一部には小池知事の国政復帰と二階派として総裁選候補の噂もあったのですが、
結果的に(麻生さんがあれほど早期解散すべきと言ったのに)頑固に支持率下がろうとも解散を急がなかった菅首相の英断であったと思います。
最近医師会の発言力が萎みだした背景は(小池知事は医師会の支持を取り付けているとも言われており)、政権に対する小池知事の発言力低下によるものだと思います。
※高市氏立候補表明で「小池・二階・小沢・公明ラインの仕掛け」は完全に消えた
その結果、都が政権と対立する構図でブラフを仕掛けることができなくなり、ようやく医師会が政府の方針に協力する動きを見せるようになってきたのではないかと見てます。
実質菅派のような存在の維新が大阪においてその動きを先行させており(野戦病院作戦)、官邸の狙いもそこから見えてきます。
※この点から橋下氏起用の観測気球も消えるのでしょう。
橋下氏のカードは「仮に総選挙で過半数割れになった時の維新との連立時閣僚起用」として温存してもいいことですから。
■菅氏が(感染症対策に目途が立ってきたのか)その力を見せてきたということで、
「面白くなってまいりましたww」
何も自民の権力闘争の激化は国民にとって不利益ではありません。
何故って、政策論議も激しくなるからです。
現代社会では「威勢のいいこと言って何もしない」ってしらばっくれることのできる時代ではありません。(野党の論議ですらブーメランなど過去の発言がやり玉にあがる時代です)
政策論議として一度ぶち上げたことは、それなりの影響力を持ちます。
民主主義がようやく実行性をともなって機能してきた体感あります。
実際菅首相も「携帯料金高い」→即実行しました
個人的に期待したいのは(私は安倍政権支持でしたが安倍ちゃん支持者ではありませんから、清和会的にNGでも河野太郎待望論です)、菅首相続投の場合だと、
●河野太郎官房長官か高市早苗官房長官
(これで次を担う保守リベラルVS保守の軸ができます)
トンデモな状況で高市氏が勝つなら勿論応援しますが、
(勝ちパターンがあるとするなら、絶大な地方支部の支持があったことになります)
石破氏が仮に立候補してしまうなら地方票が割れる可能性もあるでしょう。
いずれにしても、今回の総裁選で「小池・二階のライン」が後退(二階さん引退の場合は、二階派が空中分解の可能性もあり)、ついでに某選挙区で宏池会の林さん勝ってくれたら最高。
いい感じになってきたかなと思います
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