賃料覚悟してる)お客さん迷わせてどうする(お前からして物件知識が無いってのに)」
 ↑
ハイ、末尾のカッコ書きが気になりますよねww
ええ、駅前ターミナル営業店の少なからずが「厳しいノルマのため接客営業が経験1年未満の素人であることが多いんです(で循環している)」
(※極端な話、RC造と鉄骨造の違いもわからないだとか木造APなぜ安いを説明できなかったり)


■冒頭説明のとおりで、こうなった経緯は誰が悪いってことが言えなくて、
「誤解からそうなってしまった」側面が大きいですね
(※問い合わせは無料が先行し過ぎて駅前ターミナル営業店の成約率は1割未満になってしまった←9割無駄足・実質1割以下営業←ここに営業ノルマですから。)

借主は賃貸契約の主体ですから(進学や就職する時契約する相手もめっちゃ調べるじゃないですか・仲介する不動産業はある意味進路指導のコンサル業だったりするわけで←ここも調べまくりますよね?)”自己責任の範囲はとてつもなく大きい”のです。
(この段階で”ネットで簡単”に決められる筈が無いワケで、、、)
反面、自由裁量権も大きいですし、一度契約した時の更新占有特権は借主側が貸主より遥かに優位です。借りる側にもホテルや旅館の予約の延長的に考えちゃっているケースも少なくないでしょう(不動産の契約は全然別物ですから)。


●加えて日本の借地借家法など周辺法律はとてもよく整備されているので、
ぶっちゃけ(憲法で保護するレベルの)居住性の担保は既に整備されており(極論どの部屋と契約しても根本的な住居性能部分は大きな違いが無い)、
「どんな部屋を選ぶのか」って、
仮に自分が経営者だとしたら「どんなバイトを雇うのか」のような選択性であって、
(上記で考えると選択可能性範囲ってものの期待値がリアルになりますよね?)

更に付け加えると
仮に土地買ってマイホームを建てるなら「造作より何倍も立地が大事ですよね」
(※そういう意味でも”ネットで簡単にお部屋探し”なんてキャッチコピーがナンセンスだとご理解いただけるかと)

この辺の合理性を借主自己責任としてガッチリ決めているとするなら、
部屋探しにあれこれ迷ったり、根拠の無い期待で現実から乖離する話にはならない筈。
(ある意味、プロに相談するなら「どこにするのか・それはどうしてなのか」段階から始めて、具体的な部屋探しは→その後既に数件に絞り込まれた中から選ぶというのが合理的判断です。)



■最後に(こんな事言えば元も子も無いのですが、、)
昔、往年の営業マンとして知られた先輩から聞いた話です。
山手線の某ターミナル駅営業店での話、
「○○駅で徒歩10でオートロックで○万とか無茶な事いう女性客とか多いけど、○○辺の営業マンは”ありますよ”とか言って車乗せてスーっと○○区に連れてっちゃうワケ。確かに隣駅みたいなものだし地下鉄ならほら”徒歩○10と同じでしょ”とかね。」
(その○○区ってのは推して知るべしなんですが、、、)

前項で説明した「立地の方が大事ですよね」と矛盾する”落ち”になっている教訓話です。





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posted by kagewari/iwahara at 09:51 | 間違いだらけの部屋探し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする