日本は内需経済中心の国なので、現在それほど重要ではありませんが、
今回のマスク騒動で痛い思いもしたところです。
(農業における飼料や肥料他関連資材の事を考えれば洒落になりません)
なんだかここを小難しく考える方いるかもですが、
サプライチェーンなどの外部依存のリスクは「外交、安全保障、災害」ざっとこんなところでしょうか。
実際日本が3.11で大変な事になった時(日本でしか生産できない資材や機械多いですから)危機感感じた外国企業も少なくありません。
●ここって問題を切り分ければいい話で
・災害対策には戦略的備蓄
・外交問題ならサプライチェーンなどの多角化
・安全保障の場合(そもそも敵対国になる可能性となるので)、当該対象国が仮想敵って事になりますから「別問題」です(経済という話では無くて「その状況放置したらダメだろww」←どういう外交ドクトリン持っているのかってレベルの話)
原子力発電の話の時にも”無理筋”含めて書きましたが、
(超高性能バッテリー作るとか、水素に代えて備蓄するとか←それが簡単じゃないのはわかってますってww)
『備蓄技術』って概念あってもいいかも知れません
原油などの備蓄も言うほど簡単では無いと言う話もあります。
但し、原油にしても飼料や穀物にしても「いずれ使うものか、時期を見てリリース《消費》できるもの」ですから無駄になる要素は無く、
日本は投資的資金に関してなら無限とは言いませんが、日銀に引き受けされてナンボでも調達可能です。←つまり行為としては政治対立になる要素が無い、とても合理的に導入しやすい政策と言えます。
●せっかく備蓄するぞーって話になればですよ、
劣化を防止する、安全性を担保する、保存期間の延長など様々な周辺技術も重要になります。
(その効率が上がれば上がるほど備蓄のインセンティブにもなりますから→例えばエネルギー自給率なんて話になっても、100年分備蓄しましたって事なら”それを対外依存と言えるのかって”話でしょ)
なんていうのでしょうか、
こうむきになって石油が出ないかと穴掘りまくるとか、食糧自給だと供給量や市場原則無視した耕作地の拡大してみるとか、、、そういうことじゃないでしょww
(てかそれやると、もっのすごく赤字部門が拡大します。←一度経済合理性から乖離すると何を判断基準するのかわからなくなってしまうんです、→その理由を「安全保障」なんてことにしてしまえばどこに限度を設定していいのか判断がとても難しくなる。)
だって不動産だってそうじゃないですか?
1万年後の地形なんかわかりませんよね(笑
不動産が”不動”と定義されている部分って「凄く長期の定借」みたいなもので、
生産財で考えれば『備蓄』ですよ。
<ちょっと話が逸れますが>
福島原発の処理汚染水問題
大変結論が難しいテーマで
(仮に科学的問題が無くても風評被害が免れない=これってなんだかんだ原子力の技術はまだ「科学的にも十分解明されていない」ってことです→軍隊なんかで”あえてレガシー技術も残しておく”だとか、バトルプルーフされた旧式の価値とか、、そういう《安全策を選択できるカードみたいな》技術獲得の懐の深さってのはまだまだ原子力技術には無いってこと)
↓
どうして以下の論議にならないのかが不思議だ
「なんとか現行の敷地内に、処理汚染水を10倍安全に備蓄できて、且つ経済性の高い方法は無いものか?」
↑
貯水タンクそのものの技術革新ですよ。
(これも不動産の有効活用技術というか、生産性向上論議のひとつです)
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