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米国を事例に心理学馴染み無い人向けに”左翼運動”の危険性

2020年08月27日

※勘違いしないでいただきたいのですが、リアリズムとしてのリベラリズム(自由主義・世俗主義・文明改革派)は絶賛支持しております(本来リベラリズムも保守系概念)。
自由民主党の英語名は『Liberal Democratic Party』ですからね


心理学ブログを読んでいる方はほとんどご存じなので説明の必要も無いと思いますが、
不動産ブログ読者の方は、いきなり『共同幻想』とか言われてもピンとこないと思います。
『共同幻想』というのは、昭和の思想家吉本隆明が提唱した社科学的な概念で、
後に心理学者の岸田秀がその心理学の中核に考えた概念でもあります。

●わかりやすく言えば「『共同幻想』とはみんながそう言ってるから」という図式で(どうしてなのか詳しいことは考えたことは無いが)、それが常識なんだと鵜呑みにされてしまう現象の事です。
※狭義の代表例が「円周率」→社科的に大風呂敷を広げると「国家」

今回の話は「勿論政治思想もそこに含まれますよ」って話です。

さて、反動現象と言っていいんですが、
今米国では大変なことになっています、参考として以下動画を参照ください

【ケント・ギルバート】トランプ支持者は射殺される⁉︎【WiLL増刊号#253】


宗教保守派でもあるケントさんの意見が偏っていないとは言いませんが、、
基本事実をベースに語られている話です。

この話しのキモは左翼的なスタンス(保守に対抗すること)が危険なのでは無く、
(左翼でも右翼でもいんですが)「新興政治思想が危険だ」って話です。
※論理的に右翼政治思想ってのは考えにくいので(予め保守思想がありますから)、この事例のほとんどは「新興左翼政治思想」ということになります。
 ↑
ぶっちゃけ言ってしまえば「それはカルト新興宗教と同じだ」って話です。


現代社会の左翼陣営の置かれた状況を考える場合、
そのまんまですが、保守政治思想に対しては懐疑的ですね。
●この場合、本来は「各人が個性化の中、政治学的に様々な検討するなか自分の考えを得る」のが筋論なんですが(無党派・特定政党支持無し層が拡大するのは現代のトレンドですよね?)、
そこまで独立独歩で研究・探求肌の人ばかりではありません。
特に昨今話題となった、芸能人の方にはそんな個人的な研究・探求する時間が無い筈です。
すると、「信用する人の意見に頼る、或いは賛同する形」が選択されやすい。
(流行や事実上の鵜呑みで、どうしてそうなのか考えていない概念なので)
「これが最近のリベラル政治思想ですよ」とパッケージになっているのものに”感化”される形で、拡大することになります。
 ↑
この流れは新興宗教の信者獲得と同じなんです。

各人が「どうしてそうなるのかを考えなくてもいい」のですから(池上さんがそう言ってるとかね)、
余裕でデマも横行します、
(※ある意味、文明化の中で保守系・伝統派が束ねていた部分が効力を失い、「常識って何だろう」と穴開いたとこに、カルトな新興宗教がハマって流行るみたいな現象です。)


■時代の趨勢は前述のように、右でも左でも無く「自分の考え」が個性化していく流れですが、
それは世の中から(広告会社が定義したB層向けなどの)ワイドショー的コンテンツや、思想的偏りのある報道が消滅してからの話です。
(※皮肉な事に、報道メディアが右とか左とかに分類できる時点で「どうしてそうなるのかわからない無知な人達がやってます」を意味してしまうわけで、、、→理想は「右から左まで無数の論調を”各人どうしてなのか”を交えリアリズムでお伝えします」)


<<<<話を米国に戻すと>>>>

確かにベトナム反戦への批判や(映画『ランボー』)、ウッドストック的左翼主義への批判(映画『ミスター・グッドバーを探して』や、ウッディアレンの作品)ありましたが、なんというか一部の知的試行としてそれが行われただけで、
日本のように、左翼過激派の爆弾テロや日本赤軍などの暴れっぷりを目の当たりにして「いやいやそれはダメだろ(てか、よど号で明らかなように外国の工作でもあるよね)」って身に染みているのとではその体験に大きな差があります。

ぶっちゃけ最近の若い米国ノンポリ層には左翼思想の怖さがわかっていない。
勘違いした大きな事件が起きなければいのですが、、
うーん、それをNRA推薦の
「憲法により保証された、市民の銃による武装で迎え撃つ」ってのもおだやかじゃないですから。




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posted by kagewari/iwahara at 04:30 | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする