これは空室調査依頼の方に聞いた話ですが(どっかの記事にも書いた筈)
「友人が(何かの縁で)とても安く50平米1Rの部屋を借りたところ、最初はよかったんですが後から光熱費の大きさに驚いた」なーんて話を聞いた事あります。
(これは梅雨のある日本の気候がRC造MSで基本的に外断熱工法をNGとするため→言ってしまえば日本のRC造MSは”断熱材無し”)
なるほどねと過ごしてきましたが、
高性能木造住宅の場合(どうでしょう50平米超える広さかな)驚くほど温度変化(外気温との熱伝導)抑えることができるケースがあります。
通常この高性能は築浅の2×4建築に見られる特徴ですが、
考えてみれば木造モルタルの古築APでも工務店の腕次第な部分あると思います(耐荷重の限界はあるかもですが)。
昨今空室も目立つようになったと聞く”郊外の木造AP”ですが、30平米超えるタイプなども「高性能断熱住宅1Rストゥディオ」へのリノベとか挑戦する価値あると思うんですよね。
昔戸建ての改装で「(高性能な健在として知られる)珪藻土仕上げの壁」って洒落た物件の内見したことありますが、それは素晴らしいものでした。
●どう考えても世帯動向的に、東京はシングル向けの需要が高まる筈で
中途半端なというと語弊あると思いますが、昭和の廉価なファミリータイプの位置づけが難しくなっています。テレワーク自宅SOHO勤務が今度増えるであろうことからもそういう趣旨のリノベ物件への期待はありますね。
いかんせん断熱性能を数値化できる基準とかあれば大家さんの改装動機付けになると思うのですが、
これが難しい。同じ部屋でも入居者違うと光熱費は完全別物ですから。
とはいえ最大で月のコストが数千円〜変わってくるのですから、
公取委でも国交省でも何らかの基準設けるべきなのではないかと思うんですが。
そう思うんですが(政府は経済政策的に分譲マンションの販売を後押ししているので)
実はRC造MSの断熱性能がスカスカなのがバレちゃうのでやる気無いでしょう(笑
環境派の議員などから「木造回帰」の政策でも出てくれたら違うかもだけれど、
残念ながらちょっと無理そうな気もしますね。
<だったら必殺>
話逸れますが、RC造構造物の外側に断熱材入り木造のシェルを被せて(クリアランス開け)、
内部で空気を循環させればいんじゃね?
木造パネルはメンテナンス時にどこでも外せる工法として、
「外見まるっきり木造の内側がRC造低層高級マンション」←こういうのはダメですか?ゼネコンさん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメント欄は承認制です
(評論記事等はコメント欄を予め閉鎖する場合があります。また、一定期間を経過した記事のコメント欄は利用できません。てか現在は”ほぼほぼ”閉鎖です)
詳細はサイドバーコメントリンク説明参照
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━