現実的論議ですが
1)被爆国の日本で世論がまずまとまらない
2)米国が黙認したとしても他常任理事国が歓迎するとは思えない
3)そんなことに外交リソース割かれるほど日本は暇では無い
4)核武装にデタントの効果を持たせるには相当数保持しなければならない
5)そもそも核兵器は現代の戦争で使えない兵器である(意識しても意味がない)
6)ロシアのようにそれをブラフで使う場合もあるが、ロシアの発言もNATOが核配備を拡大するならばの牽制であり「唐突に先制攻撃しちゃうよ」とか言って無い
7)防衛という点では日本は米国に次ぐミサイル防衛システムがある(何のためのイージスか)
8)そもそも世界最強クラスの潜水艦部隊を保有している日本は、中露米の戦略潜水艦をも沈める力を持っており(米海軍ハンターキラーともタイマンでしょう)、ある意味既に核保有国が世界で最も恐れる国のひとつである
9)無茶をする国はだいたい独裁国家であり、日本のF35なりを敵地攻撃に使用することを決断すれば(抑止力として)核兵器並みのインパクトがある
10)世界有数のプルトニュウム保有国であり、世界の噂では「半年で核兵器を保有できる」と言われている日本は潜在的に既に核保有国である
<<心理学的な補足をすれば>>
特にICBMは男性自身の象徴であり(日本のどこぞのお祭りみたいな、、)
言えば権力者のマチズモ《男性誇示》表現です《故に独裁者や覇権国家に典型がある》、
悪く言えば(使用できない兵器だってのに)自己満足《誇示が目的》、
しかも管理維持にかなり高額のコストがかかるとも言われており、(使えない兵器なのに)限られた防衛予算を圧迫します(日本がケチな数の核兵器を保有しても前述のように言うほどの抑止力の保持にならない→むしろ既に保有しているミサイル防衛を徹底する方が効果的:特にレールガンなどの援用を期待します。)
※敵地攻撃能力としては、F35のステルス性だけでなく、戦闘機用の迎撃ミサイルの研究があり、これが実用化されると(自機を狙う対空ミサイルを迎撃するミサイル)F15でも無双状態で敵地内部に侵入し航続距離の及ぶ範囲が攻撃可能になるとも言われています。
個人的意見ですが日本の核武装論は愚策だと思ってます
2022年04月19日
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