※この話はケチな政治オタクの与太話なので冗談半分に聞いてくださいw
まず結論から
「下手したら一発目で一位狙える」と読みます(の勢いで二位お願いします)
その根拠は
・安倍首相のやる気が半端ないこと(他候補推薦議員でそれほどの熱意であたっている人物はいない)、特に国会議員の派閥横断的支持が”早い段階”から広がっている=地元の党員票の動きにも大きな影響力を見せる可能性も大
・二階氏の一手と思われる野田議員の立候補が思わぬ逆効果となる
二階氏は当初石破氏へ負けたら離党で小池新党まで視野にいれるほどの策士ですが(きっとその作戦は小池新党連立政権みたいなものだったのかなと)、
石破氏がやる気なさそうなので、立候補を断念させ(推薦人貸すのをやめた)、
河野氏で一回目の投票で勝ち切る狙いでしたが、複数の想定外が起きます
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1)高市氏決起集会で「議員票100は集めたと豪語」
2)河野氏が(決して麻生・安倍氏に対立するつもりは無い)二階氏からの要請と思われる、石破氏への協力の挨拶を(石破氏は幹事長の要請的なことであることを語ったが)、慌てて否定したこと(議員会館で全員に挨拶していた中に石破氏がいただけと苦しい言い訳)、
3)堂々菅首相が河野支持を言明したこと
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二階派のキャスティングボードとしての力を誇示するためには、独自候補の擁立しか手が無くなり野田氏擁立となったのですが、野田聖子氏と言えば「宏池会のドン、古賀氏の子飼い」です。
確かに、その狙いは元所属先である宏池会からアンチ岸田票をはぎ取ることですが、
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ほらね、最後の一行が重要だと思うんですよ、
今回の総裁選において「おおよそ派閥が一致して動くだろうと見られていたの唯一岸田候補です」(普通の票読みなら今回”決選投票”における最有力候補)
野田氏擁立により下手すると、岸田氏が高市氏に負ける可能性出てきちゃったんですよ、、
しかも、この動きは岸田陣営に(幹事長交代で喧嘩売られたってのもありますが)完全に二階氏は敵を確定させました(仮に決選投票残れなかったらノー文句で高市氏に乗るでしょう)。
・河野氏の強みは「一回目投票で勝ち切るかもしれない評判にあった」
前述までの流れで(高市陣営の奮闘、野田氏擁立)一回目で勝ち切れる可能性が”0”へ
下馬評では、河野氏は決選投票に残れても勝てないだろうと目されており、
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勝ち馬に乗ろうと考えていた議員はどう思います?
(どう考えても負けちゃうじゃん)
・高市氏の奮闘は”選挙の勢い”そのままでであり、衆議院議員選挙時の応援演説もポスター撮るにしても「これは高市氏のがいいかもしれない」←勘のいい政治家のみなさんは敏感に感じ取っていると思います。
そ し て 「二階氏と岸田陣営の対立が決定的となったことから(岸田氏三位の可能性)」
勝てない河野・野田陣営に投票して死に票になるぐらいならの代替案として”岸田さんは無理”となっておりまして、残るのは高市氏だけです。
・旧経世会(現平成研)会長竹下亘氏の死去
(安倍首相支持者も多く、後継も定まらない中で《閣僚クラスの有力議員も多く》自主投票どころか高市支持となる可能性すらある)
●勿論高市陣営の党員への選挙活動頑張り次第ですが
決選投票に残るのは確実
下手したら一発目で一位を狙える可能性すらあると思います
(個人的意見、願望込みで書いておりますww)
また、現在ネット中心に(やりすぎとは言いませんが)河野太郎氏にことさら”左翼のレッテル”貼るような動きがありますが(一族経営の中国の会社や安全保障めぐる発言など)「立ち位置として河野氏が入閣前に安倍政権批判していたのは周知の事実で」、私が河野氏を評価するキッカケになったのは武蔵小山だっけ?取材中に都議選かなんかありまして、河野氏と”あの上杉氏”の応援演説聞いてです。
(※当時私は勿論安倍政権支持ですから、論旨は賛同できるものではありませんが)
この演説ぶりが「プロの政治家そのもの」であり、上杉氏なんかと交流のある河野氏が安倍政権入閣後に(それこそ政治力学のリアリズムで)外相・防衛相として務まったことを忘れてはいけません(それとこれは話が別とは言いませんが)。
いやいや、だったら安倍政権に彼が入閣した時にも(現在ネットで喧伝されている)その問題は継続していたワケでさ、
ネットの保守系世論はその時何していたって、中韓に厳しい発言する河野氏評価してたじゃんw
彼が親中・安倍政権批判の論旨もってるのは「当時と何も変わってません」→それでもいざ官邸に入ればリアリズムをベースにした対応していたワケで「言うなら現在の菅政権と同じ」です(菅氏も保守派では無い)。
保守系ネット世論の煽りにそのまま乗ってもズレちゃうと思うので(勿論情報は情報です踏まえるべきですが)、予め”そういう感じなんだろうな”とわかっていたことですから、「今騒ぐことか」って話。
彼の陣営が「許容範囲の野党のポジションだ」って評価は間違いでは無いでしょう←この許容範囲の対立関係があるから「高市氏の登場に繋がっている」のを忘れちゃいけません
《現実の野党は論外ですから》
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