実はたいして下がっていないって話は過去どこぞで書きましたが、
地盤の弱い議員さん以外はなんとも思わない支持率下落です。
(メディアがうるさいからGOTOもやめたからのカードを切って終了→反対する保守派には”ほら数字が”で文句の言えない説得力《予測値が正確だった》)
※現在の感染状況に全くGOTOが無関係であることは過去記事に書いたので省略
(単に寒くなったからです)
■深読みとは何かということなんですが
就任当初の菅政権支持率が吹かされていたのはご存じのとおり、
何にって、メディアに(パンケーキがどうした携帯料金が何だと)。
で、そのメディアが面白がってGOTOを批判し現在絶賛困窮する観光地を報道中(バカなのかと)
メディアがあげて、メディアが落としただけなので、
●支持率が下がるという数字で表れているのは主要メディア批判でもあるのだろうと、
勿論それは無意識的なという意味で、支持率下げた有権者に明確に自覚されたものではありません。上がり下がりの経緯から”そう読める”って話です。
↑
深読みの裏付けは「得意の石破上げがまったく起きていない」ことです。
(やろうと思ったが、流石にそういう雰囲気では無いことを察知したかな)
●本質的に菅政権が憂慮すべきは、日中外相記者会見での不始末であり、
(茂木外相はこの一件で首相候補レースから5年は後退したと言っていいです)
この「真の支持率下落がたぶん数%ある」←こっちはかなりヤバい、
これまた深読み過ぎる話なんですが、
殊更菅政権支持者では無い私などにとって(個人的には大手メディアへの嫌がらせ的に安倍再登板のが面白いと思ってますから)、菅政権支持率低下は朗報です。
何故って、
「下がれば下がるほど、NHK民営化論が高まるから」です(笑
地方議員から叩き上げの菅首相は内政総務畑派といえます(本籍田中派ですし)
腕の見せ所は公共料金の引き下げなどであり、
安倍前首相のように、外交で得点を稼ぐのは必ずしも得意ではありません。←能力が無いのでは無く、アピール含めて発信力を欠く”目立たない”(当面親中派のレッテルは剥がせない)。
GOTOの”GOやSTOP”で目立ったように、真骨頂は内政です。
ドカーンと目立つ最後の切り札が「NHKの実質無料化」であることは他ならないのであり、
各所にブラフめいた発言も散見されてます、
(この辺はN国党立花氏などの解説が詳しい)
いざとなればこのカードをちらつかせることは”思う以上に確率高い”
●メディア業界の事情をご存じない方はNHK民営化がNHKだけの問題と思われているかもですが、
いえいえ全く違うのです、
仮にNHKが民営化すると、日本の総広告費の何割かはNHKに集中します。
=新聞TV含む大手メディアの売り上げは一発でドーンと落ちるのです
(下手するとどこか倒産します。広告費最大手である不動産デベロッパー業界などはもうこぞってNHKにシフトするでしょうww)
<予言しておきます、>
NHK民営化カードをチラ見させた瞬間から、
どの口が言うほどの勢いでメディアの菅政権上げが始まると思いますよ(笑
「この危機を乗り越えられるのは菅氏しかいない(今政争の時では無い)」とかね
ちなみに安倍前首相再登板は冗談で言っているだけで「全く無い」と思ってますし、
(単にメディアに対する嫌がらせ効果で面白がっているだけで)有効性も乏しいと思っています。
彼が8年かけても憲法改正を前に進められなかったのは事実で、その原因である、党内基盤・政権基盤の脆弱さという課題は全く解決していないからです。
本人もしばらくは休みたいでしょう(保守系議員としての仕事は継続できますし)
この件は安倍ちゃんがどうこうでは無く「自民党内保守派動向」として、
「公明党をどう考えるのか、二階派をとっとと菅派にしてからだ」←であって、
首相を安倍ちゃんに戻せば解決する課題ではありません。
(現実的には、保守派にとっても「菅政権を守るが吉」、)
※また、菅政権の若手びいきで小泉元首相の倅がまた吹いてますが、これもグルっと回って朗報なのです。どうしてかって、トヨタ含む自動車労組が立憲では無く国民民主支持を鮮明にしつつあり、やたらと自動車のEV化を吹きまくる菅政権を牽制するには、国民民主の政権への発言力が必要です。
最強なのは「連立に入る」、それが無理なら「維新レベルの与党とのパイプ」、
(同じ傾向は反原発の河野大臣と原発推進である電気労連の関係にも言える)
結果として自動車労組が国民民主の”現実化路線”(与党と共闘)を後押しします。
↑↓
●これは深読み過ぎかと思いますが、
菅さんの「小泉・河野コンビ」に好きにやらせているアレは、
国民民主を政権近くに取り込む(公明党牽制の)ための裏技なんじゃなかろうか?
(ガースーは相当高いレベルで連合から情報抜いてる筈)
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