「リスクコミュニケーション」という点から言えば
交通事故死統計
年次 件数 負傷者 死者 100万人あたりの死者
2015 53万 66万 4,117 32
、、、
2018 43万 52万 3,532 28
2019 38万 46万 3,215 25
コロナ統計
2020(7月末段階:感染が1月末とするなら約半年分の計算)
陽性数約3.3万 発症約8000 死者約1000 100万あたり8
東京都の現在(陽性者は増加しているが重傷者に大きな変化は無い)
<<<ちなみに例年のインフルは>>>
2017〜18の受信患者数2249万、死者は超過死亡計算で約1万人と言われています
(※今年はコロナの影響でインフルエンザ感染は大幅に減少している:B型流行時にA型が流行しないのと同じ原則→コロナ感染流行により、インフル感染は急激に減少した。)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-V813-idsc/nap/130-f1u-10year.html
コロナが危ないから経済止めるなら、毎年交通規制が必要って話になります。
<しかし>
自動車は上記のように危ないので予め法的規制があります、
インフルには性能イマイチながらワクチンもあります(きやすめでも自主的対策がある)。
そして学級閉鎖を指示できる制度もありますよね、
保健所管轄の公衆衛生行政指導もそうです(食中毒)
難しく考えなくてもいんだと思います
●今回特定飲食業や院内感染クラスターが発生しましたが「食中毒」と同じ構造です
業者名の公開と(消毒ってかコロナは風通しよく放置すれば店内も不活性化しますから)「2週間の営業停止」、院内感染については感染防護の研修、
入院施設のある医院は、外来業務と完全分離すること、
「特定の焼き肉店で食中毒が出たので、東京の経済をストップします」って事にはなりませんよね。
■飲み会リスクについては「性病」で考えるのがわかりいいでしょう
不特定多数との性行為で性病が蔓延
不特定多数の濃厚接触飲食でコロナクラスター
↑
これは概念として一緒です(公衆衛生事項です→「飲食に感染を伴う可能性」があるのですから)
「感染症予防概念の無い不特定多数の飲食は《この対策は今後文化的にも必須》、不衛生な状況から感染を拡大する可能性がある」
●厚生省は「パーティー形式(不特定多数)での飲食業感染予防ガイドライン通達」を出すべき
(ごく親しい人との濃厚接触はプライバシーですから規制すべきでは無い:大阪府吉村知事の考えは正しいと思います。パーティー形式での飲食業はパーテションなど設置して《喫茶店や避難所を参考に》卓をセルとして《ボックス席形式に》簡易なもので構わないので”分離”すればいんじゃないでしょうか。←喫茶店が昔から行ってる内装形式です。)
※表現がR18になってしまいますが、風俗業における避妊具の使用と会食における配膳時の手袋の使用は概念として同じことです。
航空機や新幹線を含むホテルなどの高級接客業ではデザインにも優れた「感染症防護機能のあるフォーマルな手袋」も求められるのではなかろうかと、
■カラオケやライブハウスについては(あくまで推測なんですが)
ビュッフェ形式などで飲食サービスが問題になったのではないかと思うんですよ。
(クルーズ船の感染経路を参考とすれば)
(ライブハウスにもフリードリンクのバーがあったりします)
食器の管理が一番重要で(てか歌うときの飲食って”こういうものにしとけ”的に論議するべき)、
観客側合唱状態の飛沫感染はマスクの着用で防げると思います。
箱のサイズや入場者の密度はあまり関係無い(通勤電車クラスターは確認されていない)。
●「飲食時、コップや食器を手渡しするシーン」が問題なのではないか
(高齢者施設でクラスターが起きやすいのもそこがポイントなのだと思います)
コンサートなどは「安全な開催方式」を早急にまとめ人数制限無く許可すべきでしょう、
過剰に自粛することは、かえって誤った知識を拡散することになってしまいます。
(時々”演出か?”と思われる開園時間やアンコールまでのの遅延は”意味の無い長時間化”になりますから行政指導で規制するべき。)
●実際コロナの感染症としての脅威は”ほぼインフルと同じ”ですが、
(インフル同様に、だからといって無防備に感染拡大してもいいって話でもありません)
内装の工夫や、サービスの見直しで公衆衛生上のリスク管理対策で論議を進め、今回コロナに関わらず慣習化可能な方向で検討するのが好ましいのじゃないでしょうか。
↓
何故って(数年前はSARS、最近の鳥インフルじゃありませんが)
「去年はコロナでしたが、今年はこれが漏れちゃいました」とか連続する可能性を否定できないためです、国際的な経済発達は常にそれらの感染症が世界規模で拡散する可能性を示唆していますからね。
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