私はどちらか言えば楽観論なんですが、
ここのとこ米国取材のジャーナリストや米国在住識者から2022年中間選挙、2024年大統領選で『共和党』が勝っても米国は元に戻れないのではないかという悲観論が出てきています。
偏向し不安を煽るメディアが財政的にも弱体化していることは(日米ともに)顕著なのだと思いますが(米国の場合SNSの信頼も大きく下落した)、
日本の60年代安保や革新系自治体に続いた財政破綻に類する経験がまだ米国は十分では無く、日本で言えば特定の野党に見られるような論調もまだ力を持っているという話。
共産主義への理解という点で、同様政党への支持率は日本なら10%以下となりますが、
二大政党の米国の場合(日本で言えば自民党の政治姿勢が幅広過ぎて読めないのと同様に)『米民主党』という枠の中で(自民党に媚中派が何%存在するのかよくわからないように)どれほどの共産主義者が力を持っているのか”支持者にもよくわからない”のです。
<目立つところで、サンダースやAOC《オカシオコルテス》などそっちよりのスターはいますが、その全体像を図れるものではありません。日本で言えば二階さんが悪目立ちしているのと同じ>
ついこないだオーストラリアで大問題となった「中国共産党のサイレントインベージョン(静かなる侵略、経済界・政界浸透工作)」は現在進行形で豪中問題として表面化していますが、
米国における工作は巧で、米国市民を馬鹿にしているのではありませんが、
「悪いのはロシア(旧ソ連)」と言っておけば、それで釣られるって言うのでしょうか(冷戦時代の記憶もあって)。対中感情は悪化してますが「あからさまな政界工作が広く知れ渡る状況にありません(この件に関しては過去に報道があったのに関わらず)」。
●状況は既に変化の兆しアリですけどね
第4ラウンド(Make America Great Again)「チャイナ・ウイルス」
https://kagewari.seesaa.net/article/481696661.html
(左翼メディが突然、コロナウイルスは武漢研究所から漏洩したと報道し始める)
さて、幸か不幸か日本は二大政党制に失敗したので、
ウイグルでのジェノサイド非難決議も「親中派の公明党があからさまな反対」など見えやすく、
(二大政党であれば、党内の部会の論議である程度は確認できるのでしょうが)
米国においても公聴会や議会での委員会では盛んに論議されているのですが、
議会の論議がどこまで一般市民に周知されるのかと言えば、
日本で言うところの「証人喚問」のようなイベントでなければ難しいでしょう。
(米国なら専門の調査委員会でしょうか)
心理学の特集で『不安心理の構造』を書きましたが、
https://kagewari.seesaa.net/article/481594063.html
「よくわからないもの」は、それだけで人を不安にさせます。
●思うに、米国取材のジャーナリストや識者をもっても「現在の米国の状況がとてもわかり難い、先が見え難い状況」が、悲観論に繋がっているような気がします。
現在米国では、レッドステイツやブルーステイツと呼ばれる「『共和党』が必ず勝つ州(政党カラーのレッド)・『民主党』が必ず勝つ州(ブルー)」間において国が分裂するかって勢いの対立が表面化しているのも事実です(民主党州のロックダウン知事が、集団免疫作戦系フロリダ州に《自分もお忍びでフロリダ行ってる癖に》悪口三昧で大炎上したりしてます)。
↓
今、アンティファやBLMの暴動を煽った民主党州では、生活もままならない治安の悪化を招き、大規模な『共和党』州への引っ越し騒ぎが始まっています。
しかもその『民主党』州に次から次と重犯罪前科のある不法移民やテロリストが集まりつつある。
流石のバイデンも国境の壁延長を許可するなど、動きはみせていますが、、、
(※これは冗談ですが、仮に現状が激化し「州境にも壁を」なんてことになれば、ジョン・カーペンター監督伝説のB級映画『NY1997』カートラッセル演じるスネーク・プリスキンみたいなことになりまっせ、、確かパート2が「エスケープフロムLA」じゃなかったでしたっけ←ちなみにコナミのゲーム「メタルギア」の元ネタです)
■映画やドラマが時に潜在的な世相を表すなんて言いますが、
どうでしょうか、ゲーム含め、
ここ数年の米国で異常に目立つのは「ゾンビもの」ですが、これは「全く理屈の通じない暴徒の群れに対する漠然とした恐怖(不安)」という集団心理の現れなのかもしれません。
↑
左翼リベラル評論家に指摘されたら「ゾンビものがゲームから映画からドラマまで、一発でPC棒(ポロティカル・コレクトネス)で放送禁止になる」ではないでしょうか。
それもまたアレですが、、、
ちなみに私は楽観視しており、
民主党支持の穏健中道派がごっそり離れ、ひょっとして民主党分裂なんてことがおきるのではないかと思ってます<そのままの意味で、ネオ・コンサバティブになっちゃいますが>
「福音派は受け入れられないが、全体的には保守でいいです」みたいな、
民主党への小口募金システム「アクトブルー」が米民主党左傾化のキッカケですが、アクトブルーの存在は相対的にウォール街の影響低下を意味し、アクトブルーそのものがアイデンティティーポリティクスとも言われる(それもまた民意)世論形成に依ります。
↑
ここの世論の意識が(アイデンティティーの意味が)「思ったのと違う」と離反した瞬間に状況が大きく変わるからです。
(前述リンクのドクターファウチ追及「やはりチャイナ・ウイルスか」もその端緒でしょう)
昭和には陰謀の裏側が暴かれるのに30年50年とかかったものですが、
●現代情報化社会とは、その速度も10倍20倍になっているのですから。
(日米ともに斜陽産業化に付け込まれ偏向報道を続けるに至った大手メディアが倒産しかけてる姿に「案外出口も近いのではないか」と、楽観しています。)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメント欄は承認制です
(評論記事等はコメント欄を予め閉鎖する場合があります。また、一定期間を経過した記事のコメント欄は利用できません。てか現在は”ほぼほぼ”閉鎖です)
詳細はサイドバーコメントリンク説明参照
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━