私の政治姿勢は自称保守リベラルだと思っていますから、岸田政権にも大きな期待はもっておらず(大事な事ですかそれでも安倍首相は彼と友人だったのであり)、菅政権もどっこいどっこいなところあったワケで、「そこは織り込み済みの話」でしょう。
今驚いていたらどうかしています。
安倍首相は存命中にも「宏池会を許さない」とか発言していないワケで、
まだまだマスメディア情報に右往左往する有権者も少なくない日本で政治的にできることは限られているのです(保守系論者のみなさんが烈火のごとく怒ったところで何かが変わるとかありません)。
※河野太郎氏についても安倍政権で外相に起用されていたことを忘れてはいけません
■むしろ期待すべきは、フェイクニュースなメディアの一角が倒産とまでいかなくてもかなり弱体化しており、力を失うのも時間の問題であることです。
(いくら何でもコロナ以降の報道は酷すぎました)
なので「岸田政権ガー」とか『興奮』しなくても大丈夫ですよ。
期待値としては、ここが一番大きいように思います。
(※だいたい米国で起きていることは日本でも起きますから)
仮にトランプ第二次政権が何らかの陰謀で阻止されてもフロリダのデサンテス知事が大統領になるだけなので、何の問題もありませんし(安倍首相を首席補佐官代わりに使えないトランプ大統領にも心配なところありますから)、欧州含めグローバリズム左翼的な政治運動は退潮の方向にあります。
●更に補足すると、現代では東大などでも公務員キャリア志望は減っていると聞きます「財務省による支配の構造」も時間とともに崩れていくでしょう。
「安倍首相亡き後、自民党をとにかく勝たせる必要も無くなった」のですよ。
(言い換えると「あの自民党に期待するしかなかった」時代も終わる)
みなさんご存じのように自民党は本来利権分配が得意なリベラル政党であり(地方交付金分配党)、真面目に経済学や安全保障を考える議員や、党内保守勢力は必ずしも力を持っていたのではありません(そこを安倍首相がバランスとっていた)。
これで安心して必ずしも自民党に投票しなくてもよくなったのであって、
参政党に限らず、新たな保守政党が登場する可能性もあります。
●現状の自民党の状況から離党と言わなくても、選挙に負ける形で自民から離れていく元保守系議員は少なからず出てくる筈で、受け皿と言っては何ですが将来そういう動きも出てくるでしょう
●左翼政党が支持を失っていくのも既定路線です
↑
(何も慌てる要素はどこにも無いですって)
※大事なことですが、安倍晋三という稀代の政治家がいたからできた芸当で、あれだけ多くのリベラルというか親中親韓利権議員を抱える自民党に保守系政策の運用を期待し続けることはかなりのアクロバットであって(大統領制に近い離れ業)、同じことを現在の自民党に期待しても無理です。
結果袂を別れましたが、一部に批判の多い小泉改革による「経世会」潰し、
その前の小沢一郎選挙制度改革抜きに安倍第二次政権も無かったのであり、
時代が望む形で、安倍晋三にだけそれ(自民を引っ張ること)ができた。
バトンは次の世代に渡されたと考えるのが筋でしょう。
■日本は民主主義国ですから「そこは長い目でみていかないと」
中国の台湾侵攻が心配な方もいると思いますが、
岸田政権でも防衛予算は増額しており(不十分というご意見もあるでしょうけど、減少とかしてないですから)、パワーバランス的に人民解放軍も無理して事を進めるほどの根拠は無い筈です(台湾軍も強いですから)。
少なくとも海上自衛隊の潜水艦部隊が異例の優位性を保持できている今、日本の安全は大丈夫です。
※中国の経済も相当ヤバい状態になってきてますし(習近平首席の狙う優先順位は台湾侵攻では無く、自らの独裁政権維持に他ならない)、
私は岸田政権を見て「許せん」みたいに激怒することもありませんよw
だいたい予測の範囲内でしょ?
(むしろもっと左にブレるかと思いきや、意外や意外そうでもないと感じてます。)
保守系論者のみなさんが安倍首相亡き後、今やるべきことは、
民主政治の中で、冷静にきちっと保守系候補が国会で発言力を持てる政治体制を考えることじゃないでしょうか?
(小沢一郎がいた時代の政局みたいなのを期待してはいけませんよ《もう昔話ですって》)
●あのN国党ですら、NHK改革に対して一定の成果をあげており、
勢いをもった新党の台頭は十分インパクトのあることです。
(とにかく政治家のみなさん”票には敏感”ですからね)
勝てるとなれば乗ってくるのが議員の性ですww
保守系論者のみなさんも「まあ落ち着いて」(バタバタする局面でも無いと思いますよ)
2022年09月08日
この記事へのトラックバック