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左派の人は気が付いていないかもですが日本の保守は凄くリベラル化してます

2019年11月19日

私は中学前後まで左翼的思想だったと思います(教育の影響もあって)
中学の夏休みに「武村健一の世相講談」なるお昼の番組(MCが小池百合子さんだった)観るようになってから保守系に転じるのですが、
必ずしも当時の保守を支持していたのではありません。

だって「本当に酷かったんです」

もうね知的にこの人どうなんだろうって論議が保守派では当たり前のように語られてました
・ドリフの八時だよ全員集合が俗悪番組だとか、、
・青少年保護のため書籍から漫画あゲームから規制するべきだとか、、
・どちらか言えば日教組がやってる学校の軍隊式の運営を支持してみたり
(お前どっちの味方だよって)
・社会人が電車で漫画を読んでいることは由々しき事態だとか
・新聞読むとインテリになるみたいな
 ↑
きっと米国福音派保守系もそうとう高いレベルの「え?」やっていると思いますがww


■懐かしい話ですが、昔の保守は酷くって、
左派の多い大学などアカデミズムが「やっぱり頭いい人は左派リベラルだよね」みたいな構造が、そのまま「おっしゃる通り」だったのです。
(これがまた、保守系政治家の言葉ってのがまた失言多過ぎて、民度が疑わしいほど)

●思えば麻生総理時代でしたか?
第二次安倍政権の麻生副総理になってからなのか、記憶は定かではありませんが。
クールジャパンでアニメあ漫画が誇るべき文化として認識され、
麻生閣下の(サブカルへの理解から)秋葉での人気繋がりから、昨今安倍政権が選挙の度に最後の演説が秋葉になるみたいな変遷があったのです。

これは日本の保守地盤の「大変革」でした。
まさに「無理筋な近代『共同幻想』ようやっと壊れて、ネオコンじゃないけれど現代の保守ってものを考える方向性がでてきたか」と思ったものです。

●また、保守論壇の方から非難囂々と思いますが、
民主党への政権交代は決して失敗ばかりだったと思いません。
(そもそもこの時、有権者が期待したのは”小沢氏がいたから”なのであって→事実上自民改革派政権の意味合いが大きかった)
左翼の伝統芸能の内ゲバで「小沢パージ&財務省と握って三党合意」で崩壊したワケで、
副大臣なんとやらだとか、官邸が官僚人事を握る(敵は内閣法制局にありなど)、
民主党政権あっての第二次安倍政権って部分は大きく、
 ↑
この時に、自民党が一度野党に下ったからこそ「保守の再構築」が可能だったと思います。

そもそも民主党政権が無ければ安倍政権なかったんですから
(みなさん忘れていると思いますが、総裁選を諦めていた安倍氏が離党し維新が担いでって動きだったのですから)
あの総裁選で、自民が安倍首相を選んだことが「保守の再構築」が起きた証明。

浪人時代に安倍氏は「リフレ経済学(本来左派系経済学)」を学び、
アベノミクスを打ちだします。
 ↑
それほど報道されていませんが、国会論議においても民主党議員が「アベノミクスで行われいることは我が民主党でも論議されていたことで安倍政権だからできたとか違います」みたいな質疑があったぐらい(リフレ派は積極的に民主党内の経済政策勉強会でも講義していた→だったら普通にアベノミクスの優れたところは優れたところとして褒めたらいいでしょうに)。


■安倍政権の(日銀金融緩和誘導以外と言えば)
「男女雇用機会均等化の充実」や「待機児童対策」や「働き方改革」であるとか「少額ですが最低賃金も問題視し」「所得増のため連合と打合せの後、経済団体にベースアップの要求」「非正規雇用の正社員化」「(オバマが命じた)韓国との慰安婦合意」
 ↑
ズラーっと並ぶ政策は全て左翼の政策です
(第三次安倍政権あれば「本来は保守政策ですがベーシックインカムあるんじゃね」思うぐらい)
 ↑
角福戦争時代から見れば、新自由クラブも真っ青の「極左政策」です
第二次安倍政権は、そんな時代から見れば驚くべき水準のリベラル派です。
(※憲法改正論議も、公明案丸のみで加憲でOKとか青嵐会が残っていたら許されざる妥協)


昨今の切羽詰まった左派の印象操作で
「安倍政権と言えばなんでもかんでも極右の軍国主義者だ」みたいなデマがマスメディアには溢れていますが、
こんな小学生でもわかるデマ飛ばすから急速にマスメディアも信用失ったのです。


■この話はあまり論議されてませんが
「日本の保守がデフレ経済危機を前に強烈にリベラル旋回した」ことは日本政治の歴史において、とても大きな出来事でした。
これという後継候補は出ていませんが、
河野防衛相にしても、茂木外相にしても、辞任した河井克行元法相にしても、ヒゲの隊長佐藤正久元外務副大臣にしても、バリバリの外国通且つインテリジェンスにも理解ある政治家です。
 ↑
目玉候補はいなくても、これだけ実力派がズラっと並ぶとか過去の自民では考えられなかった。


野党の惨状がこのままでいいとか全く思いませんが、
デフレ経済危機を前に”ちょっとだけ保守リアリストも本気出した”って姿が、
第二次安倍政権だったのだろうと思います。



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posted by kagewari/iwahara at 03:47 | 暮らしの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする