米国の民主党ですらその傾向出てますし(アイデンティティーポリティクスって奴です)、
欧州の左傾化とこれに反対する保守派の対決構造しかり、
「左は思いっきり左」な傾向出てますもの、
(怒られるかもしれませんけど、「左翼思想であることがもうマイノリティーの感覚で、イスラム教徒やLGBT同様に左翼の権利を主張します的なアイデンティティーポリティクス」→「左翼を差別するのは人種差別」みたいな)
連合が野党から離れ、政権寄りにシフトするのも既定路線だと思います。
●玉木党首に政局勘ってのがあれば、連立や閣外協力も視野の発言あってもよかった。
(むしろその方が、連合が国民民主支持一本化とかもあり得たかな)
それぐらいに、
「現代の左翼政治運動は”イデオロギーでは無くほとんど宗教”になってきている」
(グローバリズムや権力の集中や全体主義の元祖は近代以前は各伝統宗教のお家芸です)
彼らに共通する「話し合いで平和に」とかの論議を、一概に”お花畑”と片付けるのは間違いだと思います、言ってる本人がどこまで気が付いているかわかりませんが、
●その深層心理は「全ての国が習近平主席に従えば戦争は無くなる」からです。
(勘違いしないでいただきたいのですが、これ批判ではありません。流れの先を読むと自然なことで、それを”集合知”的に取り違える心理も理解できます。)
なので現代の右派左派対立の構図は”いつのまにか”
「ナショナリスト(国や地域や個人の自由を守る)右派」
「クローバリスト(全体主義世界政府志向の)左派」
↑
このような図式にあって、近現代の「右派国粋主義者」「左派革命主義者」みたいな色分けと随分様変わりしてきており(左派の国際協調路線とは世界政府全体主義志向だと考えるとわかりやすい)、
※環境問題などの国際間合意も主権侵害なワケで、実態は「世界政府独裁全体主義志向」です
そのトレンドから言えば
日本国内で左派の立ち位置の立憲が共産党と親和性を高めるのは自然現象だと思います。
↑
逆に言えば保守系支持者は、この辺の全体像を見誤るとしっぺ返しを食いますよ。
(陰謀論などでいっちょあがりにせず、社会変遷時に起こり得る自然現象として真剣に考えるべきでしょう→造語で言えば「脱構築の錯誤」)
『共同幻想』論的に言えば、
本来左翼政治思想にも”世俗化ネタバレ崩壊”が到来していいころなんですが、
・世界的に学校制度の問題を疎かにした
(現代社会で「クラス(=階級)運営」など本来言語道断なんです→オープン化すべし)
・世俗化っぽい流れを、左翼政治思想はたくみに”脱構築っぽく”取り入れてきた(見た目の世俗化:これが環境左派やアイデンティティーポリティクスです)
・上から目線の権威主義者という点でことごとく大手メディアは左派に親和性がある
(言うまでも無く、官僚も同じです)
・逆に言えば、自由主義と親和性のあるインターネット空間は「ビッグテックが検閲しまくるほどアンチ・マスメディアである」(これも自然現象)
■話を戻すと、
連合が(分裂含みの話になると思いますが)「左派離脱宣言」するのも自然現象なんだと思います。労働組合は冷静に考えればこの”左派の世界的トレンド”と利益相反しており(私も中国包囲網的意味が無いのであればTPP反対派です)、
日本の政界もグダグダに動いているように見えて、
実は法則性というか、
世界的に動いている社会心理動向をなぞっているのだと思います。
「対立軸がズレてきている」