米『共和党』前評判ほどの大勝利とはいえない結果となりそうです
カナダ人ニュースさん(ニュース翻訳チャンネル)の分析によると
https://www.youtube.com/channel/UCtMcFmuTmrXpdTAMnr25xdA
「中絶禁止のデマ(最高裁の判決は州法に任せるで連邦政府が法律で判断しないの意)」これが結構効いて(『共和党』の福音派が余計な法案を出したなど)女性票の多くが『民主党』に流れたからということのようです。
勿論、今回も選挙に不正があっただろうことは事実と思いますが「そこは既に織り込み済み」の話しなので(『共和党』サイドもまた選挙後多数訴訟起こすだろうことも織り込み済み)、これは米有権者にとっても望まざる結果ということになります。
どういうことかと言うと、メディアなどの発表していた動向は(バイデン政権批判)そのまま世論を反映してた部分もあったワケで(左派メディアですら『民主党』を批判する姿勢が見え始めていた)、ある程度前評判の『共和党』の勝利を期待していただろうということです。
有権者は、『民主党』”選挙戦術”を踏まえて行動しますから(ここは『民主党』支持でも降りた方がいいなど)、それが十分とは言えなかったということです(インフレと治安の悪化はそれほど深刻)。
●これはある意味で、『民主党』にとって生き残りのチャンスですから(政策転換すればいい)、『共和党』との対立関係を調整してくる可能性もあるのですが(選挙前にゼレンスキーにロシアとの和平工作で交渉するよう指示したのも効いたと思います)、
さて、2024年にかけてどうなることやら。
依然としてトランプ大統領の返り咲きは”既定路線”なのですが、
米『民主党』がトンチンカンなグローバリズム政策を転換してくれるのが一番いいのですから(現在『民主党』内でもバイデンに再選に参加しないよう圧力がかかっている)、『共和党』が圧勝すれば解決する話ではありません(日本の民主党の大敗が必ずしも《憲法改正など》結果に直結しないのと同じです)。
●個人的には『共和党』圧勝で、日本の自民党のようになるのかなと思っていましたが(それはそれで面白そうだったのですが)、
どうやら違うようです(前述の通りでそれは勝利に違いあありませんがなかなか望んだ結果とはなりません)。今後は『民主党』の動向が鍵かもしれませんね。
※過去に渡りこれほど『民主党』の政策姿勢に批判が集まったことが無いからです。
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