経済経済だけで平和な時には政党としても選挙に勝った後は、大きく経済政策を失敗さえしなければ後はイメージ戦略でどうにかなる部分もありました。
特に日本の場合、事実上の自民永久政権みたいなことになってしまっているなか(本来これは特に村山内閣以来連立政権として組み換えに入ったんですが)、2大政党的な試みも『民主党』の失敗により瓦解しました。
組織政党という形も現代では衰退するトレンドにあり(公明党や労組影響下政党)
案外いくつかの弱小政党が自民との連立の中で政権の方向性を決める役割を演じていくかも知れません。
その背景に「自民党への信用性」って部分が鍵になるような気がします。
【自民党最大の強みであると同時に、最大の弱点でもある】
公約はともあれ、総裁選の結果によって「大きく保守に寄ってみたり、反対に親中政権かって方向にいってみたりでは安心して投票ができません」。かといって自民党党員になることで一票の価値を担保しようとするにも限界がある。
であるならば、次はどこが自民と連立するのか?
どこぞのキャスティングボード論じゃないですけど、今後増加しそうな弱小政党にも大きな意味がでてきます(自民の信用が下がれば更に弱小政党の議席数は増えますから)。
果たしてそこを自民党がどう考えているのかですが、危機感はあってもそこへのレスポンスが弱い政党ですから(よくいえば安定感がある)「わかっていても変われない」と思うんですよ。
「経験豊富で安定感があるのが特徴です」←ずっとこんな感じでいくのでしょう。
その時その時の選挙の争点となるような変化は「尖った弱小政党の勃興が担当していく」形。
そんな流れになるには、自公連立の解体が必要になるワケですが、
案外シビアなものだと思います。
「言うほどその組織票が強く無いなら切られる」運命です。
それがいつ始まるのかも目に見える形で推移していくでしょう。
(先日の参議院選挙比例得票数に対する公明党の危機感は大変なものらしいです)
先の話になると思いますが「それでいんじゃないのかな」と思います。
自民党への支持ってのが崩れる可能性(保守なの?リベラルなの?親中なの?)
2022年08月08日
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