まだ意見としてまとまってはいないのですが、
わかってきたことをいくつか、
1)菅氏はとっくの昔に今回勝てないことを知っていた
(進次郎が伝書鳩役で、都度安倍氏からの情報を伝達)
2)派閥の投票を集約できないのは、二階派を筆頭に、清和会、麻生派ですらだった
(当落線上議員のバタバタ具合が半端なかった)
3)時折リークされた(解散だなんだ)報道は落選の恐怖におののくバタバタ議員からの発言と思われる(勿論不正確なデマも多数)
4)結果として末端議員のバタバタが(仕事師的に特A級に有能な)現職総理の首を取った形になってしまい「現在は妙に静かになっている」(それが国民のためになってるのかは疑問)
※この件は末尾参照
5)総理が引くことで、次々と立候補者が登場しそう(その過程で泡沫は消えるだろう)
6)岸田氏有利話の裏は「麻生派+岸田派合流=大宏池会構想」だったが、麻生派も一枚岩とは言えず(派から河野太郎が立候補)、仮に合流しても岸田派に吸収される側になってしまっては大宏池会の意味が無い(俺達のどころか、古賀さんの大宏池会になってしまうw)
というか、米中対決のこの時代「前提条件無しで選ぶならこの人か?」
(※麻生氏は支援者のパーティーで企業経営者などを相手に「日本は米国陣営だ、中国への投資は考えたほうがいいぜ」と発言している)
7)あまり報道されてないが(てか意図的偏向だと思うが)
先日横浜市長選に敗れた小此木氏はどちらか言えば「隠れ石破派であり」(選挙にも石破氏他、そっち形の大物が応援に入っている)、決して公明党とも関係のいい人物でも無いので(菅氏首相選の選対本部長ではあったが)、奥さん通じての家族ぐるみの付き合いは事実かもしれないが、菅氏側近的な理解は【違う】と思う。
(※今回の退陣劇見ればわかるように、近しい関係にあるのは同じ神奈川組でも小泉進次郎であって、この横浜市長選には菅首相も進次郎も応援に入っていない。←この件に関しては《唐突なIR撤回含めて》、きっと更に裏の話があるんだと思う。ちなみに小此木氏は横浜では合意が得られないと言ったもので《支持者の手前》、国策としてのIR誘致政策には反対していない。)
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官邸が小此木氏を支援したのは事実だが、
これは菅政権の今後を占う云々の報道があったためではないか?
どちらか言えば石破氏寄りの元議員が《菅氏に造反し》市長選挙に落選したのが本当のところだと思う。
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※小此木氏が横浜市長選立候補の当時の関連記事
小此木氏、「横浜市長選出馬」の複雑怪奇な舞台裏
横浜へのカジノ誘致反対で菅首相に反旗か
https://toyokeizai.net/articles/-/438105
<記事から最後の1行引用すると>
菅首相にとって「横浜市長選やIRなんてどうでもいい」のが実態かもしれない。
8)しかしメディアの横浜市長選報道に事情をよく知らない当落線上の議員はバタバタしたことだろう(上の人の話を全部聞けるわけでもないだろうから)
<追記>
ちなみに横浜市長選に勝利したのは、選挙違反スレスレの(コロナ専門家は”嘘”:正確には医療関係の統計学者)学歴詐称疑いや、パワハラで刑事告発までされそうになってる(メディアには随分徴用されて嘘言いまくってたらしい)「そういう意味で自称コロナ専門家として有名な」誰それ氏だかが〇ってデルタの風に乗り当選。
選挙中からこの問題を告発していた元東京地検の郷原氏が同件を現在も尚追求中です。
■それから、メディアや政治記者のみなさんも忘れていることを”ひとつ”
コロナの現在流行が急速に収束しているのは事実だけれど、
コロナは基本風邪ですから、→冬にまた流行があるのは織り込み済みです。
(夏に強いインド株は去ると思うけど)
次の内閣は、最低でも仕事師と呼ばれる菅内閣と同レベルの仕事ができなければ目立って仕方がないことになるのだが、
(菅氏がやってた仕事って、携帯料金引き下げに始まり、ワクチン外交《米国との交渉力》、先進国最速レベルへのスピード接種の実行《医師会との対決》、五輪は終わったがバブル方式とも呼ばれるイベントの感染防止策の運営《他国では無理ではないかとも言われている》、菅内閣でもイマイチ進まなかったデジタル庁発足と継続)
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【誰がやったとしても、菅首相ほど行政実務に有能な人物はいない件】
私は菅政権支持ではありませんでしたが(ウイグル決議は官邸じゃありませんが、デジタル庁のゴタゴタやポエム大臣の起用から、小池知事におしこまれた『緊急事態宣言』乱発まで)、現在の日本政界において”仕事ができる”事に関して言えば最強であったことは疑いようがありません(高齢者へのワクチン接種に関しては100人〜の命を救ったと思います:それは現在立候補してる誰にも真似のできない神業だった)。
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