半分冗談で「無駄に広い1DK」なんて言うこともありますが、
「意図的に効率重視で居室は6帖にしてるんだよ」と見ることもできます。
何故って、光熱費が安くなるからです(DK部分の居住性はアレになりますがそこは我慢で)。
1Rなんかの場合、昔話ですが問い合わせ顧客の方の友達の話で「先輩から外国人向けみたいなドーンと広い50u1Rの部屋が空くからお前どうだ」って話があったので喜んで契約したところ、「光熱費がトンデモで退去した奴いますよ」なんて話を聞いたこともあります。
本来外国人向けなそういうお部屋では、衣類などで調整して温度調整は控えめにって生活様式でいきますよって意味なりますから、日本の戸建て住居のお茶の間温度感覚でいくと大変なことになるのです。
逆説的には、1Rでも基準値の17uよりあえて狭い感じにしておけば(15uあればギリ4畳半ぐらいの居住空間取れます)あまり光熱費の心配もしなくていい。
うっかり大変なことになるのは、相場が安い地方の賃貸住宅かも知れません。
賃料が安いものだから、若い人が「最低でも1L」とかになってしまうと常に12帖前後の空間を(戸建てのお茶の間は意図して6帖だったりするワケで、、)お茶の間感覚で調整するとトンデモの光熱費になってしまいます。
最近は「ミニマリスト」すっかり知られた言葉になりましたが、
(サッカー選手がインタビューで僕もミニマリストなとこあるからなんて答えるぐらい)
私の学生時代は「4畳半一間が寝転がったまま全てに手が届くので便利なのだ」なんて言ってたぐらいです(当時はまぬけな電気ストーブ一台で過ごしていたかしら)。
retourのレポートで割と有名どころに「赤坂レジデンシャルホテル」なんてのありますが、意識的に狭い方の部屋を選べば12,3平米の部屋があったかな(調べたら13.8uですね)、この部屋はホテルがベースなので(ビラモデルナと同じ)所謂キッチンと洗濯機置場が無い腰高窓の部屋なので思うより体感も広いのですが、(専用コインランドリー常設みたいな)そういうコンセプトの部屋がもっとあってもいいと思います(キッチンレスにするのは極端ですけど)。
いよいよ寒くなってまいりましたね(広ければいいってものでもない)
2022年12月13日
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