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DATAで見る新型コロナ(報道されない部分を読む)大阪府で起きていること

2021年05月04日

※”今回も”ですが、専門家じゃありませんから、
以下はあくまでもDATAから素人でもわかることの報告であり、
間違ってる個所もあるかも知れません(最初に”であること”を前提にすすめます)

というか一部DATAはNHKのものなので、やる気があればTV報道でも大々的にやれる筈なのに、隠しているとは言わないが(webでは公開されているからね)、意図的に掘り下げない思惑でもあるのかと思ってしまう。
過去記事で「どうにもまだDATA的に不足かも」と書いたと思うのだけれど、見るとこ見れば年齢別統計も公開されているので、各所から集めて比較してみたい。

※ちなみに今回の『緊急事態』宣言について、
私の見解は「東京と、京都が含まれた理由がまったくわからない」というもので、
大阪のDATAには謎がいくつかあり(何故急速にPCR検査が増えたのか・統計基準が違うとはいえ何故重症者数が東京よりくらべものにならないほど多いのか)、現況で大阪府については『緊急事態』が適当かわからないが、何らかの対応は妥当と考えた。
(とわいえ大阪も再生産率のピークは3月下旬であり、既にDATA的には下降を始めている。)

上記疑問点などを様々なDATAを比較する中で考えてみたい

■1)例年のインフルエンザの被害DATA
(※ちなみにウイルスの相互干渉により、新型コロナ感染がインフルエンザを根絶急に抑え込んでおり昨年から今年にかけてインフルエンザの死亡DATAは皆無に等しい)
国立感染研のDATA
インフルエンザ「2018/19シーズンにおける超過死亡の評価」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/typhi-m/iasr-reference/2471-related-articles/related-articles-477/9235-477r06.html
<一部引用>
これによると1998/99シーズンで超過死亡者数は35,000人を超えているが2004/05シーズン以降1万人を超えることはなかった。2018/19シーズンは3,276人であり, 直近5シーズンでは3番目と特別に大きな超過死亡が発生したわけではなかった。
 ↑
ひとつ注目は感染研も「年間3300人程度の死亡は”特別に大きくない”」と理解していることでしょう(昨年の新型コロナ死亡者数は確か3500人程度であったと思う)

グラフは以下
https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/2019/11/477r06f01.gif
niid01.jpg

(ここ10年前後だと、インフルエンザでは多い年で5千人近くの死者が出ていることがわかる、15年前には1万5千人を超える死者を出した年もある)


■東京、現在の新型コロナ年齢別DATA
NHKより「東京都の感染状況」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/by-age-tokyo/
nhk01.jpg

【2月を例外に60代以上が2割を超えたことは無い、現在の流行も60代以上は13%】


■大阪、現在の新型コロナ年齢別DATA
大阪府感染情報センターより、
新型コロナウイルス感染症関連情報
http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/disease/corona.html

年代別
oos01.jpg

感染経路
oos02.jpg

【上記二つのグラフに類似点があるのにお気づきだろうか?】
完全一致では無いが、60代以上の感染者数の推移と、「リンクの追える感染(病院や介護施設などのクラスター)」の数値がかなり重なる

そして年代別割合をわかりやすくしたもの
oos02_1.jpg

【平均取る期間が違うので一発で東京と比較はできないが、大阪の方が総じて60代以上が多いことがわかる、今現在でも20%を超えており、東京の2倍近い比率である】

●何が目的で大きく報道されないのか謎だが(過去記事で紹介した”大阪市立大学名誉教授井上正康”氏の情報のとおりで)「大阪府においては、東京の倍ほど高齢者施設及び院内感染などで”高齢者”への感染と重症化が問題になっている」ことは明白であり、
(府の官僚”医官でしたっけ”「高齢者の入院規制失言」を撤回してますが、その発言意図も上記にあったのでしょう。)
吉村知事が「マスク会食動画」などで、この感染があたかも飲食を中心に拡大しているかのようなミスリードは”なんらかの意図があったとしか思えない”。

(この点《飲食店規制》は私も、カウント的にはクラスター感染だと1感染での感染者数が多くなるため、飲食業への規制にも一定の意味はあるだろうと、書いたけのだが)
以下の図を見ていただきたい
 ↓
大阪府新型コロナの年齢別致死率
oos03.jpg

事実上60歳以下は飲食店含めて自由に活動して”ほとんど”問題が無い。
加えて、重症化・死亡の可能性の高い70代80代で且つ高齢者施設利用者が、頻繁に繁華街に出て飲食店で感染しているとでも言うのだろうか?
<一体大阪府は何を隠したいのか?>
はたまた、病院や高齢者介護施設職員の飲食店感染が目立つとでも?
(だから飲食店を規制するってことですか?「職員が感染するから」←なにかおかしくないですか?)

これで大阪で3月から右肩上がりでPCR検査数がやたら増え、今現在でも東京の倍ほども検査している日がある理由も、以下が原因なのではないか?
 ↓
「濃厚接触者が多く判明しているため(且つ高齢者施設などのクラスターの場合余計対象者も多くなる)、自動的にPCR検査数が増えた」


■本来行うべき対策は、
(この記事では東京都との比較しかしていないが)
大阪府の感染は、他府県に比べ高齢者施設などでのクラスター感染が多く、
同時にこのクラスター感染による高齢者の重症化が深刻化している。
他府県においては、緊急事態であることを理解いただいて、
●「ひとまず、日本中で進んでいるワクチン接種を一時保留し、しばらくの間大阪府の高齢者に集中させてもらえないだろうか」←やるべき対策はコレでしょ、コレ
(やれ「マスク会食の動画だ、飲食店の営業規制だ」では無い筈です)

メディアの報道含めて、どうなってるんですか、
(※メディアもメディアで、40代の若い人にも重症化例がとかって、、それは全体の何%なのかね!レアケースを殊更強調して何の意味があるのか?そんな報道して高齢者の死傷者数を増やしたいのか?)

何故、ド素人のブログ書きがあちこち調べてこんな(みなさんも読み難くかったでしょ)長文記事を書かないといけないんですか、、、
呆れてものが言えない、、
果たして私の記事にどれだけ拡散効果あるのかわかりませんが、
関西お住いの方は地元議員さんに訴えるべきですよ。



posted by kagewari/iwahara at 03:09 | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする