何から何まで悪いって事ではないかと、
縮小しちゃいかんだろうとは思いますが、現在日本のインタゲ2%超えるのはどうなんだろうと。
(だからこそのインタゲだって言われちゃうとアレなんだけれどww)
成長著しい国(一時前の中国や豪州にしても米国にしても)”必ず”不動産バブルも併存してます。
全部が全部褒められた成長ってのでは無いワケです。
●重厚長大な古典経済学時代じゃあるまいし、不動産の生産性評価が経済成長とリニアに伸びたり、ましてやそれを超える価格上昇などあれば、単なるバブルに過ぎません。
だって現代の供給サイドの成長要因って”生産性”とかですよ?
不動産の生産性とここ逆相関なんだから。
「株価は上昇するが不動産価格は安定」←こっちのが望ましいんです。
しかし、現在成長著しい国家にはそういうモデルは無い。
成長率はちょっぴり物足りないですが、日本のアベノミクスの方が期待値に近い。
(日本の場合は、大デフレ時代にゼネコン他デベロッパーが人材諸共衰退したため、公共事業をうっても業者の供給能力不足で民間の開発を圧迫してしまうため効果が無いって部分もあると思いますが。)
しかし、ダメとわかっているのに、
どうして人間ってのは土地バブルをやらかすんでしょうかね、、、
(ケインズ的にも避けるべきダメ投資先なんだけれど)
事実、最も成長著しかった中国は膨大な不良債権を抱え、独裁国家だから可能な帳簿操作みたいな力技が既に織り込まれてるぐらいの話です。
米国の場合は地域差があるだけで、全米で不動産が高騰って事にはなりません(理由は簡単で国土が広すぎるから)、シリコンバレーが高騰したらテキサス行こうかって循環あるので幾分そこがバッファーとなっている。←成長国の中で米国はマシな方と言えるかもです。
■だってね、不動産の生産性を根本的に考えればさ、
「15平米で20平米の生活空間を実現」みたいなハイCP論になりますよね?
「40平米2DKをナンチャラ技術で実質60平米2LDK化」みたいなww
ボッコンボッコン価格だけが上昇するみたいな話に(生産性向上の裏付け無しに)乗れるかって、乗るほうがどうかしてるんです、、。
ミニマリストの登場が世界的にどうなのか知りませんが、
日本はかなり独自路線を行ってる気がします(いい意味で)。
そら確かに企業の意志決定力だとか、金融サイドのリスクを取る意欲的融資も無く、スピード感に欠けるこの国ですが、宅配BOXへのニーズだとかそれ系置き配システムの開発など(儲け話には意欲的ではないかも知れないが)身近な実需に対するレスポンスは決して他国に劣っていると思いません。
『日本的経済成長』みたいな概念があってもいいのではなかろうかと思ったりします。
(目標2%3%を超えずに不動産バブルを起こさず身近な実需を掘り起こす系みたいな)
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