本来これは心理学ブログのネタなのかなと思うんですが、
すっかり国際政治状況の話も多くなった関係で(それは日本の暮らしに直結する話ですから)、コロナから米大統領選、日本の総裁選からウクライナ紛争までお伝えする上で、ナントカ陰謀論めいた話も絡んでくることも相対的に増えてます。
一件禍々しく思えるそんな陰謀論ですが、
よーく考えてください。
やれ大学の恩師だとか、何々人だからだとか、歴史戦がこうだからとか、限界効用超えた(既に意味の無い)”今以上の億万長者へ”などなど、【動機が全てしょっぱい】んです。
(何々家だからなんて話まで出てくる始末、→中世ですか?)
■この現象は『共同幻想』崩壊(ざっくり言えば文化・伝統・宗教・封建社会の世俗化)が末端から始まっているからだと思います。
言うならば末端は「いわれなき奴隷・労働者役」でしたから、国が豊かになってそういう物語が必要ではなくなって以降「バカバカしくてやってられない」と自然崩壊するのは早いです。
※ロシア軍ですら(篠原氏情報によれば)平和な現代だからということで兵役義務が4年から2年へ短縮され(大幅な人員減)、日本の自衛隊同様に”職業軍人は基本下士官以上で編成”のスタンスであるとのこと。
日本もその典型は?「戦争のため産めよ増やせよ」な時代ありましたが、
現代はどうですか?『非婚・晩婚化』少子高齢化社会です。
●これに対して政略結婚だ、コネを使った裏口入学だ、一族で大企業を裏から支配するとか、政治資金面でフィクサーとしてだとか、シンクタンクとロビー活動を通じて政策を誘導など、、、
所謂支配役だった、権威者サイド(エスタブリッシュメント)では、まだ物語が崩壊していないのかもしれません(←これは”という彼らの錯覚”です)。
彼らは支配する側ですから『共同幻想』社会適応のストレスとかあまり感じませんよね?
(むしろ支配者インセンティブを既得権だと思っていた)
なので、唐突に各国政治のエスタブリッシュメント同士の戦いになると「戦国時代か?」って話になります(たぶん彼らは現代でも”世界の名家100選”みたいなのへの興味が残っている)←これが陰謀論の本質です(上級国民気取りの階層の勘違いです)。
「上級国民社会だけ、近代の(社会学)ゲマインシャフトのままか」ってバカみたいな話。
(そんな無理なネタについてこれるのはどうしたって一部でしょう)
世界の上部構造、最古にして最先端を行く日本の皇室において、
庶民生活と変わらぬ『共同幻想』崩壊(世俗化・民主化)が始まっておりますね。
(さらに世界を先取りし”保守再選択”的な守るべき伝統文化としての皇室の在り方が有識者により検討されてます。間接的にですが、その論議に国民も参加しているというのが画期的。)
きっと未来に向け、(国民の象徴として)再構築されていくのだと思います。
■この構造ギャップに気が付いた政治指導者や政治家から方針転換が始まってます
(組織票から→浮動票へ:この現象を「ポピュリズム」と誤解するトンチンカンもいますけど)
ブログではトランプ大統領を応援もしていますが、
彼個人もまだノスタルジックな旧世代なのは事実で(イメージしているものが”確信犯的保守最選択に近い”とこあるので期待感もありますが)、世界をリードする政治家かと言われれば「安倍ちゃんが横でサポートするからトランプ大統領は機能する」のであって、
2024年彼が返り咲く時、日本政界がどう補助できるのかが鍵だと思ってます。
度々記事中で紹介している”個人のニュース解説サイト動画”に見られるように、
「昭和に比べれば、その露出度は驚くほどバレバレになっており」
いずれ当事者の耳にも入ります。
ネタバレしたプロパガンダはもうプロパガンダではありません。
《社会心理的に最も重要なことは、「情報を支配者や権力者が独占すること」により陰謀は成立するのであって、情報がバレバレで庶民の知る事になれば”それは単なるガセネタ(フェイクニュース)です”》
<補足として付け加えると>
■そんなワケで現代の陰謀論を動かしているのは(理念でもなんでもなく)「無駄に桁数だけ多い金だけ」です、
そんな一味に集まるのは(とっくの昔に”億万長者幻想”なんて終わってるのに《現代はミニマリストの時代》)勘違いした亡者だけになります(言えばこれ、ケインズ経済学が《需要不足と公共投資政策で》参考にしたフロイト心理学のデストルドーです)。
ぶっちゃけ、人材が偏るんですよ、、。
(こう言っては何ですが、今時そんな話に乗る事自体がバカの証明ですから)
既に米『民主党』は政治家のタマ不足に陥ってます、
「バイデンしかいなかった」ここに集約されているでしょう。
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